2月最後の日曜日は、久しぶりに六甲山に登ってきた。
朝から冷え込みが厳しく、ほぼ終日雪が舞っているような寒い日である。
そんな寒い日でも、最近の山ブームで六甲山は登山者で賑っている。
ふと気付いたことが単独登山者の姿をほとんど見かけず、グループ登山者がとても多いことだ。
山ガール、山ボーイたちも多かった。若い人の登山が本当に増えたなぁと感じる。
いつものように阪急芦屋川から高座の滝まで30分ほど歩く。
B懸尾根はここから風吹岩までのロックガーデン中央稜尾根の西にある。
一般道のロックガーデンほど混んではいないので、静かな山登りができるコースだ。
岩やら滝も出てきて楽しい。
B懸尾根が終わりピラーロックに出ると結構人がいる。
ここは、以前よりも風化が進み大分崩れている。
これ以上、崩れたら道がなくなりそうである・・・
いつもなら六甲山頂まで行ってから昼食にするのだが、この日は風が強く寒い。
気温は氷点下2℃だ。まだ風当たりのマシな本庄橋で休憩をする。
ツェルトを張り、中で調理をする。
こんな薄いシートだが、コンロを点けるとすぐに暖かくなり快適そのもの。
しかし、六甲山でツェルトを張る人はいないようだ。
外を通り過ぎる他の登山者たちがワタシたちのツェルトを見て「わぁ~すごい」「こんなのがあるのね~」
と、珍しそうに眺めながら話しているのが聞こえてくる。
でも、低山の冬山・六甲山といえども雪が降り風が強ければ体感温度はさらに下がる。
このツェルトひとつあれば、素晴らしく快適な休憩時間が過ごせるのだ。
有馬越えのため、カチコチに凍った魚屋道を進む。
せっかくなので持参した4本爪アイゼンを装着する。
12本爪に慣れているので、この4本というのがどうも使いにくい・・・
結局30分ほどで外してしまう。1年に一度くらいしか使わない4本爪。
今年の使用は30分で終了。
魚屋道は、澄んだ空気が気持ち良い雪山歩きを楽しめた。
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