らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

秋の八ヶ岳

2009年10月14日 | 縦走
10月の連休は、八ヶ岳縦走に行ってきましたよ
今回の目的は、小同心クラック登攀と赤岳から本沢温泉まで縦走です

10/9 美濃戸~赤岳鉱泉
10/10 赤岳鉱泉~小同心~横岳~赤岳鉱泉
10/11 赤岳鉱泉~文三郎尾根~赤岳~硫黄岳~本沢温泉(お友達と合流)
10/12 本沢温泉~みどり池経由で稲子湯
 
このような3泊4日の充実プランをたて、意気揚々と出発しました




初日は、赤岳鉱泉までなので林道の紅葉を楽しみながら歩きます
途中、北沢で大きなカモシカに遭遇!あぁ、びっくり~



翌日は朝から曇り。山はガスって何にも見えません
6時半にテント場を出発、大同心稜の急な踏跡を登る
さぁ、ここからが大変だった・・
大同心基部から小同心へのトラバースするルートが見つからない!!
天候は相変わらず曇り、山はガスって見えない、と3時間も迷い続ける




途中で霰も降り始め、正午を過ぎた時点で諦める
「あぁ、悔しすぎる~」
何度も後ろを振り返りながら下山する




テント場に戻るも時間がまだ早いので中山展望台に行く
時々ガスが切れて見える大同心・小同心が遠い存在に感じてしまう



3日目、朝から超・快晴だが冷え込みが強く所々氷が張り
霜柱や氷柱が山に冬の訪れを知らせているようだ
テント撤収後、文三郎尾根を登り分岐点から阿弥陀岳を望む




赤岳頂上直下の急なクサリ場を登ればもうすぐ山頂
連休とあって、登山道は渋滞気味でした



出発から2時間で赤岳山頂到着
山頂からは横岳、硫黄岳、そして蓼科山まで見えました




赤岳は混雑していたので、そのまま横岳へ向かう
横岳から小同心を見下ろしてたら昨日、私たちと同じく登攀しようとされていたが
お互いにルートが見つからないと話していた3人のパーティを発見



3人の方たちは今日再び小同心にアタックされたとのこと
登頂成功、おめでとうございます~
今後のために昨日、分からなかった小同心へのトラバースする箇所を
聞きながら「今度こそ!」と思う



横岳からは岩稜歩きを楽しみながら硫黄岳山荘に着く
ここからはなだらかな登山道に変わる
硫黄岳への登りは大きな7つのケルンに導かれて進む



迫力満点の爆裂火口壁をもつ硫黄岳山頂は広々として展望最高
なんだか吸い込まれそうです



硫黄岳から夏沢峠を越え、本沢温泉まで約500m一気に下ります
南八ヶ岳と違って、北八ヶ岳の穏やかな雰囲気に心が和みます



苔がとっても美しい~
ちょっと苦手な下りもこれなら楽しく行けちゃいます



本沢温泉に到着、ここで北八ヶ岳縦走組のお友達と合流
さぁ、お風呂入ろうよ~・・えっ!?今日は宿泊客のみしか入れない?
外風呂は混浴だし、しかも寒いし。もう、風呂いらんし宴会しましょ



本沢温泉のテント場は旅館とは離れていて、静かで快適でした
それにしても、冷え込んできたなぁ~



ビールにワイン、日本酒と酒豪揃いの仲間たちで宴会が盛り上がっていると
嬉しいサプライズが!
そう、ワタクシのお誕生日のためにケーキでお祝いしてくれたのです
持つべきものは友達です。みんな、ありがとう!



最終日も快晴、みどり池経由で下山する
登山道はとっても歩きやすい



みどり池の横にあるしらびそ小屋はアットホームな雰囲気で
一度泊まってみたくなる
ここでお日様にポカポカあたりながら一日中読書でも出来たら幸せそうかも




稲子湯で念願のお風呂に入り、バスで松原湖駅に向かう
ここから日本最高所を走る小海線に乗車、帰路につく
車窓を眺めながら、八ヶ岳は1年中いつ来ても楽しませてくれるなぁと
思う私でした






最新の画像もっと見る

コメントを投稿