あつたかい ブログ 2

日々思った事、感じた事そして、親神様の御守護を書いて行きたいと思います。

おふでさき10号

2020年03月14日 09時37分13秒 | おふでさき10~12

10号 78才老女 明治8年6月

しんぢつの心月日がみさだめて
天よりわたすあたゑなるのわ (10-1)

一寸したる事とハさらにをもうなよ
天よりふかいをもハくがある (10-2)

このはなしどふゆう事であろふなら
からてんじくも心すまして (10-3)

この心どふしてすます事ならば
月日とびでゝあゝちこゝちと (10-4)

たん/\と月日たいない入こんで
ぢうよぢざいをしてかゝるでな (10-5)

したるならなんぼからやとゆうたとて
にほんのものにこれハかなわん (10-6)

にち/\にみへるところでとくしんせ
なんどきどんなはなしきくやら (10-7)

どのよふなはなしきいてもさきいより
これわ月日のはなしなるのや (10-8)

これからハにほんのものハたん/\と
月日ひきたてこれをみていよ (10-9)

なにもかもどのよな事もみなをしへ
しらん事をハないよふにする (10-10)

にほんにハはしらをたてた事ならば
やまずしなすによハりなきよに (10-11)

いまゝでハからやとゆうてはびかりて
まゝにしていたこんどかやしを (10-12)

このはなしたれにどふせとゆうでなし
月日とびでゝまゝにするなり (10-13)

これまでも月日をしらんものハない
なれとほんもとしりたものなし (10-14)

このたびハどのよな事もしんぢつを
ゆうてきかしてたすけいそぐで (10-15)

このひがらいつころなるとゆうならば
たあのしゆりをしまいしだいに (10-16)

それからハなにかめづらしみちになる
つとめのにんぢうみなよりてくる (10-17)

たん/\とにち/\心いさむでな
なんとやまとハゑらいほふねん (10-18)

にち/\にはやくつとめをせきこめよ
いかなるなんもみなのがれるで (10-19)

とのよふなむつかしくなるやまいでも
つとめ一ぢよてみなたすかるで (10-20)

つとめでもどふゆうつとめするならば
かんろふだいのつとめいちゞよ (10-21)

このたいをどふゆう事にをもうかな
これにいほんのをやであるぞや (10-22)

これさいかまことしんぢつをもうなら
月日みハけてみなひきうける (10-23)

月日よりひきうけするとゆうからわ
せんに一つもちがう事なし (10-24)

このはなしどふゆう事にきいている
かんろふだいのつとめなるのわ (10-25)

一寸したるつとめなるとハをもうなよ
三十六人にんがほしいで (10-26)

そのうちになりものいれて十九人
かぐらづとめの人ぢうほしいで (10-27)

しんぢつに心さだめてしやんせよ
とりつぎの人しかとたのむで (10-28)

このだいをこしらゑよとてたん/\に
月日人ぢうのもよふするなり (10-29)

人ぢうがしかとよりたる事ならば
そのまゝだいもでける事やで (10-30)

このみちハどふゆう事であるならば
月日つとめのてゑをふしへて (10-31)

それよりも月日一れつせかゑぢう
つれてゞたならひとりでけるで (10-32)

これさいかたしかにでけた事ならば
月々つとめちがう事なし (10-33)

つとめさいちがハんよふになあたなら
天のあたゑもちがう事なし (10-34)

このみちハまことしんぢつむつかしい
みちであるぞやみなしやんせよ (10-35)

この人ぢうどこにあるやらしろまいな
月日みわけてみなひきよせる (10-36)

どのよふなところのものとゆうたとて
月日ぢうよふしてみせるでな (10-37)

だん/\と人ぢうそろふたそのゆへで
しんぢつをみてやくわりをする (10-38)

やくハりもどふゆう事であるならば
かぐら十人あといなりもの (10-39)

これさいかはやくしいかりそろたなら
どんな事でもでけん事なし (10-40)

けふからハだん/\もんくかハるでな
いまゝでしらん事ばかりゆう (10-41)

いまゝでもどのよなみちもあるけれど
月日をしへん事わないぞや (10-42)

月日よりたいてへなにもだん/\と
をしゑてきたる事であれども (10-43)

このたびハまたそのゆへのしらん事
なにもしんぢつみなゆてきかす (10-44)

これまでハからやとゆうてはびかりた
これも月日がをしへきたるで (10-45)

このたびハ月日元ゑとたちかいり
木のねしいかりみなあらハすで (10-46)

このよふの元をしいかりしりたもの
どこのものでもさらにあるまい (10-47)

しんぢつにこの元さいかしいかりと
しりたるならばどこいいたとて (10-48)

このはなしなんとをもふてきいている
これとりつぎにしこみたいのや (10-49)

どのよふな事を月日のをもうにハ
にんけんもとをこれせかゑぢうへ (10-50)

はや/\とこのしんちつを一れつに
しらしたるならはなしハかるで (10-51)

いかほどにはなしをといてきかしても
もとをしらしてをかん事にハ (10-52)

もとさいかしいかりゆうてをいたなら
なにをゆうてもみなきゝハける (10-53)

このよふのぢいと天とハぢつのをや
それよりでけたにんけんである (10-54)

これからハからもにほんもしらん事
ばかりゆうぞやしかときくなり (10-55)

どのよふな事もしらんとゆハんよふ
みな一れつにしこみたいから (10-56)

にち/\に月日の心をもうにわ
をゝくの人のむねのうちをば (10-57)

この心どふしたならばわかるやら
どふどはやくにこれをわけたい (10-58)

せかいぢうしんぢつよりもむねのうち
わかりたならば月日たのしみ (10-59)

それからハ一れつなるのむねのうち
わかりたならば月日それより (10-60)

だん/\とにち/\心いさめかけ
よふきづくめをみなにをしへて (10-61)

せかいぢうをふくの人のむねのうち
みなすましたる事であるなら (10-62)

それよりも月日の心いさみでゝ
どんな事でもみなをしゑるで (10-63)

とのような事でも月日しんぢつに
みな一れつにをしゑたいのや (10-64)

しんぢつの心がほしい月日にわ
どんな事でもしこみたいから (10-65)

このはなしなにをしこむとをもうかな
これからさきのよろづみちすじ (10-66)

けふまてハなによの事もみへねども
ひがちかづけばひとりみへるで (10-67)

とのよふな事もやまいとをもうなよ
なにかよろづハ月日ていりや (10-68)

月日よりにち/\心せきこんで
どんなもよふをするやしれんで (10-69)

せきこみもなにの事やらしろまいな
かんろふだいのもよふばかりを (10-70)

にち/\にみのうちさハりついたなら
これハ月日のていりなるかよ (10-71)

