今年の夏は本当に暑い。
私の場合、どちらかと言えば、寒いより暑い方が好きなのだが、それにしてもである。
こうも暑いと、さすがに海に飛び込みたくなって来るが、ビーチに行ったところで、一日中海の中で過ごせるわけではないし、ジリジリと焼け焦げるような、あの房総の黒い砂浜を思い浮かべたら、急に行く気が萎えてしまった。
ならば、高原の避暑地はどうだろう?
忍野高原とか・・・。
それは全く一般的ではない呼び名だが、今はそう呼んでみたい気分だった。
忍野には、「テニスコート裏」や「金田一」といった樹木の覆い被さったポイントがいくつかあり、木陰が直射日光を遮ってくれる。少なくとも、そうったポイントで釣りをしていれば、それ程暑くはない筈だ。
そう思って来てみたのだが、忍野は予想していたよりずっと暑く、さらに魚の活性が悪いため、苦戦を強いられる。
結局、第一ラウンドは写真のホウライマスのみ。
ハッチも殆ど見られなかった。
つづく。
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