皆既日食、北米を暗くする
2024年4月8日、何百万人ものアメリカ人が、月が太陽と地球の間を通過する皆既日食を見た。
幅185キロメートルの人々が、月が太陽の明るい球体を覆い、かすかなコロナ以外のすべてを覆い隠しているのを見た。地球観測衛星が北アメリカ上空を東へ向かう月の影を捉えた。
地球から約160万キロメートルにあるNASAの深宇宙気候観測所(DSCOVR:Deep Space Climate Observatory)に設置された地球多色画像カメラ(EPIC:Earth Polychromatic Imaging Camera)は、世界時 16:02 から 20:32 の間地球の景色を捉えた。この DSCVR は、NASA、NOAA、および米国空軍の共同衛星であり、太陽と地球の間の重力的に安定した位置、ラグランジュポイント1にある。
月の影は、メキシコの太平洋岸からテキサス州を通り、五大湖を越えて北アメリカを覆い、カナダのニューファンドランドの大西洋岸を横断した。
<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 .mp4 です。
<出典>: Earth Observatry
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