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アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマープログラム参加後のご感想

2015年10月01日 | アメリカのサマーキャンプ
今日から10月です。ボストンでは、紅葉も始まりました。

ちょうど1年前に、サマーキャンプ参加後の感想をご紹介しました生徒さんに関する記事を懐かしく読み返しました。今年は、サマーキャンプとサマースクールを組み合わせた内容のサマープログラムに参加しました。参加にあたり、スカイプで英会話のインタビューを受け、基本的な会話力、理解力があることを示す必要のあるプログラムです。
中学3年生の途中ですが、9月からの高校留学も決まっていましたので、大学のキャンパスの寮で生活する体験も、彼にとってはウォームアップとなりました。

質問:このサマープログラムに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答; 船上ダンスパーティーが、このプログラムで一番楽しいイベントでした。船の上で食事をしたり、踊ったりできます。専門のDJもいて、男女楽しく踊ることができます。このプログラムの良いところは、人数や規模が大きいだけに、寮の部屋や携帯電話のことまで、しっかりと統制が取れているところです。

質問:プログラムに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気づいたこと、そして考えたこと。
答: 自分から飛び込まないと、チャンスはつかめないってこと。様々なことに挑戦しないと、良いことは何も起きないこと。積極的にアクティビティなどに参加しないと、良い友達はできないこと。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 来年はMedicalにフォーカスしたプログラムがいいです。今年のプログラム参加で気合いが入りました。

質問:今年参加したプログラムに、何かリクエストはありますか?
答: このプログラムに参加したことは、非常に良い経験でした。リクエストはないほど、完璧でした。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答: 本プログラムは、毎日写真がアップされていたのですが、船の上でのパーティーやその他イベントは、日本にいては体験できない開放的な雰囲気で、外国にいるんだなーと感じました。実際、本人もとても印象深かったようです。

質問:お子さんをアメリカのサマープログラムに参加させてみて、プラスになったこと。またその他お気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: アメリカへの高校進学が決まっていたので、今回のプログラムに参加することは、学校生活を送ってみて練習する、という大きな意味もありました。生活ももちろんですが、授業のやり方、学び方、同室の子との接し方など、感じる事が多かったようです。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答:

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: いつも子供に最適なチョイスをありがとうございます。親子共々、Kimさんに相談しながらボストンでの生活を送っていきたい、と思っております。よろしくお願いいたします。

サマープログラム終了後、この生徒さんはいったん帰国し、その後8月末から高校留学をスタートしました。生徒さん、お母さまと出かけた入寮前の備品のショッピングは、ちょうどボストン周辺の大学に入学する生徒さんたちの買い物の時期にもあたり、大変な騒ぎでしたが、今となっては良い思い出です。
入寮時には、寮のお部屋のルームメイトの生徒さん、そのご両親、そしてアドバイザーの先生、校長先生などにもご挨拶をしてまいりました。始終暖かい雰囲気で、大事なお子さんを託す保護者の方も、心から安心されたことが、何よりでした。

サマープログラムについては、お子さんの年齢やバックグランド、これまでの経験、英語力などを見極めたうえで、そのタイミングに合ったプログラムを選択することが、とても大事なことだと考えております。
この生徒さんにとっては、昨年のサマーキャンプ参加の体験があってこそ、今年のサマープログラムも楽しめる結果となり、そして高校留学についても良いスタートが切れたのだと思います。

ファーストネームで先生と生徒が呼び合ったり、教科によっては授業が90分あったり、お天気の良い日は教室を飛び出して芝生の上での授業となったり、日本の学校では考えられないことがたくさんある、とても革新的なタイプの学校に進学しました。多感で、一番刺激を受けやすいティーンのころに、個性豊かな生徒たち、先生たちに囲まれて学び、寮生活を送りながら、結果的に自分をよく見つめ、将来どんな夢を持ってくれるのか、とても楽しみな生徒さんです。これから4年間、ボストンで見守っていけることを、とても光栄に思っております。






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