ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2016年12月05日 | アメリカのサマーキャンプ
今朝のボストンは、雪景色でした。午後に入り雪が雨に変わりましたが、同じマサチューセッツ州のボーディングスクール留学中の生徒さんたちがいるキャンパスでは、雪が積もっているところ、雨と風が強くなっているところ、それぞれのようです。

本日も、今年の夏、日本からアメリカのサマーキャンプに参加されたお子さんと保護者の方のご感想をご紹介致します。同じキャンプに、小学4年生の弟さんと小学校6年生のお姉さんと二人揃って、3週間半のサマーキャンプに初めて参加されました。公立小学校に通う生徒さんたちで、英語のレッスンはアメリカ人の先生とゲームや遊びを通して会話力を養う塾に通っています。

日本で開催いたしました説明会にも2度ご家族そろって参加され、たまたまアメリカから日本を訪れていましたキャンプディレクターとも直接お話しいただける機会もありました。

(小学校4年生の弟さんの感想)
質問:アメリカのサマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: バスケットボール、セイリング、フィッシング、カヤッキング。アメリカの人は、すごくやさしくしてくれて、英語がわかりやすかった。アメリカの友だちがいっぱいできてうれしかった。

質問:アメリカのサマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 人を思いやれるようになった。おりがみのせつめいしょを見ただけで、おりがみをおれるってすごいな。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答: さんかしたい。アメリカの友だちに会いたいから。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

答: フィッシングとバスケットボールをふやしてほしい。

保護者の方のご感想は、追ってお姉さんの感想と一緒にご紹介いたします。

現地を訪問しました際に、このお子さんがまるでキャンプ全体のマスコット的な存在になっていることを知りました。どこからともなく、Kent!と声がかかります。お姉さんが二人いらっしゃる末っ子の男の子さんです。親御さんもとても心配されていましたが、現地ではとてもリラックスし、英語で言われていることがわからない時は、首をかしげて意思表示をし、意思疎通ができたときは大きな笑顔で頷いていたそうです。アメリカ人の子どもでも、この年齢で初めてキャンプに参加した子たちの中には、キャンプでの生活に慣れるまで時間がかかる場合があります。ホームシックもあります。そんな中、遠い日本からやってきて言葉もわからない中、常に前向きに新しい事にも果敢にチャレンジしている様子は、アメリカやその他国々からやってきていた子どもたちにとっても、大きな刺激となったそうです。年齢や経験に関係なく、度胸と愛嬌とチャレンジ精神がいかに大切なのか、このお子さんの健闘を拝見しながら、改めて考えました。この9才の夏の体験が、生涯忘れることの無い体験となったことは間違いないはずです。そして、この前向きなハッピーな体験を、今後彼がどのように展開していってくれるのか、とても楽しみです。



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