台湾・杉林渓のシロクロヒタキです。
5月にも行きましたが可愛いので再訪しました。
たくさん撮ったのでめちゃたくさん載せます。
多分80枚ほどあります。
シロクロヒタキ/小剪尾/Little Forktail
背面は黒色で風切りの縁と腰に白ライン、額と腹部は白く尾羽の左右も白くなる小さなForktailです。
渓流に依存するヒタキのなかまで尾羽を振り振り川床を歩く姿はとても可愛らしいです。
台湾固有亜種で標高600mぐらいから3000mまでの渓流に生息しています。
大陸亜種は中国南部からヒマラヤ山麓の2000mから2500mにかけて生息しています。
台湾でも割と希少種で生息地(撮影地)は限られている感じです。
シロクロヒタキはForktailの中では一番小さく尾羽の長さも控えめです。
※ヒマラヤやインドシナのForktail/エンビシキチョウ類は尾羽が立派でめちゃ格好いい!
シロクロヒタキは縄張り意識が強い鳥で5月と同じところに今回も出てくれました。
渓流を下流から上流へゆっくりと川虫を探しながら上がって行き、結構長い時間撮ることができました。
ずっと尾羽を上げ下げしているので完全に止まった写真は難しいのですが、
今回もそれなりに可愛らしい写真をたくさん撮れたかなと思います。
次回あるとすればやはり巣立ちの時期に親子の写真が撮りたいですね。
OLYMPUSのOM-1の鳥認識では白色と黒色はピントが合いにくく、
テレコンを外して拡大でピントを合わせることで何とか撮れたかなという感じです。
黒色が潰れるので目の表現が難しく歩留まりは1/10以下と悪かったですね。
川床は露出がややアンダーになりWBも青に傾くことが多いのでちょっと細かく補正しています。
それと、前回は低く構え過ぎて手前が被ってしまうことが多かったので今回は普通にしゃがんで撮っています。
ただ、やっぱりもう少し低いアングルのほうが奥行きのある写真になったのかなと思います。
結局、地面の鳥は被り上等で低く撮ってなんぼの世界かも知れませんね。
去年5月に撮ったシロクロヒタキも載せておきます。
2024.5月のブログ記事台湾・杉林渓のシロクロヒタキ/小扇尾
年末年始の台湾の記事は次回が最終になります。
杉林渓森林生態渡仮園区
台中の南投県竹山鎮の標高およそ1500mにある観光地で台湾固有亜種シロクロヒタキの撮影地。
入口から滝までは2.5kmあり歩いて散策できるほか15分おき無に料バスもある。
・入場料;350元/人 駐車料;100元/日 開園時間;7:00~21:00
探鳥はエリアは3か所
①入口&ホテル‥‥ホテル横に桜広場と遊歩道がありルリチョウの縄張りになっている。
②花弁中心‥‥日月池周りにカワビタキ、赤い実にシマドリ・ヤブドリ・ルリチョウが来る。
③松瀧岩瀑布‥‥川床にシロクロヒタキとカワビタキ。
土日は観光客が多く鳥が落ち着かないので可能なら平日がお勧め。
入口から下流の遊歩道は人も少なくカラ類が狙える。
フォトチャンネルです。
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