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12月16日:遠征46ソユーズ、国際宇宙ステーションに向かって打上げられる

2015年12月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征46(Expedition 46)/ソユーズ TMA-19M 宇宙船は、国際宇宙ステーションに向かって、米国東部標準時12月15日火曜日午前6時3分(バイコヌール時間午後5時3分;日本時間午後8時3分)に、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられた。打上の時、国際宇宙ステーションは、カザフスタンの北東400キロメートルを飛んでいた。ソユーズには、ロシア連邦宇宙局のソユーズ指揮官ユーリ・マレンチェンコ、NASAのティム・コプラ、欧州宇宙機関のティム・ピークが搭乗している。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ」

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12月15日:冥王星に発見された異常な穴

2015年12月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

冥王星には何故このような異常な穴があるのだろう? これは7月のニューホライズンズ宇宙船の矮惑星へのフライバイの間に発見された。トンボー領域と名付けられた有名な明るい色のハート型の領域の一部、スプートニク平原を横断して広がる湖の、最大の穴は差渡し1キロメートル、何十メートルかの凍った窒素の湖の窪み。太陽系の大部分の穴はインパクトクレータによってつくられるが、これらの窪地のほとんどは同じようなサイズであり、高密度に詰めて並べられ、異なっているように見える。これらは何かが昇華しまたは蒸発して、これらの氷の特別なエリアをつくったと思われる。実際に、重なるインパクトクレータの不在は、これらの穴が比較的最近できたことを示している。ロボットニューホライズンズは、今、新しい目的地に向かっているが、それは、冥王星との劇的な遭遇からの新しいイメージとデータを地球に送り続けている。

<参考>: 同じ趣旨の異なるイメージと解説が こちら に掲載してあります。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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お知らせ: 12月11日の油井亀美也達遠征45帰還のイメージ、ビデオ等は、初めての夜間の着陸あるいは風による着陸地点の移動などによってほとんど撮られていませんので省略しました。

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12月14日:太陽と太陽圏天文台(SOHO)の20年を祝う

2015年12月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽の端を調べるために1995年に打上げられた欧州宇宙機関とNASAの太陽・太陽圏天文台(SOHO)は、20年後の宇宙で依然として好調である。 SOHO は科学の太陽物理学として知られるこのフィールドに革命をもたらし、約 5,000 の学術論文の基礎を提供した。 SOHO は、コロナ波、太陽津波、太陽の揺れなどダイナミックな太陽の現象を発見し、最も偉大な彗星ハンターとしての予想外の役割を果たし、2015年9月にはその数は 3,000 に達した。2000年11月8日からのこの天文台の LASCO C2 コロナグラフによる「 SOHO の最高の」イメージは、太陽から対称的な方向に向かう二つのコロナ質量放出(CMEs)を示している。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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12月12日:遠征45油井亀美也帰還

2015年12月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

全ての荷を積まれた! さようなら、我々の遠征45クルーメイトと偉大な国際宇宙ステーション! ハロー地球!!

<出典>: NASA、ジェル・リングレンのツィッターから。

<大判>: 上のリンクから。

<参考>: 写真はソユーズの中が如何に狭いかを見ていただくために掲載したもの。この中で6時間を過ごすのも大変だろうに、かっての国際宇宙ステーション飛行士達はこの中で2日間を過ごしたと思うと気が遠くなる。
今回は初めての夜間の着陸であったため、これまでのように外部から着陸の様子が監視できず、無事に着陸できたことの確認にも手間取った。帰還後の油井亀美也の「それにしても重力を強く感じますね」という言葉が印象的だった。暗闇の中、飛行士達は早々に現地を離れた。

お知らせ: 12月13日の掲載は休みます。

 

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12月11日:遠征45帰還/国際宇宙ステーションからの金星

2015年12月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征45帰還:
今日12月11日夜、油井亀美也を含む国際宇宙ステーション遠征45クルー3名の帰還が予定されています。彼らのソユーズ TMA-17M の切離しは日本時間11日午後6時49分の予定です。中継放送の時刻などは 「天文ニュース」  「トップニュース」から。 なお、これまでの帰還は昼前に設定されており夜間の着陸は恐らくこれが初めてです。

