ぶらりドリブルの旅

ひたすらサッカー観戦がメイン

サッカーとは関係無い旅 ~北広島・Fビレッジ編

2023-03-27 16:01:56 | その他旅行記

自分の地元である北海道。
その地では、今年の一大イベントに間違い無いであろう「プロ野球・北海道日本ハムの新球場(エスコンフィールドHOKKAIDO)のオープン」というものがあります。

ただその時(3/30)が近付くにつれ、決して良いものでは無い噂もチラホラと聞くようになり。
前年にファウルゾーンの設計ミス問題が発覚し、開場前にミソが付いてしまった事。
またその問題を一度は改修(今シーズン終了後に予定)の計画を立てて解決しようとしたものの、結局しなくても良いという結論に達したという経歴。
こうした流れが、新球場反対の派閥を膨らませるようになったのかな……というのが自分の感想です。

そんな訳で、実際に行ってみて確かめるのが吉だと思い。
シーズン中となると流石に、野球ファンで無い一般人がチケットを取るのは困難を極めるという予測から、オープン戦を選択。
そしてこの度、北広島の地を踏みました。


新球場の大きなマイナス要素は交通の便。
札幌ドームに地下鉄で行ける(福住駅から徒歩で近い距離)のに対し、JRで札幌市街に出なければならないうえに、北広島駅からの距離もかなりあるという立地。
おまけにJRの中でも北海道は特に経営難らしく(一部路線の廃路・バス切り替えが話題となっている)、運賃が張るのが地味に痛い。
ちなみに札幌~北広島の運賃は片道540円と、札幌地下鉄の大通(地下鉄の中心駅)~福住間の往復料金(250円×2)よりも割高であります。

その北広島からは、物は試しとばかりに徒歩を選択。
距離的には、Jリーグで言うならば川崎フロンターレの環境(武蔵小杉駅~等々力競技場)ぐらいのものであり、経験済みという事でその選択に迷いはありませんでした。

道中のコンビニ、普通はオレンジカラーなのに、日本ハムに染め上げられたの図。

野球とは無関係ですが、印象的な構えだった、チェーン店とは無縁ないかにも地元っぽいお寿司屋さん。

そしてそんな街並みの景色が無くなったのちも、歩きまくった末に到着。

 

デカい、というのが第一印象。(身も蓋もない……)

 

自分が入った、3塁側ゲートの側のお姿。

まだ入場まで大分時間がある、という事でビレッジ内をひとしきり歩きます。

 

しかしオープン前という事で、その大部分は開店前。_| ̄|○

それでも見栄え抜群の、キャンプ施設「ボールパーク タキビテラス オルパ」。

しかしトイレの表示はこんな感じ。
視覚的な利便性排除が密かに問題となっている中、これはイカンでしょ……

数少ない、オープンしていた施設。(ショップの集合施設)
その中で、時間を潰すのを兼ねて行列に並ぶ事に。

 

イチビコで購入したいちごミルク、通称「生いちびこミルク」。
Fビレッジ店限定の商品というレア物を楽しみ、また無事に時間を消費しました。

そして入場時刻、先程の三塁側ゲートから入場。
出入り口が10か所近くにも昇るなど、運営は大観衆を裁くのに苦労もひとしお。
そんな事を考えさせられつつ、無事に中へと入り三塁側・2階席に着席。

 

フィールドのご様子、日本ハム側が打撃練習の最中。

座席から、入場した側を撮ってみたの図。

疑惑?の現場、確かに距離は短そうで、相手の暴投が利にならないといった場面も出て来るかも。

球場内の食事の図、「五十畑の磯バターカレー」。

加えて、観戦にはやっぱりモツ煮だろうというサッカーファンの性か。

 

愛想を振りまく、マスコットのフレップとポリー。

「ベースランニング」イベントでの2人?のご様子。

尚、自分が通ったのは「三塁側ゲート」ですが、その他のゲートの(大まかな)場所を内側から。
「TOWER11ゲート」は、TOWER11というランドマークにあるゲート。

こちらは「コカ・コーラゲート」という、実際に観なければ何の事だか判らない名称。
「コカコーラ」のモニュメントがある(内部からだと解り辛い)、という理由から名付けられたのでしょう。
尚他にも「リポビタンゲート」という、某栄養ドリンクから名付けたものがあり。

それにしても、横長なビジョン。

それをふんだんに利用し、CM映像が流れながらも球場の様子を映す(一部)という技を披露していました。

この日の日本ハムの、対戦相手である東京ヤクルト。

 

サッカー選手とは一味も二味も異なる、打球を強く飛ばすべくのサイズの横に大きな選手が印象に残り。

ヤクルトのスタメン発表、ビジター(サッカーでいうアウェイ)にも拘らず顔写真がある、だと……?

一方の日本ハム、ビジターよりバージョンはアップしているものの、アニメーションは無し。
オープン戦だからかも知れませんが、この要素はサッカー・FC東京の勝ちか。

そして応援団による、ヒッティングマーチ演奏のターンへ。
しかしその場は外野スタンドでは無く、内野席3階という場所でのものでした。
これは新球場がそうなのか、あるいは自分がプロ野球を観ていないうちに慣習が変わり、場所変更となったのか。

 

横長に表示される、メンバー表とスコアその他。

これが試合中となると一層情報量が多くなり、流石は野球といった所か。

 

外野スタンドに位置するという真新しさが注目点の、ブルペンの様子。

メンバー表交換の際の両監督。(日本ハム=新庄剛志氏・ヤクルト=高津臣吾氏)

 

そして日本ハムナインがフィールドに散ったのち、始球式を経て賽が振られた試合。

 

両チーム、ランナー一塁時の攻防。

試合の方は、ヤクルト先発・吉村が不運な立ち上がり。
内野安打にポテンヒットという形でランナーを貯めた末に、日本ハム・松本にタイムリーヒット(これは良い当たり)を浴びて、1回裏に日本ハムが先制。
しかしその後は落ち着きを見せる吉村。
カウント不利な状況のなかで、変化球でストライクを取るという好投手ぶりも発揮し、しっかり抑えて3イニングをこの1失点のみ。
この吉村の投球が、序盤の普段サッカーしか観ていない素人同然の個人的な着目点だったでしょうか。

 

そして3イニングが終了した事で、フィールド内はおなじみのきつねダンスのモードへ。

 

評判に違わぬ踊りっぷり。
ただ一つだけ苦言を放つならば、音楽とダンススタートのタイミングが合っていないという事でしょうか。
ファイターズガールが持ち場に到着する前に、前奏終了してしまう(前奏が短いという要素もあり)ので、このズレを持ち味にしているのではと疑うレベル。
揃えたいならば、DJアナウンスなりを挟む必要性があり。

時を若干戻し、3回表の最中にヤクルト・濱田が手に死球を受けて痛み、ベンチで治療という緊迫もののシーンが描かれ。
しかし無事に復帰。
イニング終了時には、ぶつけてしまった側の日本ハム・ポンセが濱田に対して謝罪の声かけをする絵図も生まれて一安心。

 

そして1-0のまま5回が終了、今度はスタンダードな「YMCA」パフォーマンスを展開する、ファイターズガールとフレップ&ポリー。

無失点のポンセの後を受け、6回表に登板した日本ハム・鈴木。

 

そのフォームは独特のアンダースローで、緩急活かした投球で失点ゼロを継続させました。

そしてその裏、日本ハムは石井の3塁打で一死3塁という絶好機に。
しかしヤクルトは真剣勝負さながらの、「左投手を介しての、イニング途中での交代」という采配(左腕は退いた側(久保)でしたが)で乗り切り、(木澤が)松本・野村を打ち取りゼロに抑えます。

 

両チームのラッキー7、ビジョンに映し出されるファン。
このタイミングで、不覚にも自分のカメラが電池切れを迎えてしまい乙に。

 

その間に登板した日本ハム・宮内。

アンダースローの鈴木に続くのはサイドスロー(写真では解り辛い……)と胸圧な展開でしたが、ここで1失点を喫してしまい同点に。
その同点劇は、ヤクルト・青木が3連続でファールをスタンドに飛ばした末に四球で出塁、その後盗塁+捕手・伏見の悪送球で無死3塁に。
そしてヤクルト・長岡の犠牲フライ(左飛)が炸裂、というものでした。

その後の試合は、結局どちらも得点を挙げられず1-1の引き分けに。
特に日本ハム側は、走者を溜めるシーンが続いたもののモノに出来ず。
8回には一・二塁の好機を作るも、ここで仕掛けたディレードスチールが失敗と、悔いの残る逃し方となりました。


そして帰路、疲労はピークでかつ雨+風の天候となっていた事もありシャトルバスを選択。
道路も北広島駅構内も混雑激しいといった感じで、前述のマイナス要素が露骨に襲い掛かってきたようでした。

結論として断を下すと……まあ現場は楽しかったから良いや、という事で。(何のレポートにもなっていないやんけ)


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