あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

火の用心 夜警

2019年12月30日 | 日記
今年も夜警に参加させて頂きました。

地域を隅々まで歩くので、地域がよく分かるし、交流にもなるし、運動にもなります。

27日は地元の錦町会
この日は東坂市長や四条畷警察署長も全自治区を回って激励されていました。錦町会にも21時20分ごろ来られました。
新しい署長さんに変わられたということで、詐欺が激減したとの功労が紹介されていました。




27日には第3分団 消防団にも伺いました。
こちらは伝統の瓦を使った焼肉。

先日は北条神社の神主さんの自宅建て替えの時に立派な瓦をたくさん頂いたそうです。何十年か分、瓦焼きできそうとの事です(笑)

すっごい美味しいんですよ

昨年は災害や火災が多く、年末の夜警中にも出動が多かったのですが、今年は北条7丁目の火災が一件あったのみで比較的落ち着いていると話されていました。


28日はお馴染み北条第3自治区へ。
北条地域は急な坂が多く大変なんですよ。でも、皆さんお元気です!スタスタ登って行かれます。
温かいおぜんざいを頂きました☺️


29日は明美の里町会へ。
こちらは飲まれる方が多く、賑やかですね

3日間、ありがとうございました😊
良いお年をお迎えください。



2020年に狙われている介護保険制度「4つの改悪」

2019年12月19日 | 介護保険制度
12月13日寝屋川市で大阪社保協北河内ブロックの介護学習会が行われました。

講師は大阪社会保障推進協議会事務局長の寺内順子さんでした。

学習会の中で、介護保険制度「4つの改悪」が狙われていることが報告されました。

今日のブログはその「4つの大改悪」についてまとめました。



ケアプランの有料化

ケアプランを有料化することで、危惧される事がケアマネからたくさん出されている。

加算もいれるとプランを立てるだけ(相談するだけ)で、月1500円~1800円かかる。

低所得者世帯にとったら1800円は1カ月の米代になる。

相談する人が減ることが予測され、介護の入り口にも立てず、手遅れになってから発見されるケースが増え可能性がある。

そして、相談事業が利用者との間で対等に話ができていたものが、料金を請求するという構図を作ると、「過剰要求も増えるだろう。」と、ケアマネも心配している。

今でも任意で病院の付き添いや役所など申請の代行などもケアマネがやっているケースが多い。

料金の請求業務も!多大な負担となる。



2割3割負担拡大

介護利用料が2倍、3倍になればサービスを削らざるを得ない人が増えるだろう。

また、施設などに入所して食事代などの減免を受けようとしても、例えば1000万円の貯金があれば非課税でも減免が受けられない


老後2000万円の貯金が無ければ…という年金問題で大きく話題になったが、貯金があれば減免が受けられず一定以上の所得があれば2割、3割負担の利用料がかかってくる。

高齢者にこれでもか!と負担を押し付ける改悪が狙われている。



要介護1・2の総合事業移行

現在は要支援1・2が総合事業に移行しているが、今後は要介護1・2も総合事業への移行が狙われている

総合事業では住民主体型でボランティアが提供するサービスになる。

しかし、ボランティアをする余裕のある人は少なく、専門職が安い報酬でサービスを提供するといった事例もあり、安上がりサービスの置き換えが改悪の狙いだ。



財政インセンティブ強化で「自立支援」競争

 公費を増やさず、保険料は上げすぎて限界にきているので、給付(サービス)を削減・負担増していこうという狙いがある。

給付を減らした自治体には交付金が多く支払われる。

逆に増えた自治体には交付金が減らされる。


そうやって、自治体を競わせ、全体の給付を減らそうという狙いがある。



これらの改悪は今議論されており、来年2020年の通常国会へ出してくる可能性の高い物になっている。

これを阻止するために皆さん、力を合わせましょう。


保険料は強制的に年金から強制的に天引きされ、そしてサービスは受けさせない。こんな政治は許されません。

声を上げて運動を広げていきましょう。



防犯灯を大東市が一括管理するよう求めました。

2019年12月19日 | 日記
防犯灯について質問をしました。

 自治会の脱退や高齢化によって自治会運営が困難になるだけでなく、財政的にも厳しくなってきています。
 