だん/\とみすますところせかいぢう
きのどくなからもんくかへたい (10-72)

しやんせよくちでなに事ゆうたとて
たしかなしよこなくばいかんで (10-73)

月日よりたいないよりも入こんで
ぢうよぢざいのさしずしよこや (10-74)

それゆへにいまゝでどこにない事を
ばかりゆううてはじめかけるで (10-75)

いまゝでもない事ばかりゆうのもな
これも月日のみなをしへやで (10-76)

このたびのかんろふだいとゆうのもな
これもいまゝでしらん事やで (10-77)

どのよふな事をゆうのもみな月日
しらん事をばをしゑたいから (10-78)

このやしきかんろふだいをすへるのハ
にんけんはじめかけたしよこふ (10-79)

なに事もみなこのとふりはちめかけ
せかいぢううの心すまする (10-80)

にち/\になんでもせかい一れつを
いさめるもよふばかりするぞや (10-81)

だん/\とせかいの心いさむなら
りうけもろともみないさみでる (10-82)

この心どふしていさむ事ならば
月日にんそくつれてゞるぞや (10-83)

それまでにあゝちこふちとどのよふな
はなしだん/\みなきくであろ (10-84)

どのよふなはなしきくのもみなさきい
ゆうてあるぞやしやんしてみよ (10-85)

月日にハなにをだん/\ゆハれると
をもうてあろをさきのたのしみ (10-86)

なに事も月日の心をもうにわ
にほんにこふきほしい事から (10-87)

にほんにもこふきをたしかこしらへて
それひろめたらからハまゝなり (10-88)

このはなしなんとをもふてみなのもの
にほんのものハみなわが事や (10-89)

それしらずなんとをもふて上たるハ
むねがわからん月日さんねん (10-90)

このところどのよなこふきしたるとも
これハにほんのたからなるぞや (10-91)

一れつの心さだめてしやんせよ
はやくこふきをまつよふにせよ (10-92)

しんぢつのこふきがでけた事ならば
どんな事でも月日ひろめる (10-93)

月日よりひろめをするとゆうたとて
みなの心ハしよちでけまい (10-94)

それゆへにとりつきよりにしいかりと
たのみをくからしよちしていよ (10-95)

このひがらこくけんきたる事ならば
なんどき月日どこいゝくやら (10-96)

にち/\にとりつぎの人しいかりと
心しづめてはやくかゝれよ (10-97)

このみちハどふゆう事にみなのもの
をもているやら一寸にわからん (10-98)

月日にハなんでもかでもしんぢつを
心しいかりとふりぬけるで (10-99)

このみちを上ゑぬけたる事ならば
ぢうよぢざいのはたらきをする (10-100)

月日よりこのはたらきをしかけたら
いかなこふてきたるとゆうても (10-101)

心よりしんぢつハかりすみきりて
とんな事でもをやにもたれる (10-102)

このさきハせかへぢううハどこまでも
よふきづくめにみなしてかゝる (10-103)

たん/\とこのみちすじのよふたいハ
みなハが事とをもてしやんせ (10-104)

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おふでさき9号

2020年03月14日 09時36分21秒 | おふでさき7~9

9号 78才老女 明治8年6月

いまゝでハなにをゆうてもにんけんの
心のよふにをもていたれど (9-1)

このたびハなにをゆうてもにんけんの
心あるとハさらにをもうな (9-2)

どのよふな事でもしかときいてくれ
にんけん心さらにまぜんで (9-3)

月日よりどのよな事もしいかりと
ゆいかけるでなこれきいてくれ (9-4)

月日よりやしろとなるを二人とも
べつまへだてゝをいてもろたら (9-5)

なにゆうもそれよりしかとうけよふて
たすけするぞやしかとみていよ (9-6)

このさきハどのよなたすけするのもな
みなうけやうのもとであるから (9-7)

どのよふな事をゆうてもけさんよふ
たしかきゝすみしよちしてくれ (9-8)

このさきハどんなむつかしやまいでも
みなうけよふてたすけするぞや (9-9)

にんけんにやまいとゆうてないけれど
このよはじまりしりたものなし (9-10)

この事をしらしたいからたん/\と
しゆりやこゑにいしやくすりを (9-11)

これからハなにかよろづをみなとくで
どんな事でもしかときくなり (9-12)

これまでもたいてはなしもといたれど
まだゆうてないしんぢつの事 (9-13)

けふからハどのよな事をゆうやらな
月日の心まことせきこみ (9-14)

にち/\になにせきこむとゆうならば
月日とびでるもよふばかりを (9-15)

このはなししいかりきいてしよちせよ
どんな事をばするやしれんで (9-16)

このさきのみちのよふだいしいかりと
きゝわけてくれ月日たのみや (9-17)

月日よりとびでた事をきいたなら
かんろふだいをばやくだすよふ (9-18)

かんろたいすへるところをしいかりと
ぢばのところを心づもりを (9-19)

これさいかたしかさだめてをいたなら
とんな事でもあふなきハない (9-20)

月日よりとびでるところ一寸はなし
高いところやとふいところい (9-21)

そのはなしきいたるならば一れつわ
なんと月日ハゑらいものやと (9-22)

せかいぢうみなたん/\とゆうてあろ
その日きたればむねかはれるで (9-23)

いまゝでハ三十八ねんいせんから
むねのさんねんまこときのどく (9-24)

このたびハどのよな事もしいかりと
みな一れつにしらす事なり (9-25)

しらするもなにしらするとをもうかな
もとなるをやをたしかしらする (9-26)

このよふな事をゆいかけしらするも
なんの事やらたれもしろまい (9-27)

このよふを一れつなるにしんちつを
たすけたいからしらしかけるで (9-28)

いまゝでにないたすけをばするからハ
もとをしらさん事にをいてわ (9-29)

いまゝでもしらぬ事をばをしへるハ
もとなるをやふたしかしらする (9-30)

元なるのをやふたしかにしりたなら
とんな事でもみなひきうける (9-31)

このはなしたれがゆうとハをもうなよ
月日の心ばかりなるぞや (9-32)

よろづよのせかい一れつみハたせよ
やまいとゆうもいろ/\にある (9-33)

このたびハどんなむつかしやまいでも
うけよてたすけかでんをしゑる (9-34)

これからハたしかにやくみゆてきかす
なにをゆうてもしよちしてくれ (9-35)

このたびのなやむところハつらかろふ
あとのところのたのしみをみよ (9-36)

さきよりにせへいゝばいにことハりが
ゆうてあるぞやしやんしてみよ (9-37)

どのよふな事をするにもさきいより
ことわりたゆへかゝるしことや (9-38)

