夜空を照らす聖パトリック(St. Patrick)のオーロラ
オーロラのまばゆいばかりの緑色の光のこの雄大なイメージは、2015年3月17日午前5時30分頃、アラスカ州のドネリー・クリーク(Donnelly Creek)で撮影された。
オーロラ・ボレアリス(aurora borealis)とオーロラ・オーストラリス(aurora australis)は、しばしば北極光と南極光(northern lights and southern lights)と呼ばれ、北と南の高緯度でよく発生し、中緯度ではあまり発生せず、赤道付近ではめったに見られない。
これらの色とりどりの光のリボンは、地球の磁気圏と相互作用する太陽風(太陽からの荷電粒子の流れ)の、目に見える現象である。強い地磁気の嵐は大気を刺激し、夜空を照らし、オーロラをつくり出す。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Michelle Zajac(著者名です)
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<お知らせ>: ハッブル宇宙望遠鏡がエラーを検知し、自動的にセーフモードに入った。ハッブル宇宙望遠鏡は調査目標を確実に捕らえるためにジャイロスコープを搭載している。ジャイロスコープは確実性を保証するために常に複数(三つ)のジャイロを使って運用されている。しかし、11月に三つのジャイロスコープの一つが誤った測定値を示し、自動的にセーフモードに入った。チームは対策を検討している。
ジャイロスコープは、2009年の5回目の保全活動で六つの新しいジャイロが持ち込まれたが、現有の三つを除いては既に使用不能となり、現在の三つの一つでも使えなくなると「多数決原理に基づく判断」ができなくなる。
NASAは一つづつの運用でも可能としており、この場合1台を休止させ、2台分の期間の運用が可能になるだろう。但し観測の精度は落ちるから、これがどのように影響を与えるかは分からない。(下表「宇宙科学の話題」から)
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