ヨーロッパ宇宙機関のユークリッド、初めての渦巻銀河を撮る--- NASA(JPL)の解説から。
この渦巻銀河 IC 342 のイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のユークリッド(Euclid)ミッションが、2023年11月7日に公開した、五つの最初の科学イメージの一つである。暗黒物質と暗黒エネルギーの謎を調査するヨーロッパ宇宙機関主導のユークリッド天文台(Euclid)は、2024年初めに通常の科学運用を開始する予定である。
NASAのジェット推進研究所(JPL)は、ユークリッド宇宙船の計器の一つに重要なハードウェアを提供した。さらに、NASAは米国に拠点を置くユークリッド科学データセンターを設立し、NASAが資金提供する科学チームは、他のユークリッドの科学者達とともに、ダークエネルギー、銀河の進化、暗黒物質を調査・研究する。
他のユークリッドイメージは こちら から。
<出典>: 「ジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)」
<ひとこと>: ユークリッド(Euclid)ミッションは、ヨーロッパ宇宙機関がより力点を置いている探査機の一つです。ヨーロッパ宇宙機関は、先に、ミルキーウェイ銀河全体の星達の位置とその動きをくまなく調査するためにガイア(gaia)衛星を打上げ、その結果は大きな成果をもたらしました。今回のユークリッドは、多くの銀河に重点を置き、その隠された背景を調査して、天文学で最も基礎的な疑問、暗黒エネルギーや暗黒物質の本質を調査しようとするものです。ここでは、発表された五つのイメージを「静止画単体」でゆっくり見ていただくために、NASAが発表した記事をベースにしました。大判イメージを含めて「出典」のリンク先からご覧ください。なお、ヨーロッパ宇宙機関では1分のビデオとして発表しています。 こちら(.mp4) からご覧ください(ビデオは画像が現れるまでに少し時間が掛かりますが、細かな動きを見ることができます)。
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