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1月4日:(臨時掲載)ウルティマとトゥーレ

2019年01月04日 09時47分32秒 | 天文・宇宙

1月1日、ニューホライズンズはウルティマ・トゥーレと名付けられたカイパーベルト・オブジェクトに遭遇した。太陽から約65億キロメートルのウルティマ・トゥーレは、これまでに地球からの宇宙船で探検された最も遠い世界である。これまでに公開された最も高い解像度のこの歴史的なイメージは、ニューホライズンズ最接近の僅か30分前に約 28,000 キロメートルでとられた視界である。恐らく太陽系の誕生の直後の穏やかな衝突の結果であるウルティマ・トゥーレは、二つの関連する球状の形が相互の重力によって接続して保たれたコンタクトバイナリ(contact binary:接続された二重星)であることを明らかにしている。科学チームによって別々に名付けられたウルティマとトゥーレのより大きなロブ、ウルティマは直径約19キロメートルであり、小さなテューレは差渡し14キロメートルである。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<ひとこと>: より大きな判はイメージをクリック。1月4日午前9時現在、NASA本体からの発表はありません。これは、恐らく、米国国家予算審議の遅れによる影響と思われます。なお、中国の月の裏側着陸の記事は明日掲載します。

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