すこしずつ進もう

ジョギング、合気道、ダンスに音楽
下手のヨコズキ暴走中!
何か一つ光るものが得られるまで
日々精進です!

空間を操作する

2013-08-27 21:43:48 | 合気道
場の空気が変わる瞬間
だれでも
いろんな場面で味わったこといっぱいあるよねぇ
先生に怒られてシーンと静まり返ってみたり
応援しているチームが優勝してみんなで感動しあったり
音や光や人の体温なんかが交わって
臨場感で鳥肌が立つみたいなこともそうかなぁ

感じられるって素敵
でも今までの私は高いテンションで感じる部分ばかりで
静かにじんわりと・・・っていうことは少なかったと思う
自分の中でじっくりと感じる
その感じをじんわりと外へ
静の部分をもっと丁寧に見つめていけたら・・・って思う

先日ジムでダンスの先生が個室で一人踊っていたのを発見
誰も見てない静かな空間で音楽もなく
ひたすら踊っている先生に惹きこまれました
表情や動きの一つ一つから
感情が伝わる、先生が描こうとしてる世界が伝わってきたり
音が聞こえてきたりする・・・(ちょっと妄想入ってますが・・・)
でもかなり自分の中で自分を見つめている部分が無ければ
あれだけのものは出せないと思う

合気道の稽古でも
最近気になるのは稽古中よりも稽古の前や後での
動きや仕草
道場の人にも稽古動画をアップして公開しているけど
カットしてる部分で意外とすごいものが見れてます
自分と向き合ってないと・・・かなり自分の中で練られてないと
あの空気感は外にはでないと思う

合気道始めたころに
合気道は立禅ともいうんだって話を聞いたとき
私は単に『そうか、精神修行か・・・』なんて風にしか思わなかったわけだが
もっともっと深い意味があるんだろうなぁ

静かに思う
静かに考える
静かに感じる

ゆっくり丁寧に動くってのは
決して速度がゆっくりっていうわけじゃなくって
静かに体の中を感じながら
そうそう…動かすんじゃなくって自然に動く感覚
じわりと外へ滲みだすかんじ
そんな感覚を持てたら
自分が発した空気はずっとまとわりついて
その空間ごと操作できるみたいな感じになるんじゃないだろうか

先日の稽古で自由技をやって
一度相手と間をとる
そこから突かせる側と突いてくる側
打たせる側と打ってくる側
という関係を空間で感じられる稽古をしたのだが
ピリッとした空気の中で
準備万端な相手に打ちこむというのがこんなにも恐ろしいのか?
と改めて実感
怖くて打てない
別に刃物を持ってるわけでもないが、思いっきり打ちに行ったら
帰り打ちにあうのは見え見えなわけで・・・
かといって
私が打たせる側に立った時
優位になるはずなのだが
まったく気持で勝ててない・・・
発する空気が全然自分のものになってないんだろうなぁと
どこか空っぽな部分があって
自分が作った意識を相手に向かって広げきれない感じ
いろいろアドバイスもらって
相手と向き合う準備をする
吸ってはいて・・・広げて縮めて・・・
うmm・・・・・
時間が足らない
もたもたしてると相手が打ち込んできてしまうんだよね
違うそうじゃない
準備をすることに集中しちゃだめだ
あくまでも自分と相手と全体のバランスで・・・

何かが足らない
何かが邪魔をする
頼りない自分の体から生まれる感覚を
もっと強いものにする必要があるんだろうね

難しいんだと思う
そんな簡単じゃないんだろうけど
水槽の中の魚を手探りで捕まえようとして
一瞬触れる、捕まえられそう・・そんな感じもするんで
諦めずに頑張ってみようっと思う
methodを入れ込んで
空っぽな部分が埋まるといいなぁ

向き合う

2013-08-25 21:09:56 | 合気道
電車に乗って
前に座ってる人と向き合う
ふと顔あげたら前に座ってる人と目が合う
・・・たいていの人は
目をそらす
普通よねぇ・・・

