ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2015年09月24日 | アメリカのサマーキャンプ
暦の上では、昨日からオフィシャルに秋がスタートしました。ボストンでは、オフィスで仕事をしていることがもったいないぐらい、気持の良い秋晴れのお天気が続いています。

本日も、今年の夏にアメリカのサマーキャンプに参加された日本人のお子さんと保護者の方から寄せられました感想をご紹介いたします。このお嬢さんは、今年の夏初めて、アメリカのサマーキャンプに2週間参加しました。私立の女子校に通う10歳のお嬢さんで、お姉さまは他のサマープログラムに参加しました。学校での英語のお勉強のほかに、英語専門の塾で英語をお勉強中です。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: 5時間目のバナナボードがすごく楽しかったです。お食事も全部おいしかったです。Rope Swingがとてもどきどきしてたのしかったです。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 英語に少し自信がついた。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 絶対に参加したいです! 理由はたのしかったし、最高だからです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答: ありません!

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答: Water Activity全般がとても楽しかったようで、日本では経験できないようなダイナミックな遊びを何度も繰り返して行えたことが、印象的だったようです。Evening Programでも、ダンスして大さわぎしたことなど、自分を開放して、とことん弾けることができたという姿は、海外ならではの経験と思いました。カウンセラーが根気強く自分の英語に耳を傾けてくれた、と聞き、普段は接点のないような外国人の年長者と対話することで生まれた、信頼や憧れが娘をプラス思考に導いてくれたように思えます。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: 日本で英語を学習し始めて2年目で、丁度英語に一番行き詰っている時期での参加となりました。Reading, Listeningは、何とか座学で身につけて参りましたが、対話となると語学力以上にコミュニケーション能力の差もあり、初めは苦労していたようでした。それでも持ち前のバイタリティーで殻を破って、積極的に海外の友人と接するようになり、娘なりに言葉の壁に挑んだ2週間は、語学力以上のものを身につけて帰ってきたと思います。「自分は周りの外国人のように上手には話せなかったけど、でも、友達はみんな優しくて一緒に遊んでくれた」と話しています。小さい頃から、国境を作らずに誰とでも仲良くコミュニケーションをとれる国際性を身につけることこそ、国内キャンプでは決して身につけられない最大の要素だと感じました。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 人気のアクティビティに参加するのは至難の業だと聞きました。くじ引きなので平等なのだと思いますが、もう少し、人気のアクティビティに参加できるチャンスがもう少し広がると良いな、と思いました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: Campの申込みから子供たちの帰国に至るまで、親切丁寧にアテンド下さり、感謝しております。日米の時差や、参加者の人数の多さなどから、Tammyさんのご負担が大きくなりすぎていないかが心配なほどですが、お蔭様で子ども達を安心して送り出すことができました。実際に遠くのキャンプまで足を運んで下さり、子ども達も、日本にいる私たちも、更に細かく状況を知ることができ、有難いです。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

キャンプ現地を訪問した際は、ちょうど休憩の時間で、このお嬢さんはキャビンのベッドで手芸のプロジェクトに取り組んでいるところでした。初めての参加にもかかわらず、困ったことも無く、楽しんでいます、と笑顔で言ってくれたことが印象的でした。同じキャビンのアメリカ人のお友達が、「英語も上手なのよ!」と私に伝えに来てくれて、一緒にお写真を撮りました。来年も、サマーキャンプへ参加されることが決まっています。来年は、どんなことにチャレンジしてくれるのか? どんなことを考えてくれるのか? まだ小学生のお嬢さんですが、将来がとっても楽しみなお嬢さんです。


最新の画像もっと見る