このはなしどふゆう事にをもうかな
月日ぢうよふしらしたいゆゑ (9-39)

しんぢつにこの一ぢよふはや/\と
月日の心せへていれども (9-40)

そばなるにいかほど月日たのんでも
きゝわけがないなんとさんねん (9-41)

どのよふな事をゆうてもいまの事
なにをゆうとハさらにをもうな (9-42)

だん/\となにのはなしをするにもな
さきなる事をばかりゆてをく (9-43)

これからハなにのはなしをするならば
かんろふだいのはなし一ぢよ (9-44)

いまなるのかんろふだいとゆうのハな
一寸のしながたまでの事やで (9-45)

これからハだん/\しかとゆてきかす
かんろふだいのもよふばかりを (9-46)

このだいをすこしほりこみさしハたし
三尺にして六かくにせよ (9-47)

いまゝでにいろ/\はなしといたるハ
このだいすへるもよふばかりで (9-48)

これさいかしいかりすへてをいたなら
なにもこわみもあふなきもない (9-49)

月日よりさしずばかりでした事を
これとめたならハがみとまるで (9-50)

これをみてまことしんぢつけへこふと
これハ月日のをしゑなるかよ (9-51)

このだいがでけたちしだいつとめする
どんな事でもかなハんでなし (9-52)

このだいもいつどふせへとゆハんでな
でけたちたならつとめするぞや (9-53)

これさいかつとめにかゝりでたならば
なにかなハんとゆうでないぞや (9-54)

これをみよたしかに月日ぢきもつの
あたゑしいかりたしかわたする (9-55)

とのよふな事でもたしかしんちつの
しよこなけねばあやうきい事 (9-56)

これからハとのよな事もたん/\と
こまかしくとくこれそむくなよ (9-57)

このはなしなにをゆうやとをもうなよ
かんろふだいのもよふ一ぢよ (9-58)

このだいもたん/\/\とつみあけて
またそのゆへハ二尺四すんに (9-59)

そのうゑゝひらばちのせてをいたなら
それよりたしかぢきもつをやろ (9-60)

ぢきもつをたれにあたへる事ならば
このよはじめたをやにわたする (9-61)

天よりにあたへをもらうそのをやの
心をたれかしりたものなし (9-62)

月日よりたしかに心みさだめて
それよりハたすぢきもつの事 (9-63)

月日にハこれをハたしてをいたなら
あとハをやより心したいに (9-64)

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おふでさき8号

2020年03月14日 09時35分41秒 | おふでさき7~9

8号 78才老女 明治8年5月

にち/\に月日さんねん山/\と
つもりてあるをはらしたいから (8-1)

このはなし月日をもわくだん/\と
なにかよろづのたすけなるのわ (8-2)

しんちつの心したいにとのよふな
つとめするのもみなたすけやで (8-3)

月日にハせかいぢうゝハみなわが子
たすけたいとの心ばかりで (8-4)

そのところさしとめられてさんねんな
まだそのゝちハとりはらいまで (8-5)

それゆへにたすけづとめがでけんから
月日の心なんとさんねん (8-6)

つとめでも月日たん/\てをふしゑ
にんけんなるの心でわない (8-7)

とのよふな事をするのもにんけんの
心あるとハさらにをもうな (8-8)

このところいかなはなしも月日なり
どんなもよふもみな月日やで (8-9)

いかなるのさハりついてもにんけんの
心わさらにあるとをもうな (8-10)

このよふをはじめだしたる月日なら
どんな事でもしらぬ事なし (8-11)

せかいぢう一れつなるのむねのうち
つきひのほふゑみなうつるなり (8-12)

それしらすみなにんけんの心とて
わがみしやんをばかりをもふて (8-13)

このさきハみなだん/\としんぢつの
みちをふしゑる事であるから (8-14)

このよふのはじまりだしハ月日なり
なにかいさいをみなをしゑかけ (8-15)

それまでハたれかしりたるものハなし
なにか月日のしやんばかりで (8-16)

けふまでもなによの事も月日やと
ゆうてあれどもまだわからんで (8-17)

しかときけこのよはじめたしんちつと
ゆうてはなしハといてあれども (8-18)

せかいにハたれかしりたるものハなし
なにをゆうてもハかりがたない (8-19)

そのはづやこのよはじめてない事を
たん/\くどきばかりなるから (8-20)

このよふのはじまりだしのしんぢつを
しらしてをかん事にをいてわ (8-21)

いまゝてもたすけ一ぢよとまゝとけど
ほんしんぢつをしらぬ事から (8-22)

どのよふな事でも月日ゆう事や
これしんぢつとをもてきくなら (8-23)

どのよふな事もたん/\ゆてきかす
これをまことゝをもてきゝわけ (8-24)

このよふのほん元なるとゆうのハな
このところよりほかにあるまい (8-25)

このはなしどふゆう事にをもうかな
どうゆはなしもみなしたいから (8-26)

このよふをはじめだしたるしんぢつを
みな一れつハしよちせゑねば (8-27)

どのよふなたすけするにも人なみの
よふなる事ハゆうでないから (8-28)

いまゝてにみへたる事やある事わ
そんな事をハゆうでないそや (8-29)

これまてにない事ばかりゆてきかし
しんぢつよりのたすけするそや (8-30)

このたすけどふゆう事にをもうかな
ほふそせんよのまむりこしらゑ (8-31)

またたすけをひやぢうよふいつなりと
のばしなりともはやめなりとも (8-32)

こらほとのぢうよじさいをゆうのもな
よいなる事とさらにをもうな (8-33)

月日にハたいて心ハつくせとも
せかいぢううハまだせかいなみ (8-34)

このよふをはじめたしたるほんしんを
ゆうてきかさん事にをいてわ (8-35)

このところつとめばしよハにんけんを
はじめだしたるところなるそや (8-36)

にんけんをはじめだしたるこのをやハ
そんめゑでいるこれがまことや (8-37)

このはなしこれをまことにをもうもの
どこのものでもさらにあるまい (8-38)

このよふなない事ばかりゆうのハな
これがしんぢつみなまことやで (8-39)

いまゝでもないせかいをばはじめたハ
しらぬ事をばをしゑはじめて (8-40)

このたびもまたない事やしらぬ事
ばかりゆううてまたをしへかけ (8-41)

どのよふなものでもしらぬ事ばかり
これをふしへる月日をもわく (8-42)

月日にハたん/\しらぬ事ばかり
なにもをしへてせかいたすける (8-43)

こらほどにをもう月日のしんばいを
せかいのものハなにもしらずに (8-44)

心さい月日しんぢつうけとれば
どんなたすけもみなうけやうで (8-45)

