太陽系の温度(その2:金星、地球)
<金星>: 金星は水星に次いで太陽に2番目に近い惑星であり、太陽からの平均距離は約1億8百万キロメートルである。太陽の光が金星まで行くのに約6分かかる。
金星は地球に最も近い隣人であり、大きさも似ている。地球の双子とさえ呼ばれているが、金星は雲に包まれており、温室効果が働き、表面を鉛の融点以上に熱する濃い大気を持っている。平均表面温度は摂氏464度である。
従って、金星は---水星ではなく---太陽系で最も熱い惑星である。
<地球>: 地球は太陽から平均1億5千万キロメートル離れている。太陽からの光が地球に届くまでには約8分かかる。
我々のホームの世界は、晴れの日、にわか雨、竜巻、強烈なハリケーン、猛吹雪、砂嵐など、ダイナミックでありまた嵐の惑星である。しかし、様々な嵐にもかかわらず、地球は一般的に他の惑星に比べて非常に快適な気温を持っている。地球の平均表面温度は摂氏15度である。しかし、地球では極端な気温がある。米国大気圏局(NOAA)によると、デスバレーでは、1913年7月10日に、カリフォルニア州のファーネスクリークで観測された摂氏 56.7 度という、地球上でこれまでに記録された世界最高気温の記録がある。世界気象機関によると、地球の最低記録温度は、1983年7月21日の、南極のボストーク基地での、摂氏マイナス 89.2 だった。
<ひとこと>: 右側のイメージの大判は下記リンク(原典)からご覧ください。
<出典>: solar system
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
<ミッション別ページ>
各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)
火星探査の今 | 太陽との合の期間は休載します | ||
ハッブル宇宙望遠鏡 | 週の初めに掲載 | ||
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 | 週の初めに掲載 | ||
アルテミス2 | 2004年有人月周回準備 | ||
国際宇宙ステーションは今! | 特別な出来事のみ掲載 | ||
<参考> 宇宙科学の話題 | 発表の都度 | ||
<参考> NASAテレビ放送予定 | 宇宙ステーションの定常業務は省略 |