新しい星達は我々の銀河の血液であり、このハーシェルの赤外線イメージによって、来る何百万年間も星を造る十分な素材があることが明らかになっている。ラテン語の「小さなキツネ(little fox)」に発するこぎつね座の 8,000 光年にあるこのイメージの領域は、こぎつね座 OB1 として知られている。ここは真に巨大な「OB」星の多くが生まれつつある「星の連合」である。OとB星は形成し得る最大の星達である。こぎつね座 OB1 の中心のこの巨星達のあるものは、我々の銀河で最も大きい。太陽質量の何十倍を持ち、急速に燃料を使い尽すので、それらは天文学的に短命である。それらは、燃料が尽きるときに崩壊し、超新星として爆発するだろう。
<出典>: 「今日のイメージ(NASA Image of the day)」
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