国際宇宙ステーションがインド洋の南の268マイルを移動している間に、SpaceX ドラゴン無人補給船は、東部標準時間12月7日午後1時40分(日本時間12月8日火曜日午前3時40分)に、初めて、軌道の実験室のハーモニーモジュールの宇宙に面した側に自動でドッキングした。このミッションで提供されている科学機器の一部には、地球上の患者の治療法を開発するために心臓病の理解を深めることを目的とした調査、小惑星でのバイオマイニングで微生物を使用する方法の調査、小微重力下での迅速で正確な血液検査分析のためのツールなどがある。宇宙ステーションで初めて、商業的に所有および運営されるエアロック、ビショップ・エアロック・ナノラックは、ドラゴン貨物船の非加圧トランクに積まれて到着する。ビショップは、キューブ衛星の配備や外部機器のサポートなど、軌道を回る実験室でさまざまな機能を提供する。ドラゴンは宇宙ステーションに取り付けられて約1か月間を過ごした後、貨物と調査結果を積んで地球に戻る予定である。
<出典>: 「国際宇宙ステーション(ISS BLOG)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: イメージは2020年12月7日の国際宇宙ステーションの構成。コンピュータ生成モデルです。宇宙ステーションには、米国からの SpaceX のクルードラゴン(クルー船)とカーゴドラゴン(貨物船)、ノースロップグラマンのシグナス14補給船、ロシアのプログレス75と76補給船、ソユーズ MS-17 クルー船の6隻が駐機している。