2015年4月8日の現地時間の真夜中に、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達が、「光の街(City of Light)」と呼ぶパリのこの写真をとった。昼間と完全に異なる様を提供する街路の格子のパターンが夜を支配している。例えば昼間は曲折のあるセーヌ川が視覚の主体となるが、ここでは薄く黒い川を探し出すのは難しい。街路の密度の濃いネットワークの中で最も明るい大通りは、17世紀に設計された、この都市の歴史の中心シャンゼリゼ通りである。パリの多くの樹木で覆われた公園が黒い多角形として目立っている。オルリーとシャルル・ド・ゴール国際空港が、滑走路と周囲の広々とした地面の暗いエリアの隣の華やかさによって特徴づけられている。パリの大きなリングの通りが都心を囲んでいる。この宇宙飛行士の写真は、ニコンD4デジタル・カメラで、400ミリレンズを使って撮られた。
<出典>: 「今日のイメージ(NASA Image of the day)」
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