アポロ17号:三日月型の地球
この素晴らしい写真の宇宙の黒い背景に対して、我々の惑星が太陽に照らされた湾曲した三日月を見せている。 この馴染みのない視点から見ると、地球は小さく、遠い惑星の望遠鏡のイメージのように、地平線全体が完全に視野の中にある。低地球軌道からの国際宇宙ステーションのクルーによって楽しまれている、この惑星の非常に近い視界のみが可能である。90分ごとに一回この惑星を周る彼らの下には、雲、海、大陸の光景が、遠いこの惑星の端の部分的な弧とともに渦巻いている。しかし、このデジタル的に回復されたこのイメージでは、これまでに1968年~1972年に月に旅して戻った、アポロ宇宙飛行士達24人の人間によってのみ達成された視界を示している。その元の写真(AS17-152-23420)は、1972年12月17日の帰路の途中でアポロ17号のクルーによってとられた。これは、今では、人間の手によってとられたこの惑星の眺望からの、地球の最後の写真である。
<ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
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