国際宇宙ステーションからの金星:
2015年12月5日、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士油井亀美也は、国際宇宙ステーションから明るく輝く惑星金星のこのイメージを捕えた。フレームの上部にステーションの「きぼう」研究室の一部と、その下に星スピカが見える。この写真がとられたとき、日本の「あかつき」宇宙船がこの惑星に近づいていた。東部標準時12月6日日曜日午後7時(日本時間12月7日月曜日午前9時)ごろ、 JAXA の宇宙科学研究所(ISAS)は「あかつき」の4つの推進装置に点火を命じ、宇宙船の金星周辺の楕円軌道入りを成功させた。この JAXA ミッションは、NASAの科学者達によって拍手が送られた(「天文ニュース」 「アストロサイエンス」 参照)。「あかつき」は、2014年に欧州宇宙機関のヴィーナスエクスプレスがそのミッションの終えたとき以来の、金星を探査する初めての宇宙船である。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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12月10日:遠征45帰還準備/「あかつき」金星軌道投入/シグナス捕捉と繋留

2015年12月09日 23時49分47秒 | 天文・宇宙

遠征45帰還準備:
明日12月11日、油井亀美也を含む国際宇宙ステーション遠征45クルー3名の帰還が予定されています。彼らのソユーズ TMA-17M の切離しは日本時間11日午後6時49分の予定です。中継放送の時刻などは 「天文ニュース」  「トップニュース」から。 なお、これまでの帰還は昼前に設定されており夜間の着陸は恐らくこれが初めてです。
写真は、2014年11月10日に、ソユーズ TMA-13M 宇宙船が国際宇宙ステーションから切離され、遠征41クルーメンバーの3名が帰還したときのもの。

<出典>: 「国際宇宙ステーションイメージギャラリ(ISS Image Gallery)」

<大判>: イメージをクリック

「あかつき」金星軌道投入成功:
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は金星探査衛星「あかつき」の金星軌道投入が成功したと発表しました。初めての金星の写真も得られています。発表は 「金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について(JAXA)」 から。

<大判>: こちら から

オービタル ATK CRS-4 捕捉と繋留:
国際宇宙ステーション貨物船オービタル ATK CRS-4 シグナスは、日本時間12月9日午後8時19分に国際宇宙ステーションのロボットアームによって捕捉され、午後11時26分に設置されました。

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12月9日:お知らせ/リサパスファインダー、重力波デモンストレーションのルートに乗る

2015年12月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

お知らせ:
国際宇宙ステーションでは、今夜、オービタル ATK CRS-4 (シグナス)貨物船のランデブー、捕捉、繋留が予定されています。中継放送時刻は 「天文ニュース」  「トップニュース」から。
なお、シグナス貨物船の打上成功によって、油井亀美也達3名の12月11日の帰還が確定しましたが、この貨物船の捕捉、設置は遠征45の担当ですので、万一日程がずれるようなことがあると、帰還の日程に影響が出ることになります。この意味で、今回の打上成功はぎりぎりのタイミングでした。

 

リサパスファインダー、重力波デモンストレーションのルートに乗る:
12月3日午前4時4分(日本時間午後1時4分)に、欧州宇宙機関のリサパスファインダー(LISA Pathfinder)は、宇宙からの重力波を観測する技術を実証するために、仏領ギアナのクールーのヨーロッパの宇宙ポートから、ベガロケットで打上げられた。重力波は、一世紀前の1915年12月2日に、アルバートアインシュタインの一般相対性理論によって予測された時空構造の波紋である。アインシュタインの理論は、これらの変動は大規模なオブジェクトを加速することによって生じ、一般的であると予測している。しかしながら、それらはあまりにも小さいので、現在まで直接検出されたことがなかった。リサパスファインダーは、宇宙からの重力波を観測するために必要な驚異的な技術をテストするだろう。そのコアには38センチ離された一対の同一の46ミリの金プラチナキューブがあり、これらは、重力を除いてそれらに働きかける外部と内部の力から隔離されている。このような将来のミッションは、既にこれらの捉えどころのない宇宙のメッセンジャを捜している地上のサイトの重要なパートナーになるであろう。

<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」

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12月8日:「シグナス」打上げられる/「あかつき」金星軌道へ

2015年12月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

「シグナス」打上げられる: シグナス補給宇宙船を国際宇宙ステーションへ運ぶアトラスV打上宇宙船がケープカナベラル空軍基地から離昇する。離陸は米国東部標準時午後4時44分(日本時間12月7日午前6時44分)であった。積載された科学機器には、ガスや液体の性質を調査しまた融解した鋼の熱物理特性を解明するだろう実験機器を含んでいる。 国際宇宙ステーションへの到着は12月9日午後8時ごろの予定。

<出典>: Space Station

<デスクトップ壁紙>: こちら から。

「あかつき」金星軌道へ: 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入のため、日本時間2015年12月7日8時51分から姿勢制御用エンジン噴射を行ないました。 噴射は計画通り約20分間実施され、所要の噴射時間が得られたことを確認しました。 現在、探査機の状態は正常です。また、姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算を行っています。目標とする周回軌道への投入結果の判明までには2日程度かかる見込みです。

