酔眼独語 

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名護市長選、辺野古反対派が勝つ

2010-01-25 06:13:46 | Weblog
 注目の? 名護市長選挙は普天間飛行場の辺野古移設に反対の立場を採る稲嶺進が現職を退けて勝った。在日米軍再編計画で日米が合意した普天間の辺野古移設は、これで息の根が止められた。同時に沖縄県内移設もきわめて難しくなった。

 《米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を最大の争点とした沖縄県名護市長選が24日投開票され、県外移設を主張する前市教育長の稲嶺進氏(64)が、条件付きで移設を容認する現職の島袋吉和氏(63)を破り、初当選した。これにより、自公政権が06年に米政府と合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古(へのこ))への移設は困難となった。鳩山政権は移設先の見直し作業を加速させる方針だが、米側は合意の履行を求めており、解決のめどは立っていない。

 投票率は76.96%で、過去最低だった前回の74.98%を上回った。当日有権者数は4万4896人だった》=毎日jp=。

 「結果を重く受け止めよ」と「それでも日米合意を守れ」の違いはあるにせよ、各紙とも「5月末までに移転先を決めるのは厳しくなった」との見方で一致している。いよいよ苦しい鳩山政権との見立てだ。

 しかし、ものは考えようだ。鳩山が民意を盾に突っ張れば、かえって見直されるということもあり得る。「名護市長選などを参考に」と言っていた意味はここにある。

 どういう具合に突っ張るか。「グアム移設」で押し通すしかあるまい。沖縄県内では辺野古を否定すること整合性が取れない。国内のどこか、は選択肢としてはあり得るが、5月末までに地元合意を含めて乾くような話ではない。

 もともと米軍は在沖海兵隊を丸ごとグアムに移す考えがあった。この件に関しては宜野湾市のhp=www.city.ginowan.okinawa.jp/=基地渉外課のページに市長が詳しく説明している。

 グアム移転費用のかさ上げで折り合うのか最も現実的な選択だろう。今最も急ぐべきは普天間の危険除去である。日米協議はじっくり、訓練移設は即座に。鳩山は腹をくくるべきだ。
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