あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

リハビリ職の同行・アドバイスの3ケース義務化について(アンケート結果報告③)

2020年09月13日 | 介護保険制度
本日はアンケート報告第3回目です。

1回目、2回目は以下のページをぜひご参照ください。

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予防マネジメント・予防プランの再委託の「加算」について(アンケート報告①) - あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

大東市では地域包括支援センターが予防マネジメント・予防プランをほぼ100%に近い数で受け持っていました。2020年3月から予防マネジメント・...

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予防マネジメント・予防プランを担当しないケアマネージャーに対する要介護1・2のケアプラン点検について(アンケート結果報告②) - あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

アンケート結果報告の続きです。前回の記事はこちらOGPイメージ予防マネジメント・予防プランの再委託の「加算」について(アンケート報告①)-あ...

予防マネジメント・予防プランを担当しないケアマネージャーに対する要介護1・2のケアプラン点検について(アンケート結果報告②) - あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

 



3 予防マネジメントへのリハビリ専門職同行アドバイス

 予防マネジメント・予防プランの契約にあたって大東市は「3ケースはリハビリ専門職が同行しアドバイスを行う」と条件をつけています。
これについてのケアマネジャーの意見は、「どちらともいえない」が21人(44.7%)で最も多く、「賛同できない」は18人(38.3%)、「賛同できる」は6人(12.8%)にとどまりました。


リハビリ職の同行・アドバイスの3ケース義務化への意見




【記載された意見】

意見①「賛同できる」に記載された「ひとこと」

時間調整は難しいが、専門職に同行して頂きアドバイスをして下さるのはありがたい。3ケースだけでなく必要ならばアドバイスをいただきたい。

専門職の方の意見を聞けることができるのでとても良いことだと思います。

実際にご本人に合って状態を見ていただけるので良いと思います

アドバイスは必要と思いますので、状況に応じては必要かと思います


意見②「どちらともいえない」に記載された「ひとこと」

アドバイスはありがたいが、リハ職の部分でサービス利用までの時間が長くかかるのでは。

リハビリが必要な方の場合は賛同できますが、全く関係のない場合には不要ではないでしょうか?リハビリ専門職についても指定の事業所のみという点にも賛同できません。

PTさんの声かけ一つかと思う。現状のADLを維持するのに必要と思われるサービスを終了もしくはサービス導入にならないケースもある。

リハビリ専門職の意見も大切(有効)だが、日程調整に専門職の都合が優先されるのは利用者家族にとってどうか。

いまのところ予防プランを持っていないため

リハ職の方に見てもらうのは必要だと思うが、リハ職ありきのプランはおかしい。

専門職の方が来られる日程も人により遅い所もあり、こまります。相手は高齢者です。できるだけ迅速に動かなければならないのに、専門職をさがすのに時間がかかります。

専門職の目で見る時にケアマネ必要ですか。へんな情報が入り左右されませんか。

ケアマネージャーの立場からはアドバイスをもらえるのでありがたいが、利用者にとっては“そんな事をするならいいや…”という気持ちになり、サービスを受ける機会を奪っているように思う。利用者にサービスを断らせる為の対応か?と疑う事もある。

必要性の評価の意味としては同行も必要

専門職に評価してもらう事は意義があると思うが、予防プランが通らなければサービス導入開始ができない事には疑問を感じます。

どうしてリハビリ職なのか?それなら初回は全て、リハビリ専門職の方が判断して、サービスが必要ならケアマネにふればいいと思う。

リハ職によるアセスメントは学ぶことも多く良いとも思うが、日程調整など業務が増える。

うまくアドバイスをしてくれるPTなら良い。PTのレベルの差がありすぎるのは問題。

必用なサービスを決定してくれることや意見を頂けることは良いと思うが、セラピストが足りなくて大変と聞く


意見③「賛同できない」に記載された「ひとこと」

調整に時間がかかり利用者を待たせることになる。

一見のリハ職に何もできないくらい公金の無駄になると思います。包括のプランナーとリハ職さんで改善の実績を示してもらえたら納得します。

無料でアドバイスが受けられるのはありがたいが、ケアマネのプランニングを信用して欲しい。ケアマネが困った時に読んだ時だけ来て欲しい。

もっとスムーズにサービス開始できないのでしょうか。利用者本位のサービスなら必要と思える時、必要とする時に、すぐサービスを入れるべきでしょう。あまりにも机上の、それもあまりにも元気でまっせ体操に結びつけすぎます。

大東市はリハ職が全てだと思っているようですが、それならリハ職がケアマネをすればいい。

利用者本位、利用者の希望、寄り添うケアプランが大東市のマニュアルプランでなければならない

リハビリ専門職の意見が絶対となれば、考え方に偏りが発生する。

特にリハビリ専門職の同行は無かった。同行すればサービスを強要される気がする。

マネジメント、プランとは専門職が意見を出し合い構築していくものだとおもっている。3ケースだけのアドバイス?とは良くわからない

利用者ごとに考えがあると思います。必ずリハ職が同行するのは介護保険の位置づけにはズレがあります。

アドバイスというより筋書きは決まっていますものね。そんなやり方にはとても賛同などできたものではありませんから

リハビリ職が皆、同じ方向、目的を見ているのか疑問です。個々人の思いで意見する可能性もある中で、どの様な教育されているのか不安です。

目的が不明瞭


意見④「その他」に記載された「ひとこと」

リハビリ専門職のアドバイスで契約できる・できないが決まる?

PTが全てではないと思う。義務化して得られる効果の説明がほしい。義務違反になれば罰則、命令。指導まで考え義務化されているのでしょうか。


予防プラン・予防マネジメントを作成する際にリハビリ職の同行・アドバイスを位置付けている大東市。

大東市はケアマネージャーは予防プランの経験がないためと説明しますが、何年も毎月、出席を義務化したようなケアマネ研修会を開催してきたものは何だったのでしょうか。

もっとケアマネージャーを信頼し、利用者本位のケアプランが作れるようにするべきです。

また、リハビリ職が同行する日程調整もケアマネにとっては負担となっていることや、サービス開始までに余計に時間がかかっている実態なども告発されています。

大東市は今の現状を認識し、すぐに改善をすべきです。



次回、アンケート報告最終回です。
ケアマネの本音が沢山書かれた自由記載欄をご紹介します。



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