<出典>: JAXAプレスリリース(7日昼ごろの発表です。記事は要約しています)

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12月7日:お知らせ1・2/目的地は金星

2015年12月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

お知らせ 1: 日本の金星探査宇宙船「あかつき」は12月7日金星軌道入りを試みます。詳細は 「あかつき」特設ページ(JAXA) から。中継放送等はありません。

お知らせ 2: 12月6日朝に予定されていた国際宇宙ステーション貨物船オービタル ATK CRS-4 (シグナス)の打上は、引き続く強風のために日本時間7日月曜日に更に延期されました。月曜日の気象条件は打上可能性40%です。

目的地は金星: 欧州宇宙機関のヴィーナスエクスプレスは、10年前の2005年11月9日、金星に向かって153日の旅を始めた。宇宙船は金星を調査して2014年12月にミッションを終えるまで8年間を過ごした。ミッションの狙いの一つは大気のダイナミックな動きを連続的かつ長期間観測することであった。その大気は全ての地球型惑星で最も密度が濃く、ほぼ完全に二酸化炭素から成っている。この惑星は硫酸から成る雲の厚い層で包まれている。温室効果ガスと永続的な雲の層は巨大なグリーンハウス効果をもたらし、金星の表面を摂氏450度に熱している。この高度の大気の密度は非常に濃く、惑星の表面の風は毎時数キロメートルで非常にゆっくりと動くが、高さ65キロメートルの雲トップの風は全く異なり、高高度の風は時速400キロメートルで周り、惑星自体の自転よりも約60倍も速い。これは惑星の「極地の渦」の超高層大気の速い動きにも影響している。この調査では極の渦が太陽系最大の変化の一つであることを示した。金星の南極のイメージのこのシリーズは、左上の2007年2月から右下の2008年4月まで VIRTIS 装置でとられた。このフレームのイメージはそれぞれ差渡し約4千キロメートルである。

<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」

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以上、詳細は「天文ニュース」 「トップニュース」から。

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12月6日:お知らせ/宇宙ステーションのロボットアーム、シグナス貨物船の到着を待つ

2015年12月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

お知らせ: 12月5日朝に予定されていた国際宇宙ステーション貨物船オービタル ATK CRS-4 (シグナス)の打上は、強風のために日本時間5日8時過ぎに秒読みが停止され、日本時間6日日曜日午前7時10分に更に延期されました。なお、国際宇宙ステーションへの到着は9日の予定です。それぞれの中継放送時刻等は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。

ステーションの遠征45クルーメンバーの一人によって撮られたこの2015年11月27日の写真に、国際宇宙ステーションのロボットアーム Canadarm2 が見える。指揮官スコット・ケリーとキェル・リングレンは、オービタル ATK シグナス商用貨物船がステーションに到着する12月6日に、ステーションのキューポラの中から貨物船を掴むためにそれを使うだろう。その貨物には、クルーの補給品、食料、水、衣類などと共に、ある学生が考案したプロジェクト、多数の実験装置などを含んでいる。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

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12月5日:お知らせ/打上台のシグナス宇宙船と ULA アトラスⅤロケット

2015年12月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

お知らせ: 12月4日朝に予定されていたオービタル ATK CRS-4 の打上は、気象条件不良のため一日延期されました。次回打ち上げ予定時刻は日本時間5日土曜日午前7時33分です。なお、国際宇宙ステーション到着は2日後の7日の予定です。最新情報を含む中継放送時刻等は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。

上部にオービタル ATK のシグナス貨物船を載せた、ボーイング社とロッキード・マーティン社の合弁事業であるユナイテッド・ローンチ・アライアンスのアトラスⅤロケットが、12月3日に、ケープカナベラル空軍基地の宇宙打上複合施設41の打上台に立っている。シグナスが宇宙ステーションに到着したとき、NASAのクルーメンバーキェル・リングレンとスコット・ケリーが、シグナスを捕えるためにステーションの Canadarm2 ロボットアームを使うだろう。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

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12月4日:お知らせ/油井亀美也飛行士子供達の質問に答える

2015年12月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

お知らせ: 今日12月4日、国際宇宙ステーション貨物船オービタル ATK CRS-4 (シグナス)が打上られます。打上は早朝ですが、その後の放送は午前9時過ぎまで続きます。中継放送の視聴は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。なお、国際宇宙ステーション到着は2日後の6日夜です。

