昨日の午後の飛行機で帰町しましたが、午前中時間があったので、目黒雅叙園に寄って和キルト展を見てきました。
目黒雅叙園はその豪華な内装が有名で、石川県出身の実業家、細川力蔵が昭和6年から12年の歳月と莫大な費用(たぶん)をかけて建てた、絢爛豪華な料亭で都の有形文化財に指定されています。
結婚式場としても有名で、花嫁さんの憧れの式場となっているようです。
初めて見ましたが、内部の豪華さに目を奪われました。上の写真はトイレの入り口と内部ですが、螺鈿(らでん)の細工を施したりしており、他のスペースの豪華さは推して知るべしです。
もう一つ、最近雅叙園を有名にしたのが、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の舞台となった百段階段で、この階段の右側に一つ一つの部屋が配置されており、どの部屋も有名作家による天井画や浮彫りの彫刻など豪華な装飾に埋め尽くされていました。
展示されている和のキルトも、どれも素晴らしいものばかりで、多くの鑑賞者(ほとんどが女性)で賑わっていました。いい目の保養をしてきました。