ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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幸福になる ②

2012-03-05 15:39:57 | ひとの幸福
やりたいと思ってたことがやれなくても、

すぐに諦めたり、忘れたり、また次だと思えたり・・・するというのは、

心がそこに留まってないこと。不平不満状態が続かないこと。

やりたいことが実現しなかった時に、

やりたいという気持ちを持ち続けていると、

不満に思う、ということになる。

その現象が終わった後も長い間“やりたかったのに”と

思い続けているのは仏教で言う執着というのかな。

すると、無執着っていうのは、

やりたいことを“しないという自由意志”が働く場合の心の状態といえるんだろか。


執着状態の心って、

どんどん流れる川に舟が抗ってるみたいなもんで、

済んでしまった過去のそのことを思い続けている状態。

心が既に今ここに無いものを求めている状態。

無いものを求め、無い無いと言っているみたい。

幸福が心が満ち足りている状態であるなら、

執着状態の心っていうのはその反対なのかもしれない。


なるというなり方でなる幸福って、

在るものが在り、無いものは無いということが

心底わかっているという心の状態になること。


「しないという自由意志」は

在る事実、在る現象に則する自由な意志といえる。

実際、現象は在るということしか無い。

無い現象は無いもんね。

それならそれで、という心の状態だね。

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