1月3日、中国の嫦娥4号宇宙船が、月の遠い側への最初の着陸に成功した。着陸船のカメラでとられたこのイメージは、フォン・カルマン・クレータ内部の着陸地点からである。それは、着陸船のランプを下り、現地の日の出近くの地面を横断して2週間の月の日を始める、デスクサイズの六つの車輪の玉兎2号ローバーを示している。探査するフォン・カルマン・クレータ自体は直径186キロメートルである。それは、最も古くあまり理解されていない何者かを含む月の地勢の、古く深い南極のエイトケン・インパクト盆地の中に横たわっている。通常は月の隠されている半球からの情報を中継するために、中国は、2018年5月に、月の遠い側の軌道に中継衛星鵲橋(じゃくきょう)を打上げた。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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