大東市の市庁舎建て替えに関する特別委員会の第3回目が開催されました。
今回は、行政側の参加はなく、
「特別委員会で、議会としての意見・方向性をまとめて決議したい」という委員長の意向のもと開催されました。
市庁舎を移転するなど位置については、議員の3分の2の賛成が必要になり、ハードルが高いものになっています。
そのため、場所についてある程度の絞り込み(議員の意思)をまとめてくれた方が、やりやすい…という、行政の本音があります。これについては、分からなくもありません。研究費やその労力はとても大きい物となるだろうからです。案ですので、概算ではなく、しっかりと根拠も持ったコストまで出してもらわなければいけないからです。
以下、全てではありませんが、出た意見を列記します。
議員
①現地案 ②現地+田んぼ ③末広公園 など、何案か対比できる案を出してもらわないと、それぞれの良し悪しが分かりにくい。
議員
耐震化の案も出ているが、診断から12年、状況も変わっているのではないか。
議員
障害者・介護などの窓口が現在は西別館2階になっており市民の方に分かりにくく、使いにくい状態になっている。その原因は狭隘化にある。耐震化だけではこれは解決できないのではないか。
議員
100%公共地での建て替え案も検討の中に含んでいただきたい。
議員
もし、現地案でなく移転案とする場合、現地をどう活用するのかも一緒に付けてもらわないと判断できない。歴史ある現地をどこか民間に渡してしまうことにはゾッとする。
議員
特別委員会の中で意見を一つに集約していく事には無理がある。色んな考え方があるし、その考え方をこの委員会でたたかわせる事もどうかと思う。
議会として行政が出してきた案を審議することが必要。
議員
前回、消防跡地案が否決され、ゼロベースとされたが、そのゼロベースとはどこまでなのか。議会として認識を一致させておいた方が良い。場所だけのゼロベースなのか、それともPFIなどの手法も含めた物なのか。
議員
手法も含め、整備計画案すべてを含んだゼロベースだと認識している。
私が述べた意見(発言回数は2回ですが、意見を一つに要約しました)
まず、特別委員会で意見を集約していくという事は、いろんな意見がある中で、難しいのではないかと感じています。比較検討する材料を提供してもらうことには賛同します。
日本共産党議員団が前回(2019年9月)の消防跡地案を反対した理由は3つありました。
1点目は消防跡地は防災拠点としてはふさわしくない
2点目としてPFI手法についてイギリスやヨーロッパの会計監査が4割ほど割高になると勧告していることもありPFI手法について問題が多い事
3点目として複合化についてのリスクや、市役所が移転するからと言って地域の活性化につながる根拠がない事
以上3点を反対理由として述べました。
これについては、場所がどこになろうとも一貫性のある判断をしていくものとなります。
ただ、移転案についてはどの場所になろうとも、地域的に不便になるという利便性についての意見が出ること、また、コストがかかってくることなどが大きな課題となります。
具体的には本日末広案についても意見が出ていましたが、思い浮かぶ南北道路は今でも混雑している道路ばかりです。また、市役所の利用について、徒歩・自転車・車で利用する方が多いアンケート結果を見ても、交通の利便性はとても大きな課題となります。研究費と労力を考えれば、末広公園案は無駄になる可能性が高いのではないかと思う。
現地での耐震リフォーム又は、視察をした埼玉県吉川市の事例のように省エネ、低コストで現地で建替えを行うなどが望ましいのではないでしょうか。
次回の特別委員会の開催について
行政側の検討を待って、9月議会が終わってからの開催が望ましいのではないかという意見が出されて終わりました。
今回は、行政側の参加はなく、
「特別委員会で、議会としての意見・方向性をまとめて決議したい」という委員長の意向のもと開催されました。
市庁舎を移転するなど位置については、議員の3分の2の賛成が必要になり、ハードルが高いものになっています。
そのため、場所についてある程度の絞り込み(議員の意思)をまとめてくれた方が、やりやすい…という、行政の本音があります。これについては、分からなくもありません。研究費やその労力はとても大きい物となるだろうからです。案ですので、概算ではなく、しっかりと根拠も持ったコストまで出してもらわなければいけないからです。
以下、全てではありませんが、出た意見を列記します。
議員
①現地案 ②現地+田んぼ ③末広公園 など、何案か対比できる案を出してもらわないと、それぞれの良し悪しが分かりにくい。
議員
耐震化の案も出ているが、診断から12年、状況も変わっているのではないか。
議員
障害者・介護などの窓口が現在は西別館2階になっており市民の方に分かりにくく、使いにくい状態になっている。その原因は狭隘化にある。耐震化だけではこれは解決できないのではないか。
議員
100%公共地での建て替え案も検討の中に含んでいただきたい。
議員
もし、現地案でなく移転案とする場合、現地をどう活用するのかも一緒に付けてもらわないと判断できない。歴史ある現地をどこか民間に渡してしまうことにはゾッとする。
議員
特別委員会の中で意見を一つに集約していく事には無理がある。色んな考え方があるし、その考え方をこの委員会でたたかわせる事もどうかと思う。
議会として行政が出してきた案を審議することが必要。
議員
前回、消防跡地案が否決され、ゼロベースとされたが、そのゼロベースとはどこまでなのか。議会として認識を一致させておいた方が良い。場所だけのゼロベースなのか、それともPFIなどの手法も含めた物なのか。
議員
手法も含め、整備計画案すべてを含んだゼロベースだと認識している。
私が述べた意見(発言回数は2回ですが、意見を一つに要約しました)
まず、特別委員会で意見を集約していくという事は、いろんな意見がある中で、難しいのではないかと感じています。比較検討する材料を提供してもらうことには賛同します。
日本共産党議員団が前回(2019年9月)の消防跡地案を反対した理由は3つありました。
1点目は消防跡地は防災拠点としてはふさわしくない
2点目としてPFI手法についてイギリスやヨーロッパの会計監査が4割ほど割高になると勧告していることもありPFI手法について問題が多い事
3点目として複合化についてのリスクや、市役所が移転するからと言って地域の活性化につながる根拠がない事
以上3点を反対理由として述べました。
これについては、場所がどこになろうとも一貫性のある判断をしていくものとなります。
ただ、移転案についてはどの場所になろうとも、地域的に不便になるという利便性についての意見が出ること、また、コストがかかってくることなどが大きな課題となります。
具体的には本日末広案についても意見が出ていましたが、思い浮かぶ南北道路は今でも混雑している道路ばかりです。また、市役所の利用について、徒歩・自転車・車で利用する方が多いアンケート結果を見ても、交通の利便性はとても大きな課題となります。研究費と労力を考えれば、末広公園案は無駄になる可能性が高いのではないかと思う。
現地での耐震リフォーム又は、視察をした埼玉県吉川市の事例のように省エネ、低コストで現地で建替えを行うなどが望ましいのではないでしょうか。
次回の特別委員会の開催について
行政側の検討を待って、9月議会が終わってからの開催が望ましいのではないかという意見が出されて終わりました。