年のくれあなた任せに過ぎゆけリ
としのくれあなたまかせにすぎゆけり
母連れて老々介護の母子旅孫の婚礼酒杯を交す
1875(明治8)年12月16日に、東京・王子で王子製紙株式会社の前身にあたる抄紙会社の工場が営業を開始したことにちなんで記念日が制定されております。
抄紙会社は、実業家だった渋沢栄一氏が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させたものでした。
同氏は他にも 第一国立銀行 東京証券取引所 理化学研究所など、多種多様な企業の設立・経営に携わり日本資本主義の父と称される人物で、2024(令和6)年から刷新される壱万円札の肖像となっております。
「奇跡の対話 渋沢栄一の孫とアイヌの母神」鮫島純子、宇梶静江著 (藤原書店 1,980円)
日本の近代化への多大な貢献で知られる実業家、渋沢栄一(1840~1931年)を祖父に持つエッセイストの鮫島さん(100)、アイヌ文化伝承者で詩人の宇梶さん(89)。
合計約190歳という2人の女性による滋味深い対話だ。生まれ、育ちは大きく異なるが、編み出される言葉はともに優しく、力強い。
鮫島さんは、渋沢が「日本資本主義の父」と位置づけられることへの違和感を明かす。
「みんなが幸せに感じられるような世の中にしたいということが、祖父の根本的な原動力だった」と述べ、「公益」「平和」を重視した渋沢の教えをかみしめるように語る。
和人社会の差別と向き合ってきた宇梶さんは「アイヌが温かくなれば、北海道も温かくなります。
北海道が温かくなると、応援している人たちみんなが温かくなる。
温かくなければ、平和とは言えません」と言う。
2人の社会に向ける目線は重なり合って・・・・・・・・・(毎日新聞社 今週の本棚より)
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日本資本主義の父と言われた渋沢栄一も大河ドラマ「青天を衝け」では語りきれなかったようです。
孫の鮫島さんの語ることに非常に興味をそそられます。
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いよいよ今日からは母と過ごす一週間です。
若い頃は散々迷惑をかけながら母に世話になったものですが、ちゃんとプラスマイナスが出来るようになっているようで・・。
母とちゃんとした旅行は高野山に母の姉妹たちと行ったこと・沖縄旅行にも母の姉妹たちと行きました。
両親とはハワイへ行った思い出などがあります。
旅行なんてしていないなと思っていましたが、両親と三人でハワイへ行ったことが一番の思い出ですね。
あの時の父と母の様子が今でも目に浮かびます。