2015年12月1日の国際宇宙ステーション JAXA 飛行中行事(In-Flight Event)で、京都、大阪、神戸の子供達の質問に答える油井亀美也飛行士。中央左下にラグビーボール --- こんなものも積んでいるのですね!
なお、油井亀美也達遠征45(Expedition 45)の3名は、日本時間12月6日夜に、シグナス貨物運搬船 ATK CRS-4 を捕えてステーションに繋留する作業を行った後に、日本時間12月11日金曜日夜、ソユーズ TMA-17M で地球に帰還します。それぞれの中継放送の時刻など視聴は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。

<出典>: オリジナル (NASAテレビから録画)

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12月3日:お知らせ/シグナスと夜のヨーロッパ

2015年12月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

お知らせ: 今日、12月3日(火)午後7時過ぎ、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球フライバイを行い、さらに加速して小惑星「リュウグウ」に向かいます。中継放送などは特段ありません。最接近時の明るさは10等星以下(肉眼で見えるのは6等星程度まで:数字が大きいほど見難くなる)、小型の天体望遠鏡で見えるかどうかという程度です。 JAXA では、 はやぶさ2スイングバイ軌道3次元表示 を公開していますが、特殊なソフトが必要なことと、ファイル容量が大きいこと、Windows 7 までであることなど専門家向きと言えそうです。なお、この事項は新しいことが分かれば追記します。

遠征40クルーメンバーの一人によってとられたこの夜の写真の前景に、国際宇宙ステーションのロボットアームにつかまれたオービタルサイエンス社のシグナス貨物運搬船が際立っている。写真の中に多くのヨーロッパ諸国を見ることができる。ほぼイタリアの全土、手前中央に地中海のコルシカ島とサルデーニャを含めて、トリノ(左下)からシシリー(右中央)の島まで見ることができる。アドリア海を越えたイタリア全土が見え、いくつかの他の国の都市の光が見える。 1/6 のシャッター速度が地平線上に多数の星を見せている。

今回のオービタルサイエンス社のシグナス貨物運搬船 ATK CRS-4 は、12月4日早朝に打上げられ、12月6日夜国際宇宙ステーションと並走、捕捉され、仮設置される予定です。油井亀美也飛行士達、遠征45の最後の大きな活動になります。中継放送の時刻などは 「天文ニュース」  「トップニュース」から。

<出典>: 「遠征40イメージギャラリ(EXP 40 Image Gallery)」

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12月2日:彗星67Pの突然のジェット

2015年12月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

7月遅くに、彗星67P/チュリュモフ・ゲラシメンコの核を周っているロボット ロゼッタ宇宙船によって、彗星のジェットがどれくらい短命であり得るかの劇的な実証が記録された。このアニメーションは、回転している彗星の変化を三つの像で表している。最初のフレームは何の変化も示していないが、僅か20分後の二番目のフレームは、突然強いジェットを放出している67Pの地表を示し、その20分後にとられた第3のフレームは、かつて活発であったジェットの僅かな残骸のみを示している。太陽の近くにある彗星は、内部太陽系を横断して流れる長く美しい尾をつくり出す。最近のロゼッタの他の測定は、不純物に関する有意差の故に、地球上の水は、67Pのような彗星からは来なかったであろうことを示している。彗星67Pは幅約4キロメートル、地球と木星の間で太陽を周り、2014年8月以来欧州宇宙機関のロゼッタ宇宙船のホームであった。ロゼッタは、現在、2016年後半に、彗星67Pの表面にゆっくりと衝突する予定である。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月1日:国際宇宙ステーションの構築経緯(アニメーション)/お知らせ

2015年12月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションは、これまでに地球で造られた、最大でかつ最も洗練されたオブジェクトである。それは、構築のために、多数の宇宙飛行を必要とし10年以上を掛けた。国際宇宙ステーション(ISS)は、現在地球軌道にある、人間の最初の生息地であり洗練された軌道の複数の研究室である。そこでは微重力状態での新しい素材や薬の合成など広く試されている。今月、国際宇宙ステーションは、15年間の人間の連続居住を祝った。国際宇宙ステーションは15カ国からの宇宙飛行士達によって訪問され、NASA(USA)、ロシア連邦宇宙局(ロシア)、CSA(カナダ)、宇宙航空研究開発機構(日本)、欧州宇宙機関(ヨーロッパ)によって導かれる国際的パートナーを持っている。この特集アニメーションは、1998年から2011年までの、国際宇宙ステーションの構築順序を示している。フットボールフィールドの長さの国際宇宙ステーションは、頭上をゆっくり動く明るい点として、広い地域から見ることができる。

<出典>: 今日の天文写真

<アニメーション>: こちら(Youtube) から

お知らせ: 今日12月1日火曜日、国際宇宙ステーションでは、午後9時30分から、油井亀美也飛行士の飛行中のイベントが行われる予定です。NASAテレビの中継放送は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。

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