とのよふなたすけとゆうもしんちつの
をやがいるから月日ゆうのや (8-46)

この月日もとなるぢばや元なるの
いんねんあるでちうよぢざいを (8-47)

このはなしなんでこのよにくどいなら
たすけ一ぢようけやうのもと (8-48)

このもとハとこをたづねてみたるとも
しりたるものハさらにあるまい (8-49)

そのはづや月日たいない入りこんで
はなしするのハいまはじめやで (8-50)

このせかい一れつみゑる月日なら
とこの事でもしらぬ事なし (8-51)

月日よりみなそれ/\とみさだめて
善とあくとをみハけするぞや (8-52)

月日よりなんでこのよにくどいなら
あしきみへるがきのどくなから (8-53)

たん/\とをんかかさなりそのゆへハ
きゆばとみへるみちがあるから (8-54)

とのよふなものでも月日しんぢつを
うけとりたならみなたすけるで (8-55)

いまゝでハどんなはなしをしたるとも
なにもみゑたる事ハなけれど (8-56)

これまてもみなみへきたる事なれど
ほんもとなるをしらん事から (8-57)

かみなりもぢしんをふかぜ水つきも
これわ月日のざねんりいふく (8-58)

この事をいまゝでたれもしらんから
このたび月日さきゑしらする (8-59)

月日にハみな一れつハわが子なり
かハいゝばいをもていれとも (8-60)

一れつハみなめへ/\のむねのうち
ほこりいゝばいつもりあるから (8-61)

このほこりすきやかそふぢせん事に
月日いかほどをもふたるとて (8-62)

月日よりこわきあふなきみちすじを
あんぢていれどめへ/\しらすに (8-63)

とのよふなたかいところとゆうたとて
月日のたあにみなわがこやで (8-64)

それしらずをやのする事さしとめて
またとりはろてこれハいかゞぞ (8-65)

月日にハいまゝでどんな事やとて
あらわれでたる事わなけれど (8-66)

このたびハむねのうちよりすきやかに
はらさん事にあとのもよふを (8-67)

このあとハとのよなものも一れつに
たすけたいとのしゆだんはかりを (8-68)

このさきハたすけ一ぢよにかゝりたら
どのよなものもいさむばかりや (8-69)

なに事も月日一どふゆうた事
ちがいそふなる事わないぞや (8-70)

いまゝてもあくどいほともといてある
なれと心にわかりないから (8-71)

しかときけをなじにんけんなるよふに
をもているのハこれハちがうで (8-72)

どのよふな事をふしへてかゝるのも
もとなるをやてなくばいかんで (8-73)

いまゝてもなにをふしへてきたるのも
みなこのどふりはじめかけたで (8-74)

にんけんをはじめたをやがも一にん
どこにあるならたつねいてみよ (8-75)

このよふなしらぬ事をばだん/\と
ゆうていれどもこれがまことや (8-76)

にち/\にしらぬ事をやない事を
これをしへるが月日たのしみ (8-77)

このよふのにんけんはじめをやなるに
天のあたゑハあるときけども (8-78)

このはなしなにの事やら一寸しれん
月日ぢきもつやろとゆうのや (8-79)

このはなしどふゆう事であろをなら
かんろふたいにひらばちをのせ (8-80)

このさきハあゝちこゝちにみにさハり
月日ていりをするとをもゑよ (8-81)

きたるならわがみさハりとひきやハせ
をなじ事ならはやくそふぢふ (8-82)

そふぢしたところをあるきたちとまり
そのところよりかんろふだいを (8-83)

したるならそれよりつとめてをそろい
はやくかゝれよ心いさむで (8-84)

こればかりどこたづねてもないほどに
これにいほんのしんのはしらや (8-85)

これさいかたしかみへきた事ならば
とんなものでもをそるものなし (8-86)

なにゆうもしんぢつなるのしよこふが
みゑん事にわあとのもよふを (8-87)

とのよふな高いところのものやとて
ぢうよしだいにはなしするなり (8-88)

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おふでさき7号

2020年03月14日 09時34分54秒 | おふでさき7~9

7号 78年老母 明治8年2月

月日より三十八ねんいぜんにて
あまくだりたる元のいんねん (7-1)

月日よりそのいんねんがあるゆへに
なにかいさいをはなしたいから (7-2)

上たるハそれをしらすになに事も
せかいなみやとをもているなり (7-3)

このところ元なるぢばの事ならば
はぢまりだしをしらん事なし (7-4)

上たるゑこのしんぢつをはや/\と
しらしてやろと月日をもゑど (7-5)

上たるハそれをしらすにめへ/\の
わがみしやんをばかりをもをて (7-6)

月日にハたん/\みへるみちすぢに
こわきあふなきみちがあるので (7-7)

月日よりそのみちはやくしらそふと
をもてしんバいしているとこそ (7-8)

にんけんのわが子をもうもをなぢ事
こわきあふなきみちをあんぢる (7-9)

それしらすみな一れハめへ/\に
みなうゝかりとくらしいるなり (7-10)

このせかいなにかよろづを一れつに
月日しはいをするとをもゑよ (7-11)

このはなしどふゆう事にをもうかな
これからさきのみちをみていよ (7-12)

どのよふな高い山でも水がつく
たにそこやとてあふなけわない (7-13)

なにもかも月日しはいをするからハ
をふきちいさいゆうでないぞや (7-14)

これまでもなんでもよふ木゛ほしいから
たいていたづねいたるなれども (7-15)

註:【白本】には木に「゛」が付いた文字が使われている。入力する上にはこの文字は無いため、木の横に「゛」を並べた。縦書きに変えるとおかしくなるので注意。以下同じ文字が出てきた場合は同様にする。

このたびハたにそこにてハ一寸したる
木いがたあふりみゑてあるなり (7-16)

このきいもたん/\月日でいりして
つくりあけたらくにのはしらや (7-17)

それからハにち/\月日みさだめて
あとのよふ木゛のもよふばかりを (7-18)

それよりもひねた木からたん/\と
ていりひきつけあとのもよふを (7-19)

にち/\に月日をもわくふかくある
をなじところに二ほん三ぼん (7-20)

この木いもめまつをまつわゆハんでな
いかなる木いも月日をもわく (7-21)

このあといなにのはなしをするならば
よふ木゛のもよふばかりゆうなり (7-22)

よふ木゛でも一寸の事でハないからに
五十六十の人かずがほし (7-23)

このにんもいつ/\までもへらんよふ
まつだいつゝききれめなきよふ (7-24)

こらほどにをもう月日のしんちつを
みなの心わなにをふもうや (7-25)

どのよふなくどきはなしをするのもな
たすけたいとの一ぢよばかりで (7-26)

