目新しいお稽古がないとついつい書き忘れてしまいます``r(^^;)ポリポリ
10月1日(166回目)は十二単の袴のお服上げの練習とお仲間の花嫁衣装の練習をお手伝いしました。
袴のお服上げは11日の本番前最後の練習でしたが、1,2回ちゃちゃっとやっておしまい。
何とも気の入らない私でした


15日(167回目)のお稽古は十二単も花嫁衣装の試験も終わってて、さて、何のお稽古しましょうか?って感じだったんですが、お仲間Yさんの『帯結びに関する質問』に答えていただく形で私も一緒に名古屋帯の復習をすることになりました。
基本の手順で抜けてるところがあったり、あいまいだった手順など先生にご指摘いただいて何度か練習しました。
そんな時、先生が私の着物の襟元に注目されました。
「なんだか今日襟元が崩れてない? 下前の胸元が引きつってるわよ? すごく窮屈そう……」
そうなんです。
実はこんなにほぼ毎日着物着てるんですけど、ずっと襟元が窮屈だって思いながら着ていました。
衿合わせには気を付けてゆったりと着付けてたつもりだったんですが、着てる間に詰まってくるんです。
動き回るから仕方ないのかなって思ってたんですが、この日は気づけば衿どころか胸元がぐずぐず。
15日のお稽古前の着姿
我ながらひどい
下着のつけ方からおさらいすることになりました。
美容ランジェリーを羽織って衿合わせをしたところで先生のチェックが入りました。
ど初っ端から間違ってました。

美容ランジェリーは肌襦袢と同じ扱いなので衿合わせもゆったりとつけなければいけないところを長じゅばんのようにきっちりと着てしまっていたんです。
その上につける美容衿のつけ方も微妙に間違っててこれでは衿がどんどん詰まっていくわけですわ。
先生の指導に従ってつけていくと、これでいいのか?ってほどゆったり。
次に着物。
背中心を合わせて衿止めで固定。下前上前を合わせて腰ひもを締める。
後ろのおはしょりを整え、上前衿と下前衿を上から下へ3回左右に引いて整える。
ここで、先生のチェックが……。
なんか私、下向きに引いてるらしい。
自分じゃ真横に引いてるつもりだったんですけどね。
何度やっても引き方がおかしいらしくて先生が衿合わせの部分をやってくださることになりました。
これはめったにないチャンス。
伊達締めを締めるところまで先生に着装していただきました。
これが、やばいくらいゆったりとしてて着物が乗っかってる感がない!
だからと言ってぶかぶかなわけじゃないんです。
先生に着装していただいた着姿がこちら。
あぁーーーー、私5年以上も何してたんでしょう。
こんなにゆったりと着られてたはずなのに、毎日窮屈な思いしてたなんて。。。
この後、ちょっとシルエットの変わったお太鼓結びを教わりました。
これまではお太鼓の決め線はビシッと一直線に体に沿ってるスタイルだったんですけど、少しだけたれを長めにしてお太鼓全体を小ぶりでふんわりと丸みを持たせた感じにします。
この形、私好きです。
お太鼓が小さ目ってところもGood。
この後、帯揚げのかけ方・結び方、帯締めの結び方もおさらい。
ここでも手つきのいい加減さが発覚(笑)
決まった手つきでやると所作が優雅に見えます。
日常の着替えに優雅さが必要かと言われれば必要ないかもしれませんが、日頃の所作はいざというときふっと顔を出すということ。
人前で恥ずかしくない所作をするには日頃から所作に気を付けていなければならない。
改めてそんな風に思いました。
最後に入門セットのカタログでコーディネートのお勉強。
今回は合格もらいました。
回数重ねた成果でしょうかね。
いやぁ~、今回のお稽古はほんと目から鱗って言うか、やっぱり基本って大事。
とっても実のあるお稽古になりました。
こういうお稽古がしたいんだよねぇ~。
試験や発表会のためのお稽古も気合いが入っていいのかもしれませんけど^^
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