友達や会社の上司でも
おっとぉ・・・と思うほどぴったりとタイミングよく
目があったりすると
照れ笑い

じっと見つめあったりしちゃったら
変な感じだもんねぇ

人と向かい合う
相手と向き合う

恥ずかしいとか怖いって感じるとか
そのほかの何でもない要素でも
ふと目をそむけてしまう
そらしてしまう

稽古中きちんと向き合ってなきゃいけないのに
真剣に見れない
もちろん目と目を合わせて見つめあうっていうんじゃないけど

気持ちをそらしてしまう
気を抜いてしまう
その結果、体が首が傾いたり
顔が振れてたり
指先や腹の奥のほうに意識が届かなくなってしまう

先日師範に稽古してもらったとき
「どこみてんだ?」って言われて・・・はっとしたんだよね
相手を気にし過ぎるのもよくないとは思うけど
気持ちをそらしてしまうというのは違う
向かい合う相手の威圧感とか
圧倒的な強さに負けて
気持ちがどっかにいっちゃったり
ある意味集中力の一部が切れてしまってることなんだと思う

向き合って相手を観る
きちんと立ち合えるっていうこともあるし
きちんと観察できるってことでもある

今まで全くできてなかった
やろうとしなかったわけじゃないけど
無意識に避けてしまった部分なのかもしれない

簡単そうで簡単じゃない
できそうでできない

立ち合ってできる雰囲気
真剣に向き合わないと生まれないのよね
相手との切れない空間を
相手の感じを自分の感覚を共有できる間を作れればなぁ
つくりたい

今日の稽古で試してみようと思ったこと何個か持って行って
よし!って思ってたんだけど
今日は、まさに私がやってみたい雰囲気を
絶対的なものを見せてもらって
すごーい感動ということと同時に
何だか体の中からにじみ出てくる悔しさと
ちょっと半泣きになりました

そう簡単にできない
いや。わかってるんだけどさ
それにしても
私は違すぎる
でもまぁ・・悔しがってるだけじゃ
何にもならないんで
少しづつ反省点直しながら
やってきたい

すらんぷって?

2013-08-24 13:13:58 | ひとりごと
まったくうまく弾けなくなった曲があって
何度弾いてもうまくいかず
しかもいつも違う個所をミスる
弾いてても気が乗らない
気持ちがどっかに行っちゃったり・・・

何かが足らなかった
そして弾かなくなった

ここんとこ自分を見つめなおすことが多くて
深呼吸することも多くなった
何だかすっとして
落ち着く

そしたら
急に曲が弾きたくなって鍵盤に向かうと
弾けた
すごく気持ちが乗る
感情が入る
変な欲とかなく
すーっと世界には入れた

ある日突然できるようになる
何だか知らんがしっくりくる
ジグソーパズルの最後のピースをはめるような
安心感、開放感
みたいな・・・

この瞬間の幸せのためにまた頑張れる

嬉しいことはうれしい
悔しいことは悔しい
でもできなくっても
悩んでも
そのスパイラルにはまってしまったら
抜け出せなくなる
抜け出せないことに慣れてきてしまう
もったいないじゃない・・・

スランプって言葉よく聞くけど
スランプって自分の気持ち次第なんじゃないかな・・・
いや・・・私はスランプになるほど頑張ったことないだけかもしれないけど
スランプって感じたことないんだよね

記録がでない・・評価が上がらない
うまくいかない・・
それは
そういう時期だったというだけ
最後のピースをはめる準備をしてるだけなんだよなぁ

あまいのか?私は・・・

いやそれでいいのだ・・・

とぴーたんに話しかける



ぴーたんかわいい


感覚で鍛える

2013-08-22 23:12:42 | 合気道
前回のテーマと似たようなテーマですが・・・・
一字違いで私の中では大違い・・・
もう一回くらい同じテーマで書けそう

週に一度言ってるスポーツジム
私が習ってる先生はベリーダンスとフラダンス、ジャズダンスを教えてくれる
同い年くらいなのに・・・めちゃめちゃ綺麗で
表現力があってかっこいいダンスを私たちに教えてくれる

ベリーダンスの動きって絶対に普段使わない筋肉をフルに活用
体全体を震わせながら蛇のように体を動かしたり
とても人間業とは思えない動きもする
そんな先生の筋肉量はありえないくらい・・・筋肉なし
じゃぁなんでこんなにパワーがあって緻密な動きができるんだろう??

