NASAと日本宇宙で協力、月面探査車に関する契約を締結
NASAのビル・ネルソン長官と日本の森山正仁文部科学大臣は、月面の持続可能な有人探査を推進するための協定に署名した。
日本は、有人・無人探査のための与圧ローバーを設計・開発・運用する。NASAは、ローバーの打ち上げと月への配送、および日本人宇宙飛行士が月面に旅する機会を2回提供する。
今日(4月9日)、バイデン大統領と岸田首相は、「重要なベンチマークが達成されたことを前提に、将来のアルテミス計画で米国人以外の宇宙飛行士として初めて月面に着陸するという共通の目標」も発表した。
加圧式月面ローバーは、宇宙飛行士が月面でより遠くまで移動し、より長い期間作業できるようにすることを目的としている。調印式は4月9日、ワシントンのNASA本部で行われた。調印にはネルソン氏、森山氏のほか、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川浩理事長も参加した。
密閉型で加圧されたローバーは、宇宙飛行士達が長期間生活し、働くための移動可能な居住地および実験室として機能することで、宇宙飛行士が地理的に多様な地域でより遠くまで移動し、科学調査を行うことを可能にする。2人の宇宙飛行士達が月の南極付近を横断する間、最大30日間収容することができる。NASAは、今、アルテミスⅦとその後のミッションで、約10年間にわたって与圧ローバーを使用することを計画している。
--- 以下略。
<ひとこと>: 右下二つのイメージのリンク先は動画 Youtube です。JAXAは、現在、車メーカーと月面車を共同開発しています。左下のビデオはトヨタ自動車のサイトからの例示。
<出典>: NASA Headquarters
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