空を横切る筋は小惑星から帰るカプセルである。それは、今月初めに、地球近傍小惑星 162173 リュウグウから、その表面の小さな岩石やダストなどを運んで戻ってきた。このキャニスターは、2018年にリュウグウを訪問し、2019年に表面のサンプルを収集し、地球を通り過ぎた母船「日本のはやぶさ2」によって放出された。リターンカプセルはパラシュートを展開し、オーストラリアの僻地に着陸した。同様なミッション、NASAの OSIRIS-REx は、最近、同様の小惑星ベンヌから岩石やダストを捕え、2023年にその表面のサンプルを地球に持帰る予定である。これらの小惑星からの化合物の分析は、太陽系における新しい人類の初期の洞察と、水と有機物が地球上にどのようにもたらされたかについての新しい手がかりを与えることを約束している。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<ビデオ>: イメージをクリックして Youtube からビデオをご覧ください。
<ひとこと>: これは Astronomy Picture of the Day(米国)における英文の記事です。