一れつのむねのうちよりしんぢつに
はやくわかりた事であるなら (7-27)

それからハ月日よろづのしはいする
なにかよろづのたすけするぞや (7-28)

このたすけはやくりやくをみせたさに
月日の心せくばかりやで (7-29)

なにもかもこのせきこみがあるゆへに
むねのうちよりそふぢいそぐで (7-30)

このはなしどこの事やとをもうなよ
みなめへ/\のうちのはなしや (7-31)

めへ/\にむねのうちよりしいかりと
しんちつをだせすぐにみへるで (7-32)

月日よりこのせきこみがあるゆへに
なにか心わいそがしい事 (7-33)

これさいかはやくぢうよふみせたなら
月日の心ひとりいさむに (7-34)

いまゝでも今がこのよのはじまりと
ゆうてあれどもなんの事やら (7-35)

このたびのぢうよぢざいでとくしんせ
いまゝでこんな事ハしろまい (7-36)

月日よりたいないよりも入こんで
ぢうよぢざいをみなしてみせる (7-37)

こらほどのぢうよぢざいのしんぢつを
はなしするのハいまはじめやで (7-38)

このさきハいつになりてもこのどふり
ぢうよぢざいをはやくしらする (7-39)

いまゝてもいかなるみちもとふりたが
をびやたすけのためしはじめや (7-40)

このたびハをびやたすけのしんぢつを
はやくたすけを月日せけども (7-41)

一れつハいまゝでしらん事やから
みなぢいくりといづみいるなり (7-42)

しんぢつに心さだめてねがうなら
ちうよぢざいにいまのまあにも (7-43)

この事ハたれでもしらぬ事やから
むねがわからん月日さんねん (7-44)

いまゝてハなによの事もみへねども
これからさきハはやくみゑるで (7-45)

しんぢつの心あるならなになりと
はやくねがゑよすぐにかなうで (7-46)

とのよふな事ハいかんとゆハんてな
たすけ一ぢよせゑているから (7-47)

こらほどに月日の心せきこめど
そばの心わなんでいづむど (7-48)

はや/\と心いさんでせきこめよ
月日まちかねこれをしらんか (7-49)

月日よりぢうよぢざいをしんぢつに
はやくみせたいこれが一ぢよ (7-50)

こらほどにをもう月日のしんぢつを
そばの心わまたせかいなみ (7-51)

とのよふな事をゆうのもにんけんの
心でわない月日こゝろや (7-52)

いまゝでハなにをゆうてもにんけんの
こゝろがまぢるよふにをもふて (7-53)

しかときけこれから心いれかへて
にんけん心あるとをもうな (7-54)

いまゝでハをなじにんけんなるよふに
をもているからなにもハからん (7-55)

これからハなにをゆうにもなす事も
にんけんなるとさらにをもうな (7-56)

いまゝてハひがらもちいときたらんで
なによの事もしかゑいたるで (7-57)

このさきハとのよな事をゆうにもな
こわみあふなきないとをもゑよ (7-58)

これからハ月日でばりをするほどに
どんな事でもかやしゝてやる (7-59)

月日よりこれまでなるのさんねんわ
山/\つもりかさなりてある (7-60)

いかほどにざんねんつもりあるとても
どふせこふせわゆうでないそや (7-61)

これからハとのよな高いところでも
このしんぢつをはやくみせたい (7-62)

上たるの心すみやかわかりたら
月日ぢうよふはやくするのに (7-63)

月日よりこのぢうよふをせかへぢうゑ
はやく一れつしらしたるなら (7-64)

このたびのはらみているをうちなるわ
なんとをもふてまちているやら (7-65)

こればかり人なみやとハをもうなよ
なんでも月日ゑらいをもわく (7-66)

このもとハ六ねんいぜんに三月の
十五日よりむかいとりたで (7-67)

それからハいまゝて月日しいかりと
だきしめていたはやくみせたい (7-68)

それしらすうちなるものハなにもかも
せかいなみなるよふにをもふて (7-69)

このはなしどふゆう事にをもうかな
これが大一このよはじまり (7-70)

またさきのみちのよふだいたん/\と
よろづの事をみなといてをく (7-71)

なわたまへはやくみたいとをもうなら
月日をしへるてゑをしいかり (7-72)

このはなししんぢつをもう事ならば
こゝろさめてはやくかゝれよ (7-73)

いまゝでハなにをゆうても一れつの
むねもハからんひもきたらいて (7-74)

たん/\とむねがわかればひもきたる
月日の心ゑらいせきこみ (7-75)

これさいかはやくみへたる事ならば
どんなものでもかなうものなし (7-76)

月日よりこれをしいかりみせたなら
あとのしごとハどんな事でも (7-77)

いまゝでもをびやほふそのこのゆるし
なんとをもふてみながいたやら (7-78)

このたびハとんな事てもすきやかに
みなしんぢつにゆうてきかする (7-79)

これからハをびやたすけもしいかりと
せつなみなしにはやくむまする (7-80)

たん/\と口でなに事ゆうたとて
月日ゆうよにせねばいかんで (7-81)

月日よりなにの事でもしいかりと
ゆうよふにせよちがう事なし (7-82)

どのよふなたすけするのもみなつとめ
月日ゆうよにたしかするなら (7-83)

しんぢつの心あるなら月日にも
しかとうけやいたすけするぞや (7-84)

このたびハたすけするのもしんぢつに
うけよてたすけいまがはじめや (7-85)

こらほどに月日の心せゑている
そばの心もつとめこしらゑ (7-86)

このもよふなにばかりてハないほどに
とんな事でもみなつとめやで (7-87)

つとめでもをなぢ事てハないほどに
みなそれ/\とてへをふしゑる (7-88)

いまゝてのみちのすがらとゆうものハ
とふゆうみちもしりたものなし (7-89)

これからハとのよなみちもたん/\と
よろづみちすじみなゆてきかす (7-90)

月日よりなにもみちすじきいたなら
このざんねんハむりてあるまい (7-91)

月日よりこの一ぢよをはらしたら
あとのところわよふきづくめや (7-92)

にち/\によふきづくめとゆうのわな
いかなる事やたれもしろまい (7-93)

なにもかもよふきとゆうハみなつとめ
めづらし事をみなをしゑるで (7-94)

たん/\とつとめをしへるこのもよふ
むねのうちよりみなそふぢする (7-95)

あとなるハにち/\心いさむでな
よろづのつとめてへをつけるで (7-96)

このつとめどふゆう事にをもうかな
をびやほふそのたすけ一ぢよふ (7-97)

このたすけいかなる事とをもうかな
ほふそせんよのつとめをしへる (7-98)

