この浮いているリングは銀河の大きさである。実際に、それは近くのおとめ座銀河達の集団で最大の銀河達の一つ、写真映りのいいソンブレロ銀河、または少なくともその一部分である。実際には可視光線でソンブレロ銀河の中間部を隠すダストの暗い帯が赤外線で明るく輝いている。デジタル的に先鋭化されたこのイメージは、可視光線によってNASAのハッブル宇宙望遠鏡でとられた既存のイメージに、軌道を周っているスピッツア宇宙望遠鏡で最近記録された疑似カラーで置かれた赤外線の輝きを示している。M104 として知られるソンブレロ銀河は差渡し約5万光年、 2800 万光年に横たわっている。この M104 はおとめ座の方向に小さな望遠鏡でも見ることができる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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