近点16:木星の通過
ジュノ(Juno)が木星を通り過ぎるのを見よう。NASAのロボット宇宙船「ジュノ」は、現在1ヶ月にわたって、 太陽系最大の惑星の周りを回る非常に細長い軌道を周り続けている。このビデオは、2016年半ばにジュノが木星に到着して以来16回目の接近通過からである。それぞれの接近通過では、木星の雲の頂きの僅かに異なる部分の近くを通過する。 この色を強調されたビデオは、ジュノカメラ(JunoCam)の21枚の静止画からデジタル構成されており、125倍のタイムラプス(コマ落とし)を実現している。このビデオは、ジュノが北から接近し、木星が昇ってくるところから始まる。 ジュノが木星の雲の頂きから約 3,500 キロメートル上空に最接近するとき、探査機は木星の巨大な惑星を非常に詳細に捉える。ジュノは、この惑星を一周する明るいゾーン(zone)と暗いベルト(belt)、また、地球のハリケーンよりも大きな多くの渦巻く円形の嵐を通過する。 ジュノが遠ざかるとイルカの形をした雲が見えてくる。 最接近を過ぎると、木星は遠くに退き、木星の南に現れる珍しい雲が見える。ジュノは、必要な科学データを得るために木星に急降下し、木星の機器は非常に高いレベルの放射線にさらされる。
<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 Youtube です。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
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