このみちをはやくをしへるこのつとめ
せかい一れつ心すまする (7-99)

このはなしどふゆう事にきいている
せかいたすけるもよふばかりを (7-100)

どのようなたすけするのもしんちつの
をやがいるからみなひきうける (7-101)

この事をこれをまことにをもうなら
まことしんぢつ心したいや (7-102)

心さいしんぢつすんだ事ならば
どんな事でもちがう事なし (7-103)

いまゝでハ月日いかほどをもふても
そばの心にわかりないので (7-104)

これからハどのよなつとめをしへるも
にんけんなるの心でわない (7-105)

月日よりどのよな事もをしゑるで
このよはぢめてない事はかり (7-106)

にんけんの心てをもうよふな事
月日わなにもゆうてないそや (7-107)

月日にハとのよな事も一れつに
みなにをしへてよふきづくめに (7-108)

せかいぢうみな一れつハすみきりて
よふきづくめにくらす事なら (7-109)

月日にもたしか心がいさむなら
にんけんなるもみなをなし事 (7-110)

このよふのせかいの心いさむなら
月日にんけんをなじ事やで (7-111)

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おふでさき6号

2020年03月14日 09時33分59秒 | おふでさき4~6

6号 77才老女 明治7年12月ヨリ

このたひハめづらし事をゆいかける
心しづめてこれきいてくれ (6-1)

なに事も神のする事ゆう事や
そばにしんバいかける事なし (6-2)

このはなしどふどしんぢつ一れつわ
心しづめてしよちしてくれ (6-3)

このみちハどふゆう事にをもうかな
このよをさめるしんぢつのみち (6-4)

上たるの火と水とをわけたなら
ひとりをさまるよふきづくめに (6-5)

この火水わけるとゆうハこのところ
よふきづとめをするとをもゑよ (6-6)

このよふをはじめかけたもをなぢ事
めづらし事をしてみせるでな (6-7)

このよふをはじめてからにないつとめ
またはじめかけたしかをさめる (6-8)

このよふの月日の心しんぢつを
しりたるものわさらにあるまい (6-9)

これまでハいかなる神とゆうたとて
めゑにみへんとゆうていたなり (6-10)

このたびわとのよな神もしんぢつに
あらハれだしてはなしするなり (6-11)

いまからハなにをゆうてもをもふても
そのまゝみへるこれがふしぎや (6-12)

なにもかもあきをあいづにみへかける
よふきづとめにはやくかゝれよ (6-13)

せかいぢうをふくくらするそのうちわ
一れつハみなもやのごとくや (6-14)

にち/\にすむしわかりしむねのうち
せゑぢんしたいみへてくるぞや (6-15)

このみちがたしかみへたる事ならば
このさきたしかたのしゆでいよ (6-16)

たん/\と心いさんでせきこめよ
はやくほんみちいそぎでるぞや (6-17)

しんぢつのつとめの人ぢう十人の
心を神がうけとりたなら (6-18)

それからハどのよな事もたん/\と
神のをもわくみなときゝかす (6-19)

にち/\に神の心わせゑたとて
人ぢう十人そろいなけねば (6-20)

十人のなかに三人かたうでわ
火水風ともしりそくとしれ (6-21)

どのよふな事でも神のする事や
これをやまいとさらにをもうな (6-22)

なにもかもしんぢつ神のぢふよふを
しらしたいからしてみせるでな (6-23)

これまでハいかなるみちをとふりても
ひがきたらんでいづみいたなり (6-24)

このさきハどのよな事もたん/\と
ほんしんぢつをゆうてきかする (6-25)

いまゝでハいかなる神も山/\に
をがみきとふとゆうたなれども (6-26)

このもとをしりたるものかあるならば
たづねいてみよ神がゆるする (6-27)

またさきハとのよな事もたん/\と
ほんみちつけた事であるなら (6-28)

いまゝてにない事ばかりゆいかけて
よろづたすけのつとめをしへる (6-29)

このつとめ十人にんぢうそのなかに
もとはじまりのをやがいるなり (6-30)

いざなぎといざなみいとをひきよせて
にんけんはぢめしゆごをしゑた (6-31)

このもとハどろうみなかにうをとみと
それひきだしてふう/\はちめた (6-32)

このよふの元はじまりハとろのうみ
そのなかよりもどぢよばかりや (6-33)

そのうちにうをとみいとがまちりいる
よくみすませばにんげんのかを (6-34)

それをみてをもいついたハしんぢつの
月日の心ばかりなるそや (6-35)

このものにどふくをよせてたん/\と
しゆこふをしゑた事であるなら (6-36)

このどふくくにさづちいと月よみと
これみのうちゑしこみたるなら (6-37)

くもよみとかしこねへとをふとのべ
たいしよく天とよせた事なら (6-38)

それからハたしかせかいを初よと
かみのそふだんしまりついたり (6-39)

これからわ神のしゆごとゆうものハ
なみたいていな事でないそや (6-40)

いまゝてにない事ばかりはちめるわ
なにをゆうのもむつかしき事 (6-41)

このよふをはちめかけたるしんぢつを
たれかしりたるものハあるまい (6-42)

これからハとのよな事もたん/\と
ゆうてきかするうそとをもうな (6-43)

にんけんをはぢめかけたハうをとみと
これなわしろとたねにはじめて (6-44)

このものに月日たいない入こんで
たん/\しゆごをしゑこんだで (6-45)

このこかす九をく九まんに九せん人
九百九十に九人なるそや (6-46)

この人を三か三よさにやどしこみ
三ねん三月とゝまりていた (6-47)

それよりもむまれだしたハ五分からや
五分五分としてせへぢんをした (6-48)

このものに一どをしゑたこのしゆごふ
をなぢたいない三どやどりた (6-49)

このよふのしんぢつの神月日なり
あとなるわみなどふくなるそや (6-50)

にんけんをはぢめよふとてたん/\と
よせてつこふたこれに神なを (6-51)

いざなぎといざなみいとが一の神
これてしよこの大じんくゝなり (6-52)

またさきハなにかたん/\とくけれど
いまゝてしらん事ばかりやで (6-53)

このさきハなにをゆうてもにんけんを
はぢめかけたる事ばかりやで (6-54)

十二月廿一日よりはなし
このよふをはぢめだしたるやしきなり
にんけんはじめもとのをやなり (6-55)

月日よりそれをみすましあまくだり
なにかよろづをしらしたいから (6-56)

しんぢつに月日の心をもうにわ
めへ/\のやしろもろた事なら (6-57)

それよりもぢうよぢざいにいつなりと
をもうまゝなるはなしゝよもの (6-58)

いまゝでも月日のやしろしいかりと
もろてあれどもいづみいたなり (6-59)