いやはや・・
むしろ私のような太い筋肉はないほうが
表現力のある動きができるための体の鍛えができるんだわな・・・
先生が私たちに教えるときの表現って
もちろん基本動作も教えてくれるんだけど
結構感覚的なものが多い
音と情景を自分の体に落とし込んで
足元から水を吸い上げて噴き出たものをまた下から吸い上げるとか
自分の尻がボールになったイメージで壁に当たって跳ね返ってくるように・・・とか
光にあたって水面がキラキラ動くイメージとか
先生も実際そのイメージで動いているんだろうし
実際にそう見える
感覚で鍛えられた質のいい神経や筋肉で中身の詰まったからだなんだろうなぁ

まだ言うかって思われるかもしれないけど
分かってるんだけど・・・
男の人にはどうしても力じゃ勝てない
稽古してても、手加減もしてくれるけど
やっぱり絶対的に強いのは男の人であって
羨ましいよなぁ・・・
男女の違いはあって当たり前
でも一緒に稽古しなきゃならないわけで
自分も認めてもらいたいという欲も出るわけで・・・
かといって
よわっちいからテクニックでごまかしたりもしたくない

もうだいぶ前からアドバイスもらってて
女性の特性を生かして工夫してやる!とか
他の人と同じアプローチじゃだめだ!とか
色々考えて稽古してはいるんですけどね

きちんと鍛えたい!

最近私の旬は
感覚を鍛えるってこと
そして最近
感覚で鍛えるって言葉を聞いて
これだぁ!

今までもそういう意味でアドバイスしてくれてたんだと思うんだけど
自分の体と感覚と頭と・・・合致しないと
分かってても気がつかない・・・という矛盾が生じてたりする

イメージ
感性
感覚
感じる!
もてたとしても体現できなきゃ意味ない・・・って
体現できるようにって稽古してきたけど
そもそも
体の動きと感覚とを別々のものとして捉えてたからいけなかったんじゃないか?
そう思った

イメージを・・・感覚を・・・体の中に落とし込んで
丁寧に感覚で中身を動かす
神経や血や細かい筋肉や・・・そういったものたちに
緻密に信号を送る
感覚で鍛えるってことはこういうことなんじゃないかって思った

イメージするのは感じるのは頭や夢の世界で
そのイメージで動くっていう考えが
そもそも感覚と肉体が合致してないんだよね
感じたことを一対一で鍛えていく
感覚という栄養に満たされた体ができれば
肉体的な弱さをカバーできる
はず・・・

それで
最近がんばってること
真剣に受けをとる!!
(今まで真剣じゃなかったみたい・・・ほんとそうかも)
自分と相手とその空間をすべて感じながら受けをとる
呼吸や視線や
相手の雰囲気を感じながら反応する
ものすごくきっつい
特に腹周り
あと何故か・・・私は首・・・
・・・たぶんこれは力みなのかもしれないなぁ。・・・
まだまだ自分の中でブレーキかかってる部分があるんで
一体感に欠けるけど

最近ちょっとだけ相手との間の空気の重さが感じられるような気がする
少なくとも自分の中で空っぽ感が減ったかなぁ
以前教えてもらってブログにも書いたけど
相手との間の濃度の変化
薄くなったり濃くなったり
近ければ濃いってわけでもないような気もするし
そうじゃないような気もする
その辺まだ曖昧ですが・・・
立ち会った空気感とか味わうのが
こりゃまた楽しいのよねぇ

