<お知らせ>: 米国時間4月8日月曜日午後(日本時間4月9日早朝)、メキシコから米国、カナダ南東部に至る皆既日食が予定されています。米国では当分日食が期待できないこともあって、科学的調査を含め、大きな話題となっています。この日食は中継放送されますが( 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。)、日本時間では9日早朝になりますので、後日、録画等の記録をお知らせします。
この日食の概要は3月25日(月)の記事から。他の関連記事は下表「宇宙科学の話題」から。
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日食写真家達、消滅の動きの間の太陽研究に資する
2024年4月8日、北米の正午の空から太陽が一時的に消えるため、何百人ものボランティアが皆既日食の写真を撮り、太陽と地球との関係をよりよく理解するのに貢献するだろう。
これらの写真家達は、月が太陽の明るい円盤を完全に覆い、コロナが明らかになる皆既の間中の、太陽の幽霊のような外気(コロナ)を研究するために、NASAが資金提供する三つの市民科学プロジェクトに参加する。
コロナは太陽風の発祥の地であり、太陽から流れてくる粒子や物質が地球や他の惑星に絶えず流れ込んでいる。コロナのダイナミクスの全範囲を見るのに最適な時期は、皆既日食のときである。
しかし、4月の日食経路沿いのどの場所でも、皆既日食は4分半未満しか続かず、コロナの変化を見るには十分ではない。しかし、これらのNASAのプロジェクトは、日食の経路に沿って観測者を配置することで、月の影がメキシコからカナダに渡るのにかかる時間である90分以上、本質的に皆既日食を引き伸ばすことを期待している。その後、プロジェクトは映像を組み合わせ、他の方法では見ることのできないコロナの活動を明らかにする。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Vanessa Thomas (著者名です)
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