昨日から9月議会が始まり、行政報告を行いましたので要点をお知らせします。
1、農業関係〜水稲は出穂が平年より早く刈り取りも早まると予想される。米の需給緩和により民間在庫が適正水準を超過する見通しで、米の概算金など価格動向を注視していく。スイカは猛暑の影響もあり前年比3割増の販売額になった。きゅうり、トマトは雪害の影響で2〜3割減の販売額。花きはお盆需要などもあり販売額が増えている。子牛価格は8月に高騰している。
2、パイプハウスの復旧状況〜補助事業の申請者199名、申請棟数327棟に上り、約7割の方が復旧を終えている。
3、ツキノワグマの被害状況〜38件の出没情報があり、スイカ圃場で被害が発生して4頭を捕獲、駆除した。電気柵購入補助や誘因樹木の伐採費用補助を行っており、2年間限定で集中的な被害対策を講じている。
4、西馬音内盆踊り〜新型コロナ対応で8月16日の一夜限り、無観客で開催された。参加者は町内に限定し感染症対策を徹底して実施した。ライブ中継で配信して、一晩で14000人以上の視聴があった。同日、かがり火広場でパラリンピック聖火の採火式が行われ、全国の火と統合され大会期間中灯された。
5、コロナワクチン接種状況〜65歳以上の接種は7月中に終え、基礎疾患のある優先接種は773人の申し込みで接種した。町独自の対応で保育所、学校、福祉施設の職員にも優先接種を行い366人に接種している。12歳以上の小6と中学生には、小児科医を派遣していただき10月中の日曜日に2回接種を行う。9月3日現在、65歳以上の87、7%が1回目、85、4%が2回目の接種を終えた。65歳未満の48、4%が1回目、30、2%が2回目の接種を終えている。集団接種終了後の接種は羽後病院と協議中で、決まり次第お知らせする。