「3週間ぶりに、口、開きました」
世の中広しと言えど、こんなセリフを言える人は、なかなかいないだろうね
今日、大阪は中之島にある某病院に通院し、ついに、歓喜の瞬間を迎えたのだ
口を完全に塞いでいたワイヤーが外されて、3週間ぶりに口がオープン
まぁ、オープンと言っても完全に外れるワケではなく、完全固定のワイヤーから食事時のみ取り外し可のゴムへと移行しました(食事時以外は、今までどおり口が閉じられたまま
)
言うなれば、監禁から軟禁みたいな感じかな
しかし、ゴハンが食べられるのだ
こんなにウレシイことはないね
ただ、食事を取れると言っても、3週間も顎を固定した状態だったので、筋力の低下もあるし、噛み合わせが変わっている違和感もあるし、液体から急にしっかりした固形物ものを食べると胃がビックりするなどの理由から、流動食よりちょっとマシな感じのトコロから少しずつ食べるようにとのお達し
それでも、「食事を取れることは大きい」と浮かれながら帰宅。ホント、嬉しすぎて終始笑っていたような気が、、、マスクをしているから目だけ笑っている状態だったかも
帰りに、何なら食べられるだろうと、喜び勇んでスーパーへ。いろいろと目を光らせた結果、麺類はいけるんじゃないか?とそばとうどんを購入。ついでにシュークリームも食べられるだろうと、いや、どちらかというと食べたいと思って購入
そして、昼ごはんにそばを食べてみると、、、これがまだまだガッちゃんの予想が甘かった
ゴムを外したものの、ほとんど口は開かず
3週間も口を閉じているとこうまで動かなくなるのか?というくらい開かない1cm開くくらいかな、、、
そばを噛むのすらタイヘンだし、うまいこと啜れないのだよね
シュークリームも食べてみたけれど、正直、噛むことが痛いので、かぶりつくことなんてのは到底不可能皮だけ少しずつちぎってチビチビ食べ、中のクリームを吸う感じでなんとか完食
自分の顎だけど、自分の顎でない感覚、、、
ちょっとずつ食事を再開させていくなかで、新たな正しい噛み合わせを自分のモノにしていかないとだね。まさに、これからがスタート。本番と言っていいのかもしれないね