まだまだ動くところに目が行きすぎたり
受けをとる動きになちゃったりするところもあるけど
もっと相手と自分が芯でつながってるような感覚を
掴んで

感じて
感覚を鍛えて
感覚で鍛える

まだまだ小さく籠ってしまいがちだけど
少しずつ自信をつけて
解放された状態にもっていきたいねぇ







感覚を鍛える

2013-08-17 07:12:30 | 合気道
毎日暑くて心も体もHEATしてますが・・・
熱くなるだけじゃねぇ・・
もうちょっと冷静に醒めた感じにでもなれればいいのになぁ
ないなぁ・・・
先日実家に帰って思ったの・・・これは母譲り
遺伝子だな
よくいえばテキパキしてる
悪く言えば落ち着きがない
田舎者気質なのかなぁ・・・

気持ちが高ぶる・・・熱くなるっていうのは
何かを始める良いきっかけになったり
勇気が出たり
いいこともいっぱいだけど
ゆっくり息を吸って一歩下がって周りを見るっていうこと
私には凄く必要なんだろうって感じます

最近の稽古でよくつかわれる言葉
感じるという稽古
私みたいにテンションあがりっぱなしの人間には不得意な分野なんだろうね
自分なりに感じるってことを考えてみて
ここ数カ月やってみてたことが
相手をしっかり見ること
ちょっとした目の動きとか筋肉のちょっとした動きとか
そういうものにも反応してみよう!

結果得るものもあったのは確かだが
それは感じるということだったのか??
うーん。てところ
実際動きが後手後手で
妙な空虚感が残る・・・
その空虚感を埋めようとすることで
力が入ったり籠ったり
息をとめちゃったり・・・・

一ヶ月くらい前だったかなぁ
感じるとか相手を見るっていう話をしてたときに
黒帯さんが言ってたのは『そういうことよりも雰囲気が大事』って
話を聞いた時は ・・・いや・・・わかってる・・・って思ったんだけど
わかってなかったね・・・
感じようと思って私がしてきたことって結局外側を見てるだけだったんだよね
雰囲気ってそういうものだけで出来上がるもんじゃなくって
中からも外からも周りからも
いろんなものがまとわりついてできるものなんだろうなぁ

相手がイメージしているものを感じれたり
その感覚を自分の中にも置いてこれたり
そうすることで
相手の作った雰囲気に入り込め
感覚を共有できる

とはいっても
どうすりゃいいかなんて分かんないんですけど
でも
雰囲気を意識して稽古するのがめちゃくちゃ楽しい
夏のあいだに一教を・・・という毎年やってる課題
今年もやってるんだけど
ゆっくりと相手の感覚を自分に取り込んでいける感覚があると
凄い充実感
楽しい
実際に相手がどういう感覚を持ってやってたのか?わからないけど
そんなこと気にしない
きっと同じ感覚だったんだろうと思い・・・(自己満足な部分もありますが)
こういう感覚の共有が、よく師範が言う”はまる”という感覚になっていくのだろう

感覚を・・・雰囲気を感じ取ることを意識するっていうことで
自分の感覚も鍛えられていく
具体的に感覚を鍛えるってなんだ?
みて・感じて・反応する
こういう部分を実際に自分の体に少しづつ置いていくことが感覚を鍛えることなんだろ
って思います。
たぶん時間はかかるんだけど
さらーっと落としこんだり
すこしづつ密に感覚と肉体を照らし合わせて確認してみたり
いろいろやってみようと思う
幸い私には楽しい作業だからね・・・

相手がいるということで遮られてしまうイメージ
うまくいかない辛さ・・・
本当は逆で相手がいるからこそ相手を感じて動ける
感覚を鍛えられる稽古になってるんだなぁ
うまくいかなくっても、その時その時を楽しんで感覚を落としこめるように・・・
暫くは稽古していきたいなぁ