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ボイジャー1号が見た木星の上のイオ

2016年09月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1979年に遡って、この年NASAのボイジャー1号宇宙船が木星とその月を通り過ぎて飛んだ。この合成イメージは、ガスの巨人木星の広がる渦巻く雲の帯の背景に対して、月イオを中心に、約830万キロメートルの距離からボイジャーのカメラで記録された。このイオの合成イメージは、差渡し60キロメートルの、暗い中央と明るい縁を持つイオの表面の、奇妙な丸い形を示した最初であろう。今ではその起源が火山であることが知られているこれらの形は、恐らく太陽系の至る所の岩の天体に一般的に見られるインパクトクレータであろうと考えられていた。
今年始め、新しいロボット宇宙船、NASAのジュノが木星を周りはじめ、最近、木星の雲の 5,000 キロメートル内を通り過ぎた。続く2年間、ジュノが、例えば木星の核にあるような、木星に関する新しい事柄を発見することが期待される。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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