防犯灯に係る維持管理や経費は自治会にとって大きな負担となっています。

街の安全を守るための防犯灯の設置に地域間格差が出てしまう問題もあります。

大東市で一括管理し、安全なまちづくりに取り組んでほしいと訴えました。


自治会の役割って・・・

私はいつも本来の自治会の役割って何だろうと考えます。

今、自治会はたくさんの役割を担ってくださっています。

広報誌を配る、地域のお年寄りに異変がないか確認する、ゴミの出し方を指導、新しい住民へ自治会加入のご案内、回覧板、地域の公園などの清掃、防犯を兼ねているもたくさんいらっしゃいます、資金集めのために廃品回収をされたり、住民の相談にのったり、そして、防犯灯の管理。
火災保険や交通災害保険の加入受付を毎年、社協への寄付金集めも・・・

まだまだ、沢山あると思いますが、ほんとうに、地域のためにと役員を引き受けてくださっている皆様にはいつも感謝しています。

私は、自治会の役割として、地域の横のつながりを密にし、助け合い、防災で力を発揮できるように、地域で行事をしたり、交流できる企画をたくさんしていく事がとても大事だと思います。集めた会費はそれらの行事に使われるべきだと思います。

そんな中、自治会が行政のうけおいの様な役割を担うというのは少し違うと感じています。

その中の一つが防犯灯。設置や管理が自治会の仕事となり、電気代も半分を自分たちで払わなければならない。

みんな税金払っているのに。街の安全を守っていくのは行政の役割なのに。


私が防犯灯の事を考え出したきっかけは自治会が機能しなくなった地域の道路が真っ暗になってしまったことでした。

防犯灯がない道路は本当に真っ暗です。

夜、歩くのはもちろん、車を走らすのも非常に怖い。

防犯灯が地域の事情で地域間格差が出てしまってよいのか

ダメだと思います

私は市議会議員になって1年目から防犯灯を大東市の直営で一括管理を!と、求めてきました。

大東市の回答はいつも同じもの

「防犯灯の維持・管理費を市が一括管理することにつきましては、現在防犯灯の維持管理は、各自治会が自主的に運営し、必要な場所等を選んで設置していただき、それに対し、市が補助金を交付しております。
 今後も自治会による自主的な運営をしていただくことで、地域で必要とする場所に設置していただけることや、地域の防犯委員の皆様とより連携を密にして防犯活動に努め、ハード・ソフト両面で、市と地域が互いに補完し合うことによって、安全で安心なまちづくりを引き続き進めてまいります。」


要するに、直営一括管理は考えていませんよ。ってこと。

3年間同じ回答でした。

防犯灯は自治会が自主的に運営し、必要な場所等を選んで設置していただいていると。

でも、その自主的に運営していただいていて、地域間格差が出てしまい、街の安全が損なわれている状況をどう考えているのか

行政として、地域の安全を守る役割は果たせていません。


防犯灯についてはもう一つ問題があります。

平成23年~24年頃に蛍光灯からLEDへ交換が始まりました。

LEDの耐用年数は10年と言われていて、後2年程でその10年が経過します。

10年以上持つのか、それとも早く切れてしまうのか…まだ誰にも分かりません。

10年で一気に切れてしまったら

大変です

更新費用については「電気代が安くなった分、自治会で貯金しておき、更新費用に充てるように」とされていました。

しかしながら、自治会は財政難である地域も多く、更新費用を全額賄えない地域が出てしまいます。

そうすると、一気に街が暗くなってしまいます。

大東市は行政の責任でLEDの更新についてしっかり考えていく必要があります。

これについても2年前から質問を繰り返しています。

私がこの質問をはじめてしばらくして、他会派の議員も質問をしてくれるようになりました。

LED防犯灯の更新時期が近付いている事、財源確保について今から計画が必要であることは喫緊の課題で、「2年計画で検討していく」という答弁に一歩前進しました。

他の自治体~先進事例

兵庫県の西宮市、人口49万人という大都市が平成28年から直接管理を始めています。

神奈川県海老名市は大東市とほぼ同じで人口13万人。平成29年度から直接管理を始めています。

その他にも、
埼玉県飯能(はんのう)市人口8万人 平成30年度から直接管理
千葉県君津(きみつ)市人口8万人 平成29年度から直接管理
愛知県弥冨(やとみ)市人口4万人平成28年度から直接管理

大きい都市とか、小さい都市とか関係なく、直接管理をできているんですね。

これやっぱり、今度LEDの更新時期が、10年が耐用年数ということなんで、2年ぐらいで、一斉にもしかしたら消えるかもしれないということであれば、この2年後ぐらいをめどに、市の直接管理にしていくという計画を今立てていくことが一番手間がなくて、スリムだと思います。

大東市は「検討課題。大東市独自で考えていく」とやるのか、やらないのか、よくわからない答弁でした。

財政的にはLED防犯灯の更新時期に一括で直営にしてしまう事がすっきりしていて良いと思います。


「防犯灯の維持・管理費を市が一括管理」実現するまで頑張ります


※メモ
大東市の防犯灯(まちづくり基金)事業
(2016年8月12日) 新崎メモ
平成23年度から自治会への補助金(LED化)を開始
現在1億2千万円の補助でLED化69.5%
残り30.5% 単純計算で後5500万円+新設分+α
100%LED化 約2億円の事業費 H28年度から8年半で残り100%の予定

まちづくり基金がなくなったため、28年度は一般財源からも補填して500万円の予算
20000円/基~25000円/基×250基~200基=500万円

平成23~25年度にLED化した防犯灯の耐久性は8~10年と予測している
当初LED化事業を行うとき、電気代が縮小するためその分は各自治会でプールしておき、次のLED交換に充てるようにお願いしているとのこと。








大東市の介護 人材不足を理由に軽度者の介護を切り捨てないで。重度者の介護も間に合っていない状態。

2019年12月18日 | 介護保険制度
今日の一般質問でも介護を取り上げました。
改善するまで、何度でも取り上げます。

答弁する部長があまりにも介護の実態を知らないので、少し感情的になりそうな場面がありましたが。

とにかく、実態を知って欲しくて、そしてこれ以上悪くならないように、私が訴えた内容を以下にまとめました。



私は市議会議員のお仕事をさせていただく前、介護・看護の分野で働いていました。


今、大東市の介護サービスは看過できないほどに悪くなってしまいました。


2016年大東市新総合事業が開始しました。

要支援1・2の訪問介護・通所介護が介護保険から外され、今まで可能であった介護サービスを受ける事ができなくなっています。

その反面、介護保険料は20年前から約2倍になり、年金から強制的に天引きされます。

 いま、市民の皆様にはあらゆる影響が出ています。

その中で、大東市内で働く介護従事者が働き続けられない、また、矛盾の中で働いているなど、将来にわたり、人材不足を加速させているのではないかという懸念があります。

大東市は「国も人材不足を予測している。だから、軽度者の介護をボランティアに回して、介護従事者が重度の介護を担えるようにしていく」と言っています。

しかし、それは大きな間違いを起こしています。

なぜなら、軽度の介護を怠ると、重度化のスピードが速まってしまい、余計に介護費用が掛かってくるからです。

そして、人材不足は後にも現状を書きますが、処遇の悪さも大きく影響しています。

介護従事者の賃金は一般の産業の平均賃金より約10万円低く、低賃金で非常に厳しい状況で働いています。

人材不足を解消するにはまずは処遇改善を行わなければならないのです。

それも10年目からの加算ではなく、1年目から。


軽度者の介護を取り上げた影響は非常に大きい。


要支援の方が介護サービスから外されただけでなく、要介護1から要支援になって、何年も通っていたディサービスに行けなくなった。というお声も度々聴くようになりました。

週1回、その人の居場所を取り上げてしまう、専門職の目が行き届かなくなるなどが与える影響はとても大きい。

80歳、90歳になると、周りの同級生が次々にお亡くなりになっていき、友達が減っていく中で、ディサービスが唯一お友達に会いに行ける日であるなど、その人の居場所になっています。

そして、それが状態を維持し、介護度悪化を防ぐことにもつながっています。

ディサービスを取り上げるという事はその人の社会参加を取り上げるという事になるのです。


また、介護サービスの改定が何度も繰り返され、生活介護は60分未満が45分未満になり、そして今は住民主体型(緩和型)で30分になり、さらに、調理は不可となった事への利用者のQOL【Quality of life(クオリティ オブ ライフ)「生活の質」】は計り知れないほど低下します。

食事は配食弁当か冷凍食品で。というのが、当たり前のように言われる様になり、介護計画に書き込まれるようになる。

財源が無い、人手不足という理由でほんとうに、このままで良いのか!

個々を尊重する、人権を守るという観点が全く抜け落ちてしまっている大東市の介護行政を本当に情けなく思う。


80歳90歳の方が、年齢に応じてなだらかな低下(老化)はあってもその機能をずっと維持してきている。

そういった方への生活援助の内容は変わらないのに、時間だけドンドン短縮されていく。

ヘルパーさんは、どれだけ矛盾を感じながら、自分を追い込みながら、専門的プロというプライドを持って働いているか計り知れないほどだ

要支援の生活援助がボランティアさんに移行されたため、プロが提供する生活援助の仕事量は全体的に減っています。


そして、もう一つ問題なのは軽度の支援を提供するボランティアさんが相対的に足りない

だから結局ヘルパーさんが緩和型の単価で働くといった状態になっています。

賃金は下がり、時間も厳しくなる、地位も上がらない。

そうやって、介護従事者は辞めていくという現象が起きています。


そんな中で、今年4月から地域包括支援センターは基幹型に統合されました。

職員の皆さんは毎日ご奮闘されています。

しかし、市民への満足度は上がっているとは言えません。なぜなら、要支援認定者にさえ、アウトリーチが出来ていないからです。

先日お伺いした人は手すりを付けたいと思っているが、1年以上連絡がないとおっしゃっていました。

困っていて要求はあるけど口に出されない。

そういう方をしっかりアウトリーチでつかんでいき、必要な人に必要なサービスが提供できるようにするのが、包括の役割です。

しかし、アウトリーチの必要性は分かっていてもアウトリーチできる職員の数はそろっていません

三職種を最低限国基準にしていく事も必要です。



次に、軽度の介護の切り捨ても看過できませんが、重度の介護についてはどうなのか?


特別養護老人ホームへの申し込みは現在要介護3からとされています。

特別養護老人ホームに入りたいけど1年以上、2年待ちと異常な待機時間となっています。

待機者数について把握しているのか問うと約240名という回答でした。

入所を希望する方はだいたい3か所へ申し込みをしていると考えると大東市内で少なくとも約80名の方が待機されているという事になります。

介護保険は社会全体で介護をしていこうと始まりました。

しかし、家族が介護しているケースは非常に多く見られます。

介護が長く重くなればなるほど、心身ともに負担が大きくなります。

特別養護老人ホームを増やしていくというのは喫緊の課題だと思います。

来年は第8期の介護事業計画の作成が開始される年になります。

国がケアプランの有料化や介護利用料の2割3割負担、要支援だけでなく要介護1・2まで介護保険外しを行おうとしている改悪に負けず、大東市民の実態を見た介護事業計画を作っていただきたいと強く願います。

以上。心を込めて訴えました。




介護の相談 介護度が下がった

2019年12月17日 | 介護保険制度
介護度が要介護2から要支援2へ下がった!

母親の介護をしている息子さんからの連絡でした。
状態は以前より良くなっていないのになぜ?!大阪府に文句言ってやる!!と、怒り心頭の息子さん。

気持ちはすごく分かります

認定が不服の時はいつもこのように相談者にお願いしています。

まずは主治医意見書と認定調査書、審査会の議事録を情報公開請求して下さい。

不服審査請求をするにしても、根拠を持ちたいので上記の情報を仕入れてから行います。

それと同時に、介護度によって今までどおりのサービスが受けれず、影響が出そうな場合は直ぐに介護度の変更申請をします。

とにかく、1歩ずつ確実に一緒に進めて行きます。

こういう相談にのっていて感じるのは、介護度を決める基準が低すぎる。
(介護必要時間が足らない)

息子さんは介護度を受け取った時には怒りでいっぱいでしたが、色々とお話する中で、「お一人暮らしの方はもっと大変でしょうね」と、周りの状況まで考えることが出来るまでに冷静になりました。

介護制度を良くする、社会を良くするために一緒に頑張ろう!と、まとまりました

今日の一日

2019年12月16日 | 日記
今日は18日の一般質問原稿を完成させ、大東民報12/22付をつくり、20日の本会議での討論4本を完成させ、その他もろもろ書類つくりをしようと思っていました。

しかし、やはり年末

本日は生活相談が電話2件、来所5件あり、合計7件の対応をさせていただきました。

市税の滞納・分納相談、国保の減免相談、国保の差し押さえ相談、介護の相談、病気による生活苦の相談、就労相談などなど。

少しバタバタしましたが、
相談者の中に党員対象者二人を見いだしました
そして、日曜版読者が増えました

本日の工程の到達は8割です。
明日の朝宣伝の後、集中して一気にやり上げます。
明日も頑張ります。

ジェンダー平等とは

2019年12月13日 | 日記
このポスターを見て「ジェンダー平等とはどういう意味ですか?」と、年配の男性から聞かれました。



私なりに感じている事をお伝えしました。

生まれた時に性器で性別が分けられ、男は男らしく、女は女らしくという固定的観念が植え付けられている。

例えば女性は家庭に入って家事をするのが当たり前、男は働きに出る。

女性はお茶くみ、スカートをはくなど、今は少なくなりましたが、まだまだ男女による役割の固定化は残っています。

性別に関わりなく、色々な機会が平等になるように取り組まれています。

個人を尊重できる社会にしましょう。

ちなみに、8中総でもしっかりジェンダー平等について掲げられています。

以下、引用を載せておきます

ジェンダー平等って奥が深く、とても大切な事だと思います。

③ジェンダー平等社会の実現を――財界、「靖国派」の抵抗を打ち破る力を持つ党を

 「世界の構造変化」は、国際的な人権保障も発展させた。途上国が国際社会で有力な地位を占めるようになるもとで、貧困、差別、暴力など、途上国の人権問題に光が当たり、それが先進国も含めた新しい人権保障の発展を促進している。「ジェンダー(社会的・文化的性差)平等」の概念は、こうした人権保障の発展の中から生まれたものである。

 ところが日本は、世界でも恥ずべき「ジェンダー平等後進国」になっている。ジェンダーギャップ指数(2018年)は149カ国中110位で、G7の中では最下位である。その背景には、財界が利潤第一主義をこの課題の上に置いていることと、戦前の男尊女卑や個人の国家への従属を美化する「靖国派」が、政治の中枢を握っているという問題がある。

 日本共産党は、戦前から男女同権をかかげ、戦後も賃金格差や職場での差別をなくすために、市民とともにたたかってきた。世界でも際立つ「ジェンダー平等後進国」から抜け出すためにも、財界、「靖国派」の抵抗を打ち破る力を持つ日本共産党を躍進させることが決定的に重要である。




2020年予算要望書を提出しました。

2019年12月12日 | 日記
本日は11時半〜12時15分まで東坂市長と西辻副市長と懇談させて頂き、2020年度の予算要望書を提出しました。




市民の皆様の要求を伝えて来ました。



以下、提出した要望書です。2019年12月12日 

2020年度大東市予算及び施策に関する要望書 
 大東市長 東坂浩一 殿 

 日本共産党大東市会議員団 
市議会議員 天野一之 
市議会議員 新崎美枝 
TEL 072-872-5533 

日本共産党大東市委員会  
委員長 新崎美枝 
事務局 森 秀一 
〒574-0046 大東市赤井1-1-5 
TEL 072-871-3810 
FAX 072-872-4198 

はじめに  
 安倍政権は、2019年10月に消費税10%増税を強行しました。国民の暮らしが悪化し、景気と経済を壊すこともかえりみず、2度にわたり増税し、合計13兆円と言う大増税で、安倍政権は戦後最悪の増税政権となりました。これまで、消費税で集めた税金は18%しか社会保障に使われておらず、8割は大企業の大減税に充てられました。その結果、大企業の内部留保は449兆円を超えました。中小企業の法人税は18%に対し、大企業の法人税は10%の負担と大幅減税されている現状を正し、応分の負担を求めることで、消費税の増税無くして社会保障の財源を生み出すことができます。さらに、内部留保の449兆円の一部を労働者の賃上げに使う事で、経済を好循環に転換できれば、自治体への税収入UPにもつながります。このように、国の進める政治は地方にも大きく影響し、財政も厳しい状況に追い込まれています。  
 さらに、安倍政権は今後、介護保険サービスの切り捨て、国民健康保険料の引き上げ、医療費窓口負担の負担増など福祉の改悪がまたぞろ狙われています。  
 こうした悪政を市政に持ち込まず、市民のくらしと営業を守り、安全・安心のまちづくりを進めていく本市の役割は極めて重要です。地方自治法第1条2「地方自治体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。」を厳守し、市民みんなが住んでよかったと思える大東市にするために、2020年度予算及び施策に関し、以下の事を要望いたします。 

〈1〉一人ひとりを真に大切にする教育・保育を実践する大東市にすること 

【教育環境の充実】 

①給食費無償化は年々実施する自治体が増えています。子どもの貧困が問題となっている現代、給食費を無償化にして、誰もが未納の心配なく平等に学校給食が食べられるようにしてください。 

 ②給食の全員喫食を継続し、美味しい給食の提供をさらに追求してください。そして、中学校は自校方式の導入をあきらめず追求してください。自校方式は、今後、災害時などの温かい食事の提供が可能になるなど、避難所環境の充実にもつながります。 

 ③就学援助金の項目を増やしていく事を求めます。入学準備金の拡充、クラブ会費、PTA会費、卒業アルバム代など、子どもが親の経済面を心配して悩むことのないような配慮を取り入れてください。

 ④高校・大学・専門学校の進学に既存の奨学金制度と併用して使える、奨学金制度を大東市独自でつくり、教育の機会均等の実現を求めます。 

 ⑤学校教育の向上には、伸び伸びと学習できる場が必要です。 すべての小中学校で35人以下少人数学級を実施してください。また、教師を増やし、教師の業務量を減らしてゆとりの持てる教員生活が送れるような環境をつくってください。

 ⑥公立小中学校の「1年単位の変形労働時間制」には大東市として国に断固として反対の意思を表明すること。1年単位の変形労働時間制は「1日8時間労働」の原則を破り、教員の長時間労働をさらに助長する事になりかねません。大東市の教員、子どもたちを守るためにも大東市から意見を表明してください。

 ⑦放課後児童クラブの施設拡充と従事者の処遇改善を求めます。 現在は教室で子どもたちがひしめき合いながら宿題をしておやつを食べる生活になっています。ゆとりの持てるスペースと人員配置を求めます。 

 ⑧夏休み限定の児童クラブを立ち上げるなど、働く親の支援をさらに充実させてください。 また、従事者の賃金UP、休みの確保など処遇改善を求めます。 

 ⑨2018年7月、南郷中学校での事故で一人の生徒がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。すべての学校施設の危険個所は早期に点検し改善し、二度と同じ事故が起こることのないように求めます。 

⑩チャレンジテストの廃止を求めます。 各学校が責任をもってつけた1年間の成績が、たった1回のテストによって、むりやりに変更させられ、日常の授業やとりくみで、いくら頑張っている生徒であっても正当に評価することができません。日頃の頑張りが正当に評価されるように、チャレンジテストの廃止を求めます。 【保育環境・質・子育て施策の充実向上】 

⑪現在の待機児の状況はどのようになっていますか?保留児も含めた待機児ゼロを目指してください。

 ⑫保育士の処遇改善(常勤者月5万円UP)を大東市独自で実施してください。保育士の賃金は(特に民間園)は平均より低く、結婚して仕事を続ける事も大変な状況です。保育士の処遇改善を積極的に行ってください。 

⑬子ども発達支援センターの給食は直営で専門職が発達段階や機能に応じたきめ細やかな食事提供を行い、子どもたちの健康と命を守ってください。 

⑭公立保育所を守り、公的責任を果たしてください。特に、障害児の民間園への入所が困難である状況も鑑み、公立保育所の役割と特徴をはっきりさせ、常に質の向上を追求した保育環境を整えてください。

 〈2〉介護保険制度・国保・福祉施策の充実で安心して住める大東市にすること

【介護】 

①要支援1・要支援2の軽度者の訪問介護やデイサービス、リハビリを軽視せず、必要な人が必要な介護を受ける事ができるように制度を改善すること。 

②年金から天引きされる介護保険料が高すぎます。介護保険料の値下げを求めます。 

③介護保険料の減免制度を充実してください。減免制度の要件を1人世帯の収入108万円から150万円へ引き上げてください。

 ④介護従事者の処遇改善(常勤者月5万円UP)と研修の充実を求めます。  大東市で安心して年をとることができ、住み続けることができるように、介護の充実を求めます。市内在住で市内従事の介護従事者には大東市独自の賃上げ制度を作るなど、2040年の高齢化最高峰に向けて介護人材の確保に取り組んでください。 

 【障害児・者】

⑤障害者タクシー券補助制度の復活(500円補助をワンメーター補助へ戻す事)と回数の増加など、さらなる充実を求めます。 

⑥障害児・者施設・グループホーム・ショートステイの補助の充実と増設を求めます。

 ⑦8050問題対策は喫緊の課題です。現状把握及び対策に取り組んでください。 【国民健康保険】 

⑧国民健康保険税の負担軽減を求めます。  全国知事会は、低所得者が多く加入する国民健康保険料が高額となる構造的な問題を解決するために、「1兆円の公費負担増」を政府に要望しています。大東市からも公費負担を1兆円増やすよう、国に求めるとともに、大東市独自で減免制度の充実と、高すぎる国保の値下げを行ってください。 財源を確保し、子どもへの均等割(年間一人32,838円)を無くしてください。(20歳未満人数と保険料の負担額:2019年4月時点3,545人×32,838円≒1億1641万円)  

【困窮者への政策充実】 
 ひとり親家庭、病気で働けない、借金、低年金、税金の滞納、高齢、障害。市民の皆様は様々な困りごとを抱えて助けを求めて市役所に来られます。「困った時、市役所に行けば何か解決方法が見つかる。」そんな市役所づくりと政策の充実に取り組んでください。

 ⑨窓口対応の改善と職員の研修。職員が市民の困りごとに応じて横断的に対応できる力を身に付けるために、研修を確保すること。また、正職員の数が少なく、常に残業が発生している、市民対応が滞っている部署などを把握し、人員増員をお願いします。 

⑩固定資産税の減免制度の拡充をお願いします。特に年金だけで生活しているご家庭は増税が相次ぐ中、生活は厳しくなっています。まずは床面積を70㎡以下という制限を緩和するなど、減免の要件を緩和してください。 

⑪憲法を守った生活保護制度の運用を求めます。 生活保護の申請を、あれこれの理由をつけて受け付けない「水際作戦」が日常的に行われ、さらに市外に転出させる「硫黄島作戦」、不当な保護廃止、人権を侵害するような「圧力」的な発言、違法な就労指導など、大東市の生活保護行政に対する市内外からのイメージは計り知れず悪い物となっています。この原因は、相談者・利用者への対応や説明が不十分であり、理解を得られるような対応が出来ていないからだと推測できます。 職員の数を増やし、相談者・利用者に寄り添った対応が出来るように求めます。なお、女性の自宅へ行く場合は必ず女性職員が対応するようにしてください。女性の相談者にはDV被害を受けた方もいます。人権を守る配慮ができる部署にして下さい。
 ※水際作戦とは生活保護を申請しようとする生活困窮者を、行政が窓口で追い返すことである。 そのやり方は、「若いから働ける」「家族に養ってもらえ」などの理由をつけて「申請書を渡さない」という方法が報告されている 
 ※硫黄島作戦とは「就職」「適正化」など様々な理由で受給開始後に辞退届を提出させて保護を打ち切ること。 両語句ともに日本軍の用語から転用され使われている。近年はマスメディアでも常用されている。 

〈3〉誰もが安心安全なまちづくりを進めること。 

【コミュニティバスの拡充】
津の辺、楠の里、深野、太子田地域は公共交通の空白地域です。高齢ドライバーは免許証を返納したくても公共交通がないため不便になるので、返納できません。誰もが安心して住み続けることができる地域づくりに取り組んでください。

 ①市役所を含む各公共施設を巡回できる路線の拡充を求めます。

 ②龍間地域の公共交通は減便しないでください。 

③空白地域に公共交通を走らせてください。 ※交通空白地域とは一般的にバス停から300m圏外、駅から500m圏外としています。

 【災害に強いまちづくりの推進】 
がけ崩れ防止対策、水害対策、防災対策を強化できる予算を求めます。 大型の台風が日本列島を襲う今日、災害への備えを余すことなく行ってください。 

④避難所の環境整備を充実してください。エアコン設置、ベッド、プライバシーが確保できるテント、温かい食事が提供できる施設を整えてください。逃げ遅れによる被災を防ぐため、それらの設備が整った段階で防災訓練を行い、避難所の環境を実感していただく機会を作ってください。

 ⑤防災倉庫の分散配置と備品の充実を行ってください。

 ⑥防災グッズ購入補助制度を創設してください。期間限定でも制度を実施する事で、防災グッズをそろえようと思うきっかけになります。

 ⑦政府が激甚災害指定を行っても一部損壊にはほとんど補助が適応されません。安心して住み続けるためにも、一部損壊も含めた被災者お見舞金制度の創設を行ってください。

 ⑧公共施設の耐震化100%を目指して、計画を作成、市民に公開してください。

 ⑨空き家対策にもっと力を入れてください。解体・リフォーム・隣地取得の補助の更なる充実と、空き家の個別の対応にもっと力を入れてください。持ち主不明の家屋への対応を早期に決めてください。

 【市庁舎問題・公民連携事業を民主的に】  

⑩消防跡地への移転新築(案)は否決されました。しかし、老朽化・耐震性への課題解決は早急に必要です。今後、どのように進めていくのか早期に方向性をしめしてください。なお、その際にはこれまで出された意見を反映させ、「住民合意」を基本に進めてください。 

⑪深野北小跡地活用や北条プロジェクトなど全国に先駆けて公民連携事業が進められていますが、いずれも「市民参加」と情報公開が徹底されず、さらに庁内合意にも欠けたまま進められています。市民参加と透明性を確保した民主的な運営を求めます。 

⑫公営住宅の充実を求めます。大東市に住み続けたいが、大東市内の「府・市営住宅が当たらない。何とか入れるようにして欲しい」という相談が相次いでいます。公営住宅を減らさず、充実させてください。 ⑬サービスの質と安全性の低下を招き、経済的には割高になると言われているPFIの導入はおこなわないでください。

 【道路の整備・安心して住める大東市】 

 ⑭段差・凸凹・狭い歩道・老朽化など改修を求め安心して外出できる街づくりを求めます。 

⑮ゴミ収集の戸別収集及びゴミ出し支援の充実を求めます。戸別収集を追求して、ゴミ収集業者との契約内容を見直してください。

 【中小企業支援・まちの活性化】  
住んで働ける大東市。大東市の中で経済の好循環をつくりだし、豊かな大東市をつくるためにも中小企業を応援する施策が必要です。

 ⑯小口融資や起業の支援を含む融資制度を設立してください。

 ⑰正規化を応援する制度を創設してください。 

⑱「公契約条例」を制定し、地域の賃金アップを目指してください。とりわけ、地域の事業をたくさん担っているシルバー人材センターで働く高齢者の賃金をUPすることは地域経済の好循環を作り出すことに貢献すると考えます。大東市の意見を聞かせてください。

 ⑲未来人材奨学金返還支援補助金制度の要件の緩和と充実を求めます。 

【公衆浴場の復活を】 

⑳菊水温泉・諸福の浴場が廃止されて、風呂で困っている市民が増えています。自宅の風呂がない、故障していて使えない。段差が多くて設備が危険、光熱費の心配など、風呂の問題が深刻化しています。また、近年はジムの「風呂会員」が増えているという傾向がみられます。災害時に一番困るのは浴場の問題です。風呂問題について貧困化・衛生面・防災面など多角的に考え、公・民浴場、家庭風呂支援、一人暮らし風呂支援などに力を入れることを求めます。
 ※ジムの「風呂会員」とは「家で入るより安い、銭湯より近い、足が伸ばせる」などの理由で実際は風呂メインの方を通称「風呂会員」と呼んでいる。

最近嬉しかった事

2019年12月12日 | 日記
最近、嬉しいことがありました😃

それは 大学生の息子が自ら辺野古へ行って座り込みしている現地の人々に話を聞いて来たこと。






息子が先日、現地から「辺野古テント村に来てます」って写メを送って来てくれました。

辺野古には一度行って欲しいと思っていました。

戦争で大きな犠牲になった沖縄。

強制的に土地を奪われた

奪われた土地にアメリカの基地が作られた

昼夜問わず戦闘機の爆音、墜落の危機にさらされる沖縄の住民

米兵による暴行、殺害、強姦

強奪した土地にある普天間基地は無条件撤去が当たり前なのに、辺野古へ移転するという。しかも、今より戦闘能力が高い基地。そんな事は許されない。

なによりも平和を願う人々は辺野古新基地建設を許さないと座り込みを続けている。

あきらめないたたかいが続いている。





私もまた沖縄に行きたいな。