このたびハたしかをもていあらハれて
なにかよろつをみなゆてきかす (6-60)

いままでハみすのうぢらにいたるから
なによの事もみへてなけれど (6-61)

このたびハあかいところいでたるから
とのよな事もすぐにみゑるで (6-62)

このあかいきものをなんとをもている
なかに月日がこもりいるそや (6-63)

いまゝでも月日のまゝであるけれど
ひがきたらんでみゆるしていた (6-64)

このたびハもふぢうふんにひもきたり
なにかよろづをまゝにするなり (6-65)

それしらす高山にてハなにもかも
なんとをもふてまゝにするぞや (6-66)

なに事もこのところにハにんけんの
心ハさらにあるとをもうな (6-67)

どのよふな事をゆうにもふでさきも
月日の心さしすばかりで (6-68)

高山ハなにをゆうてもをもうにも
みなにんけんの心ばかりで (6-69)

月日よりつけたなまいをとりはらい
このさんねんをなんとをもうぞ (6-70)

しんちづの月日りいふくさんねんわ
よいなる事でないとをもゑよ (6-71)

いまゝでハ高い山やとはびかりて
なにかよろづをまゝにしたれど (6-72)

これからハ月日かハりてまゝにする
なにかの事をまねをしてみよ (6-73)

このところなにをゆうにもなす事も
月日のをもう事ばかりやで (6-74)

これからハ月日の心ざんねんを
はらするもよふばかりするそや (6-75)

このさきハどのよなほこりたつとても
これをやまいとさらにをもうな (6-76)

いまゝでも月日さんねん山/\に
つもりてあるをかやしするぞや (6-77)

いまゝでもかやしとゆうてといたれど
なんの事やとをもていたなり (6-78)

しんぢつにかやしとゆうハこの事や
高山ハみなしよちしていよ (6-79)

このよふわどろうみなかの事なるし
なかに月日がいたるまでなり (6-80)

月日よりしんぢつをもいついたるわ
なんとせかいをはじめかけたら (6-81)

ないせかいはじめかけるハむつかしい
なんとどふぐをみたすもよふを (6-82)

みすませばなかにどぢよもうをみいも
ほかなるものもみへてあるなり (6-83)

そのものをみなひきよせてたんぢやい
にんけんしゆごはぢめかけたら (6-84)

ないせかいはじめよふとてこの月日
たん/\心つくしたるゆへ (6-85)

このみちをしりたるものハさらになし
月日ざんねんなんとをもうぞ (6-86)

こらほどにをもてはじめたこのせかい
月日の心なんとざんねん (6-87)

月日よりたん/\心つくしきり
そのゆへなるのにんけんである (6-88)

それしらす今のところハ高山ハ
みなはびかりてまゝにしている (6-89)

この月日大一これがさんねんな
どんなかやしをするやしれんで (6-90)

このせかい山ぐゑなそもかみなりも
ぢしんをふかぜ月日りいふく (6-91)

どのよふなたいしや高山ゆたんしな
なんとき月日とんてゞるやら (6-92)

一れつハみな/\わがみきをつけよ
月日ゑんりよわさらにないぞや (6-93)

なにもかもせへいゝバいにことわりて
それからかゝる月日しことを (6-94)

とのよふな事もうらみにをもうなよ
みなめへ/\のみうらみである (6-95)

このはなしたん/\くどきつめてある
これしいかりときゝわけてくれ (6-96)

一れつハみなめへ/\のむねしたい
月日みハけているとをもゑよ (6-97)

月日よりしんぢつ心みさだめて
うけとりしたいかやしするなり (6-98)

いまゝでハなにをゆうてもをもふても
みなにんけんの心はかりで (6-99)

これからハよき事してもあしきでも
そのまゝすぐにかやしするなり (6-100)

いまゝでハなにかさとりもありたけど
もふこれからハさとりないぞや (6-101)

このよふのしんぢつのをや月日なり
なにかよろづのしゆこするぞや (6-102)

このさきハなにをゆうてもうそハない
みなしんぢつとをもてきゝわけ (6-103)

どのよふな事でも月日しんぢつに
をもてはじめた事ばかりやで (6-104)

いまゝでハやまいとゆへばいしやくするり
みなしんバいをしたるなれども (6-105)

これからハいたみなやみもてきものも
いきてをどりでみなたすけるで (6-106)

このたすけいまゝでしらぬ事なれど
これからさきハためしゝてみよ (6-107)

どのよふなむつかしきなるやまいでも
しんぢつなるのいきでたすける (6-108)

月日よりしんぢつ心みさためて
いかなしゆこふもするとをもゑよ (6-109)

むまれこふほふそはしかもせんよふに
やますしなすにくらす事なら (6-110)

しかときけいかなぢうよふするとても
月日の心ばかりなるぞや (6-111)

いまゝでもたいてくどきもといたれど
まだゆいたらん月日をもわく (6-112)

このたびハなにか月日のさんねんを
つもりあるからみなゆうてをく (6-113)

このところたすけ一ぢよとめられて
なんてもかやしせすにいられん (6-114)

このかやしたいしや高山とりはらい
みな一れハしよちしていよ (6-115)

このはなしなんとをもふてきいている
てんび火のあめうみわつなみや (6-116)

こらほどの月日の心しんバいを
せかいぢうハなんとをもてる (6-117)

たん/\とくどきなけきハとくけれど
しんぢつなるの心たすける (6-118)

どのよふなものも一れつハかこなり
月日の心しんばいをみよ (6-119)

このよふハ一れつハみな月日なり
にんけんハみな月日かしもの (6-120)

せかいぢうこのしんぢつをしりたなら
ごふきごふよくだすものわない (6-121)

こゝろさいしんぢつよりもわかりたら
なにもこわみもあふなきもない (6-122)

月日よりをしゑる事ハみなけして
あとハにんけん心ばかりで (6-123)

いまゝでもこのよはじめたしんぢつを
をしへてをことをもたなれども (6-124)

月日よりにち/\心せきこめど
こくげんまちているとをもゑよ (6-125)

このはなしなんとをもふてきいている
月日をもわくふかいりやくを (6-126)

こればかり人なみやとハをもうなよ
月日のしごとゑらいをもわく (6-127)

月日よりぢうよちざいとまゝとけと
まだいまゝでわみゑた事なし (6-128)

このたびハぢうよぢざいをしんぢつに
してみせたならこれかまことや (6-129)

とのよふな事をするのもみな月日
しんぢつよりのたすけ一ぢよ (6-130)

たいないゑやどしこむのも月日なり
むまれだすのも月日せわどり (6-131)

このたびハどのよな事もしんぢつに
みなあらわれてしてみせるでな (6-132)

