あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

高すぎる国民健康保険税~また負担増に怒り~

2021年06月28日 | 日記
 国民健康保険税の納税通知書が送付されました。

3月の議会で国保税を大阪府が提示している保険料率に合わせた事により、特に低所得者層の国保税が昨年より値上がりしています。

納税通知書が届いた市民から「また値上がりしている!生活がきびしくなる!」と声が上っています。

 地方自治体が条例や予算で、住民の福祉のための施策を行うことを、国が「禁止」したり、廃止を「強制」することは、憲法92条の地方自治の本旨、94条の条例制定権を冒すものです。

市区町村の判断によって、国や都道府県の圧力をはねのけ、一般会計繰入による国保料(税)の負担抑制や自治体独自の保険料減免を維持・拡充することは可能なのです。

都道府県も、「標準保険料率」の算定は法律上の義務になりましたが、その活用は都道府県の判断にゆだねられています。

大阪維新府政のように、市区町村に圧力をかけるのか、国の圧力をはねのけて、住民の立場で負担抑制・軽減の努力を続けるのかは、都道府県が判断することができるのです。

また、寝屋川市のように、値上げ阻止し据え置きにする判断も市町村でできるのです。

そのような中で、大東市は値上げを強行し、さらに高くて払えない滞納者への取り立てを強化しています。

今こそ、暮らし守る政治に切り替えましょう

保育の質の低下免れない~ 認可外保育施設の配置基準緩和

2021年06月14日 | 日記
6月議会では、午睡中、夜間も含め、保育士一人体制の時間帯を増やしていく基準緩和を行おうとしています。



昨年、12月に認可外保育施設の配置基準の低下となる、複数の子どもを保育する時間帯において限定的であっても保育士を一人で良いとしてしまう条例改定が行われました。


これらの相次ぐ規制緩和は安全性に欠けるだけでなく、子どもの発達を保障する保育環境をつくることを難しくします。


小規模保育所や家庭的保育所、企業型の保育所では、色んなニーズのお子さんを預かる保育施設で短時間から夜まで過ごす子どもなど、みんなが同じ時間帯を過ごす保育園より、高度な保育の専門性の発揮が必要になります。

こういった規制緩和を続けていく事が「こどもの最善の利益」になるとは到底思えません。

また、大東市は「現在の基準が実態に合わない」と説明するが、安易に配置基準の緩和ではなく、公定価格を引き上げ、保育士の待遇改善に努力すべきです。

このままでは深刻な保育士不足の解消も困難となり、さらに保育の質や安全性の低下につながる悪循環を引き起こします。

待機児童を解消しようという取り組みの中、規制緩和が繰り返されています。

安全安心に保育ができて、将来の日本を担う子どもたちの「発達の保証を第一優先」にした手厚い保育行政を求めます。

ケアに手厚い社会をつくろう!


平野屋新田会所跡保存活用整備事業~文化財は未来に生きる貴重な財産

2021年06月07日 | 日記
平野屋新田会所跡保存活用整備事業


平野屋新田会所跡北側の民有地の一部を、会所跡と一体で整備活用していこうと、公有化するための補正予算3574万7千円が組まれました。(追記:全会一致で可決)


北側の民有地は住宅建設会社が所有していますが現在はまだ工事が始まっていません。が、予断を許しません。


大東市は予算が可決したら公有化するため住宅建設会社と土地取得交渉をしていくとしています。


 平野屋新田会所跡は泉小学校の東側に位置します。


300年前から会所では田んぼの管理やお米の保管が行われていました。


5月号のだいとう広報に特集が組まれています。ぜひご覧ください。

https://www.city.daito.lg.jp/uploaded/attachment/18826.pdf


文化財は、有形・無形を問わず、先人の生きてきた証であり、現在・未来に生きる貴重な財産です


日本共産党は、文化財の保存・修復や調査活動を進めるために政府に対し財政的な支援を求めています。