茂木日誌

茂木の日誌

お客様のブログに救われました

2020-06-17 20:04:03 | 農業体験
 この春のコロナ騒動で山形交響楽団はしばらくお休みでした

 お休みの間は、自宅で練習をするかたわら、自宅の庭木の手入れや家庭菜園の拡大を行っておりました

 ある日、敷地の入り口にある松のもみあげを行っていたところ、隣組の長老(専業農家の方)からお声がかかり

 「茂木さん、ちょっと手伝ってくれませんか。早朝だけでも良いので」

 この時期だからさくらんぼかしら、と思っていたところ、どうやらその様子

 朝5時からでさくらんぼのもぎ取りなら、楽器を弾く日常のかたわらでお手伝い出来そうでしたので、お手伝いすることにいたしました

 で、実際に現場へ行ってみると、そこには鬱蒼としたジャングルのような景色が

 実は、長老はしばらく入院されていた時期があったため、色付け前の新梢剪定が残っていたのでした

 さくらんぼの木の剪定、、、

 これは、いきなりディープな領域の作業なのでは。。。

 「庭木の剪定もしっかりなさる茂木さんなら大丈夫だと思って、、、」との長老のお言葉に、事態の重要度を理解します

 とっさに脳内を激しく検索した結果、ひとつ思い出しました

 山形交響楽団や山形Qの演奏会に来てくださるお客様が、ブログに書かれていた記事でした

 「新梢は養分の吸い上げに関わるので、選別し残すものもある」との内容でした

 窮地に降ろされた蜘蛛の糸

 おそらくその記事を読んでいなかったら、まともに作業を行うことができなかったと思われます

 お客様の書かれた記事を念頭に長老のお話を聴き、無事に指示を理解することが出来、その後数日のお手伝いを果たすことができました

 学生オケで突然ヴィオラを持たされたヴァイオリン奏者の気持ちがわかりました。。。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする