こんないい歳になって
武道やりたいって思ってしまった私・・・
そもそもなんでやりたくなったのか
ずーっと変わりたいという思いが強くて
何かすれば自分が変わるってわけじゃないけど
何か始めたいってずっと思ってました
合気道じゃなくってもよかったのかもしれない
でも興味を持ってしまったのが出逢いだったんだろうね
合気道始めて直ぐに、自分の体を鍛えること、体の使い方、感覚について
色々と悩み始めて
自分の身の回りの素材集めを始めました
たまたま、会社の先輩がスポーツジムでベリーダンスをやってて、話を聞いてると楽しそう。
私がいま探してる要素がここで学べるかもしれない
という淡い期待で始め
しばらくして、気持ちを外へ出すという表現を学びたくてフラダンスも始めちゃって
すっかりダンスの世界にもはまってしまいました
ブログでダンスのカテゴリたてるにはおこがましい
って思ってたのと、武道もダンスも私が学ぼうとしてることは同じだから一緒でいいかなぁって思ってたんだけど
あえてダンスのカテゴリも増やすことにしてみました。
ダンスも思った以上に深くて楽しいのでねぇ。
(まだ全然できませんけどね)
恥ずかしながら
フラダンスの発表会とやらに出てみました
スポーツジムの発表会だし
そんなに大げさなものじゃないだろうなんて思ってたんですが・・・
甘かったわぁ
皆さんの気合のはいりように
少々気おくれ
すっげぇなぁ・・・みんな・・・
といっても私たちも初心者ながらにいっぱい練習したし楽しめばいいのよねぇ
と思って踊ってきました
(あ・・・私は踊ったというより動いてきました)えへへ
20名の大所帯で3列にならんで一曲踊ったんですが
そんなに緊張しないかなぁ・・・って思ってたのに
いざ舞台に立ってみると客席もいっぱいだし
ライトも熱いし・・・思った以上の圧迫感
ひきつりました
始め1列目で曲が進むにつれて私は2列目3列目と下がっていく立ち位置だったんですが
面白い感覚がありました。
1列目で踊っているとき
自分の前には広い空間があるのになぜかすごい圧力を感じて腕を広げたいのにうまく開かない
前に出したいのに押し返される感じ
前面から観客の人の視線上からライトの熱をすさまじく感じて気持ちがあっちゃこっちゃに飛んで行ってた感じ
振りは間違えなかったけどまったく充実感を感じなかった
2列目に下がって曲は2番になると、まわりからの圧力が薄まり
ぎゅうっと自分の中心に意識が戻ってくる感じ
そうすると、落ちついて曲が聞けて・・・手の先、足の先まで感覚がしっかり持てる
3列目に下がって曲も3番~ラストになると
周りがよく見える
一緒に踊ってるみんなとか会場の雰囲気だとか曲が響いてくる感じだとか
気持ちが落ち着く感じ
すがすがしい感じにも思えた
この気持ちの変化は何だったんだろう
この短時間でこんなにも変化するってなんだったんだろう
単なる余裕がでた・・・とか
場に慣れた・・・とか
後ろに下がった安心感・・・ということかもしれないけど
ちょっと自分なりに分析
はじめ:
見慣れない空間にポンとほおり出されて状況が把握できてない
感覚が無いまま体だけが動いている
2:
ゆっくりと呼吸を吸いながら散らかった意識を閉じ込め自分と向き合えてる感じ
自分の体がどうなっているか認識できる
固体?物体として存在する感じ
3:
固まり(自分)が解けて、周りに溶けて浸透する感じ
開放感?心も体も楽になる
ちょっと大げさな表現にしすぎたかなぁ・・・
発表会終わってちょっとほろ酔いで書いてるんで
オーバーかもしれないけど
きっと
”3”の感じを最初から持てればすごくいい感じになるんだろうな・・・
合気道でも開放された感じでやるんだよ!ってよく言われるけど
はっきり言って開放なんてされたことなかったんですよ
まぁ相手がいるんで何かに常に囚われてるような不自由さを感じることが多くてねぇ
今回感じられた解けるような感じが本当に自分にとっての開放感だったとしたら・・・
かなりの収穫だねぇ
ダンスは表現力の要素がほとんどを占めるんだと思うけど
自分の意識をしっかり集めて、中できちんと自分と向き合えてこそ
開放されていい表現ができる
という感じなのかなぁ・・・
動きだけじゃない!気持ちを込めればいいわけでもない!
自分と向き合うことから得られる充実感というものを
もっと深めていきたい
そんな風に感じられた発表会でした