正解の見つけ方

正解を見つけるのが難しいのは世の常
演奏家にとっての正解探しも難しいものがたくさん
自分の知識や経験の中で答えが見つかる場合もあれば、
仲間の演奏から見つける場合も多い

物事を正解という名の終止符で閉じるよりも
現状より良い選択肢を探し続け見つけられる耳、知識、思考、観察力を求める事が正解
自分の音色や演奏を自分の耳で変え続ける辛抱強さが正解
変化を失わない事が大切な事です

かつて師匠が教えてくれました
観察して盗めないとダメ、でも少しだけ観察して簡単に盗めるものは怖い

いつも考えながら過ごしています

他人の意見を否定するだけでは良い意見を逃す
他人の意見を肯定するだけでは思考力を失う
自分を否定するだけでは気を病む
自分を肯定しかしなければ垢がたまる
初めての事を怖れるばかりで自分の可能性を失ったり
初めての事を取り入れるばかりで自分の道を見失ったり
強気が過ぎても弱気が過ぎても不具合が起きる

強い心を持ち自分にも他人にもすべてに優しく過ごしながら音楽を探すのが、難しくて、大切

寄り道、回り道

年内のオーケストラ業務とクァルテットのリハーサルを終えた私は横道に走り
大学院の同級生と会い二重奏のリハーサルを行いました
オーケストラとクァルテット以外の事に大きく労力を費やそうというのは、初めてです
今回、何年間も考え続けた疑問をほぐすべく、思案を終え行動を起こすことにしました
これから、少し気長な企画を始める事に致します
詳細は後日

リハーサル納め

オーケストラの業務が終了すると、クァルテットのリハーサルを行って一年を終えるのが恒例
一年の雑念を洗い落としに集い、、、、
そんなはずない
好きでやっているクァルテットで一年を終えようというだけの事
それぞれのメンバーの家族から理解を得て（いると信じつつ）コミセンに集まりました
ただの重篤な中毒
きっと来年も同じような調子でしょう
来年も懲りずに四重奏を続けてまいります

大掃除みたいな

間近で聴くピッコロの音が好きなんです

ピーンと頭の奥まで突き抜けるような音が
頭の中に溜まってこびりついた雑念が払い落とされる様な

年末最後の仕事に第九を演奏して
終楽章の最後の部分でピッコロが鳴り響いて
脳みそに蓄積した煩悩を落として一年の仕事を終える気分

今年も、今日の第九を演奏して山形交響楽団の業務はひと段落
同僚のピッコロで心を洗ってきます

初めてのお使い

毎年この時期には、妻が子連れで帰省して地元で仕事をして、私は山形の自宅で一人気ままに暮らしていたものです
今年は風向きが変わり、一家3人揃って山形で過ごすことになり
これは子供が生まれてから初めての事
こうなると、時期的に、父親としてやらねばならぬ仕事が生じてくる訳です
白髭赤服の怪人に粗品を発注する役を仰せつかり
あちこちから情報収集をしてこれぞという物を定め、白髭赤服怪人に交渉。。。。。
あとは怪人がやってくることを祈るばかり

完了！！

頼まれていたエンドピン作製が熱処理まで無事に終わりました
今までの人生で一番たくさんのエンドピンを造った年になりました
今年はもう造りません。。。

発見

ネコに眉毛があることを子供が教えてくれました
眺めるほどに、笑いがジワジワと湧いてきます

思い出に残るね

妻がレッスンをしている時の事
自分の子供がパニックになっているのを初めて見ました
正確には、自分でどうする事も出来なくなり、パニックになって助けを求めてきたのが初めての事で
いつもは密かに淡々と悪戯を遂行するのみの人なのです
隣室でレッスンが行われているからか、やおら近くに寄って来て声を潜め
「お父さん！！おとうさんっ！！！●しが★＃＄＆：な⊆〓くなっちゃった〜〜〜！！！（泣）」
はぁっ？？！
あぁ、「石が」。。。
「はなに入って取れなくなった」という事ですね
どれ、と覗き込むと、確かに随分奥に入っている
君、親父に見つかる前になんとか自分で取り出そうと、指を突っ込んで一番奥まで入れてしまったね？
どうやら
優しいお母さんはレッスン中⇒自分では取り出せなかった⇒父に頼むと色々言われる⇒でも取れない⇒パニック
かなり焦っておられた様子
その場ですぐに取り出してあげましたよ
つくづく、自分に似てバカなことするなぁ〜〜と感心しました
鼻でよかったね
耳には入れるなよ！！！

あゆーむ

本日の山形交響楽団は、白鷹でのあゆーむコンサートでした

会場となったは、白鷹町文化交流センターＡＹＵ：Ｍ
このホール、低弦が鳴らしやすい
山形Qで演奏した時にも感じたのですが、チェリストはかなり楽に演奏しても十分に音が響きます
会場の大きさから、室内楽の演奏会にも適しています
ＡＹＵ：Ｍで演奏するたび、四重奏でもまたここで演奏したいなと思います
とても素敵なホールなのです

ジンクス

明日は白鷹公演
毎年、山形交響楽団が白鷹公演にうかがう頃は雪が降る
例外の年もありましたが、ジンクスのように雪が降る場合が多いです
楽団員に雪男雪女がいるのでしょうか
今年も雪になりました
明日の通勤は、安全運転で！！

宿題

ネットで手配した宿題の本が届きました
山形Q用の学習です
思っていたよりも立派な本が何冊も届きました
当分の間、読み物に困らない

凍りましたね

今年最後の県外での演奏をしに福島県本宮市へ行ってきました
今シーズン初の圧雪＆凍結の路面が、しばらくぶりの緊張感を思い出させます
案の定、米沢では仰向けになっている乗用車などが
夕方の帰りの峠道でも日陰はすでに凍っていましたし、日中晴れていても油断ができない季節になりました
これからの時期、カーブでは速度を一段ひかえて、急坂や急カーブの手前では夏場よりギアを一段落して、
慎重な運転で毎日を帰宅まで無事に過ごせるように心がけます

越冬へ

庭の菜っ葉が雪の下へと隠れつつあります
さようなら
また会う日まで
出来ることならば
次の春までさようなら
美味しくなれよ〜

時報が？？？

テレビが無くなったので、情報はラジオから仕入れます
家にいる時は、パソコンをネットラジオにつないで
今日もNHKのネットラジオ らじる★らじるを聴いていました
ふと、正時の時報が加工されている事に気がつきました
ボツボツというノイズの様な音で、非常に聞き取りづらい

なぜその様な事になっているのか調べてみると、らじる★らじるのウェブサイトに答えがありました
https://www3.nhk.or.jp/netradio/about.html
説明によると、実際の放送より数秒〜数十秒の遅延が生じるため時報と緊急地震速報を無音化している、との事
無音化された時報の跡に残るノイズを何も知らずに初めて聴くと、パソコンが壊れたのかと思いました

子供の世界

うちの子供が通う幼稚園へ行き、12月のお誕生会で夫婦で演奏をしてきました
今まで、幼稚園での子供の様子を見る事が無かったので、演奏しつつ観察しつつのひと時に

年上の子が年下の子の面倒をみる仕組みなので、どうやら座っている位置も老若（？）まぜこぜ
和やかでくつろいだ、良い雰囲気の幼稚園でした

肝心の自分の子供に目をやると、「あなたそんなにマイペースで大丈夫なの？！」と言いたくなります
まぁ、あれは自分の分身なのだから仕方が無いね、と言えばそれまで
でも、あと５ヶ月もしたらあれが年下の子の面倒をみるのかと思うと、多少心配になります
こんな時は、どこの親御さんも同じ気分なのでしょうか
とにかく、ジタバタしても始まらない
あれは私の分身なのですから

次は、教室で過ごす日常の様子を見に行きたいものです