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7月26日:火星の暗い砂丘(水平に圧縮)

2016年07月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

風は火星の砂にどのように影響を及ぼすだろう? 地球と大きく異なるかどうかを調べるために、火星のロボット、キュリオシティローバーは、ゲイルクレータのバグノルド砂丘(Bagnold Dune)フィールドの暗いナミブ砂丘(Namib Dune)を調査するように指示された。ナミブは地球以外でクローズアップ調査された最初の活動的な砂丘である。一つの例外を除いて、地球の砂丘の風によってつくられたリップルは火星のリップルと似ている。暗いナミブ砂丘に見える大きなピークは平均して約3メートル離れており、地球では水中だけに見られるタイプである。このイメージは昨年12月にとられ、全景を示すために水平方向が圧縮された。遠くには通常の火星のダストの光景がオレンジで斜面をつくっている。また、岩の散乱した光景が右端に見える。キュリオシティは7月の初めに予定外のセーフモードに入ったが、今は、ゲイルクレータの内部の調査を再開している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 右のイメージは水平方向に圧縮したもの。下のイメージは原本を縮小したもの。大判はそれぞれのイメージをクリック。

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