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9月8日:STS-82 ハッブル保全ミッション

2016年09月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1997年2月11日にケネディ宇宙センタから打上げられた STS-82 は、ハッブル宇宙望遠鏡の修理を目的とした二回目のミッションであった。このミッションのゴールは、ゴダード高解像度分光器(GHRS)、宇宙望遠鏡画像分光計(STI)の一部(FOS)、近赤外線カメラとマルチオブジェクト分光計(NICMOS)の科学装置の交換であった。この写真では、搭載物指揮官マーク C. リー(左)、ロボットアーム上のミッションスペシャリストスティーブン L. スミスを示している。

<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 近年のハッブル宇宙望遠鏡は、そのユニークな解像度と美しいイメージで他に類を見ない大天文台として認知されています。しかし1990年の第一世代のハッブルは大きく期待を裏切り、ハッブル宇宙望遠鏡は失敗だったとまで評されたものでした。その後1997年の第二世代の改良で大きな成果を発揮し、現在は1999年~2002年の第三世代の改良で運用が続けられています。ハッブルの遺産は、2018年に予定されているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に引き継がれ、一層進んだ宇宙の神秘が解明されるものと期待されています。

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