これらの空で長い輝く筋をつくっているものは何だろう? スティーブス(STEVEs:Strong Thermal Emission Velocity Enhancements) として知られるこれらの明るい紫の光の空のリボンは、いつものオーロラに似ているかもしれないが、最近の調査は顕著な差を明らかにしている。正確に測定されたときのスティーヴの大きな長さと変わった色は、それが、以前には見えないと思われた熱い大気の超音波の川、オーロラの下のイオンの流れ(SAID:subauroral ion drift)に関連があるかもしれないことを示している。一部のスティーブスは、今、また、輝く窒素を多く含まない主オーロラの卵形の外に現れることがある一連の空の薄板(slat)、緑の杭の垣根の構造(green picket fence structure)を伴っていると考えられている。この示された広角の合成イメージは、2017年に、カナダ、マニトバの、チャイルズ湖の、暗い空の、我々のミルキーウェイ銀河の中央の帯の前で交差するスティーブを示している。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<お知らせ>: 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプルカプセルが12月5日深夜(12月6日未明)に地球に帰還します。11月29日 (日)から12月4日 (金) にかけて6日間オンライントークイベントを開かれています。中高生対象で参加には登録を必要しますが傍聴することもできます。イベントの内容や応募方法は 「はやぶさ2」のサイト から。 Youtube による傍聴(録画を含む)はホームペ―ジの 「国内機関による中継とビデオ」 からアクセスしてご覧ください。