2020年東京五輪の大会組織委員長に元首相の森喜朗が就くらしい。猪瀬の辞任でケチがついた東京五輪、トップに森をいただくことになれば、いよいよ悪臭芬々だ。
《2020年に東京で開催される夏季五輪・パラリンピックの運営主体となる大会組織委員会のトップとなる会長について、政府と東京都などが森喜朗元首相(76)を軸に調整を進めていることが、8日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。森氏の内諾が得られれば、24日にも組織委を発足させる考えだ。
下村五輪相、竹田恒和日本オリンピック委員会(JOC)会長が来週、森氏と会談し、就任を正式に要請する。森氏は東京五輪招致委員会評議会議長として招致に携わったほか、各国要人との人脈が豊富なことから政府・自民党内で推す声が強かった。
組織委トップは、企業からスポンサー料や寄付金を集める役割が期待され、長野五輪などでも財界出身者が就任した。森氏も昨年11月の安倍首相との会談で、財界人がふさわしいとの考えを伝えた》=9日付読売1面=。
財界人が誰も引き受けなかったから、やむを得ず森になった-という書きっぷりだが、これは最悪の人事だろう。森といえば「神の国」発言や「横浜寿町には1500人からの韓国人がいて、銃の扱いにも慣れている…」などに見られるように、国際感覚ゼロの人物である。「有権者は寝ていてくれた方が…」と公言する、民主主義音痴でもある。こんな御仁を五輪組織委のトップに据えるなど、まったくもって内向きの発想である。
本当に森に決まった時、スポーツ界から多少なりともブーイングが上がればまだ救いがあるが、これも期待できないだろうな。
《2020年に東京で開催される夏季五輪・パラリンピックの運営主体となる大会組織委員会のトップとなる会長について、政府と東京都などが森喜朗元首相(76)を軸に調整を進めていることが、8日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。森氏の内諾が得られれば、24日にも組織委を発足させる考えだ。
下村五輪相、竹田恒和日本オリンピック委員会(JOC)会長が来週、森氏と会談し、就任を正式に要請する。森氏は東京五輪招致委員会評議会議長として招致に携わったほか、各国要人との人脈が豊富なことから政府・自民党内で推す声が強かった。
組織委トップは、企業からスポンサー料や寄付金を集める役割が期待され、長野五輪などでも財界出身者が就任した。森氏も昨年11月の安倍首相との会談で、財界人がふさわしいとの考えを伝えた》=9日付読売1面=。
財界人が誰も引き受けなかったから、やむを得ず森になった-という書きっぷりだが、これは最悪の人事だろう。森といえば「神の国」発言や「横浜寿町には1500人からの韓国人がいて、銃の扱いにも慣れている…」などに見られるように、国際感覚ゼロの人物である。「有権者は寝ていてくれた方が…」と公言する、民主主義音痴でもある。こんな御仁を五輪組織委のトップに据えるなど、まったくもって内向きの発想である。
本当に森に決まった時、スポーツ界から多少なりともブーイングが上がればまだ救いがあるが、これも期待できないだろうな。
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