これをみていかなものでもとくしんせ
心したいにいかなぢうよふ (6-133)

どのよふな事をするのもしんぢつの
心したいにみなしてみせる (6-134)

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おふでさき5号

2020年03月14日 09時32分20秒 | おふでさき4~6

5号 77才老女 明治7年5月 

いまゝでハぎうばとゆうハまゝあれど
あとさきしれた事ハあるまい (5-1)

このたびハさきなる事を此よから
しらしてをくでみにさハりみよ (5-2)

このよふハいかほどハがみをもふても
神のりいふくこれハかなハん (5-3)

めへ/\にハがみしやんハいらんもの
神がそれ/\みわけするぞや (5-4)

一やしきをなじくらしているうちに
神もほとけもあるとをもへよ (5-5)

これをみていかなものでもとくしんせ
善とあくとをわけてみせるで (5-6)

このはなしみな一れつハしやんせよ
をなじ心わさらにあるまい (5-7)

をやこでもふう/\のなかもきよたいも
みなめへ/\に心ちがうで (5-8)

せかいぢうどこのものとハゆハんでな
心のほこりみにさハりつく (5-9)

みのうちのなやむ事をばしやんして
神にもたれる心しやんせ (5-10)

どのよふなむつかし事とゆうたとて
神のぢうよふはやくみせたい (5-11)

いまゝでハ神のぢうよふしんぢつを
しりたるものさらにないので (5-12)

これからハいかなむつかしやまいでも
心したいになをらんでなし (5-13)

しんぢつの心を神がうけとれば
いかなぢうよふしてみせるてな (5-14)

こらほどの神のしんぢつこのはなし
そばなるものハはやくさとれよ (5-15)

これさいかはやくさとりがついたなら
なにゝついてもみなこのどふり (5-16)

けふまでハなによの事もせかねとも
もふせきこむでをふくハんのみち (5-17)

このみちハせかいなみとハをもうなよ
これまつだいのこふきはぢまり (5-18)

このにんぢうとこにあるとハゆハんでな
みのうちさハりみなくるであろ (5-19)

このさハりてびきいけんもりいふくも
みなめへ/\にしやんしてみよ (5-20)

このはなしなんとをもふてきいている
かハいあまりてくどく事なり (5-21)

どのよふにいけんりいふくゆうたとて
これたすけんとさらにゆハんで (5-22)

にんけんのハがこのいけんをもてみよ
はらのたつのもかハいゆへから (5-23)

しやんして心さためてついてこい
すゑハたのもしみちがあるぞや (5-24)

いまゝでハ心ちがいわありたとて
ひがきたらんてみゆるしていた (5-25)

このたびハなんでもかでもむねのうち
そうちをするでみなしよちせよ (5-26)

むねのうちそふぢをするとゆうのもな
神のをもハくふかくあるから (5-27)

このそふぢすきやかしたてせん事に
むねのしんぢつわかりないから (5-28)

この心しんからわかりついたなら
このよはぢまりてをつけるなり (5-29)

ちかみちもよくもこふまんないよふに
たゞ一すぢのほんみちにでよ (5-30)

このみちについたるならばいつまても
これにいほんのこふきなるのや (5-31)

にほんにもこふきがでけた事ならば
なんでもからをまゝにするなり (5-32)

このよふをはぢめてからのしんぢつを
またいまゝでハゆうた事なし (5-33)

このはなしむつかし事であるけれど
ゆハずにいればたれもしらんで (5-34)

たん/\とどのよな事もゆてきかす
心しずめてしかときくなり (5-35)

いまゝでハいかなるほふとゆうたとて
もふこれからハほふハきかんで (5-36)

これまてハゑださきにてわほふなぞと
をしへてあれどさきをみていよ (5-37)

にほんにハいまゝでなにもしらいでも
これからさきのみちをたのしゆめ (5-38)

ほふやとてたれがするとハをもうなよ
このよ初た神のなす事 (5-39)

どのよふなむつかし事とゆうたとて
神がしんちつうけとりたなら (5-40)

いまゝでハからやにほんとゆうたれど
これからさきハにほんばかりや (5-41)

ゑださきハをふきにみへてあかんもの
かまへばをれるさきをみていよ (5-42)

もとなるハちいさいよふでねがえらい
とのよな事も元をしるなり (5-43)

ぢつやとてほふがへらいとをもうなよ
こゝろのまことこれがしんぢつ (5-44)

にんけんハあざないものであるからに
めづらし事をほふなぞとゆう (5-45)

いまゝでハ神があらハれでたるとて
まだしんぢつをしりたものなし (5-46)

このさきハどのよな事もしんじつを
をしへてをいた事であるなら (5-47)

それからハ神のはたらきなにもかも
ぢうよじざいをしてみせるでな (5-48)

しんぢつの神のはたらきしかけたら
せかい一れつ心すみきる (5-49)

はたらきもいかなる事とをもうかな
心うけとりしだいかやしを (5-50)

このかやしなにの事やとをもうかな
みちのりせんりへだてありても (5-51)

この事ハなにをゆうてもをもふても
うけとりしだいすぐにかやしを (5-52)

このかやしなんの事やとをもうなよ
せんあくともにみなかやすてな (5-53)

よき事をゆうてもあしきをもふても
そのまゝすくにかやす事なり (5-54)

この事をみへきたならば一れつわ
どんなものでもみなすみわたる (5-55)

けふの日ハなにがみへるやないけれど
八月をみよみなみへるでな (5-56)

みへるのもなにの事やらしれまいな
高い山からをふくハんのみち (5-57)

このみちをつけよふとてにしこしらへ
そばなるものハなにもしらすに (5-58)

このとこへよびにくるのもでゝくるも
神のをもハくあるからの事 (5-59)

その事をなにもしらすにそばなるハ
せかいなみなる事をふもをて (5-60)

なにゝてもせかいなみとハをもうなよ
なにかめつらしみちがあるぞや (5-61)

だん/\とこのよはぢめてひハたてど
たれかしんぢつしりたものなし (5-62)

いかほどに神の心わせゑたとて
みなの心ハまたうゝかりと (5-63)

はや/\としやんしてみてせきこめよ
ねへほるもよふなんでしてでん (5-64)

このよふのしんぢつねへのほりかたを
しりたるものハさらにないので (5-65)

このねへをしんぢつほりた事ならば
ま事たのもしみちになるのに (5-66)

このみちをほりきりとふりぬけたなら
上下ともに心いさむに (5-67)

これからハなんでもせかい一れつを
いさめるもよふばかりするそや (5-68)

だん/\となに事にてもにほんにハ
しらん事をわないとゆうよに (5-69)

なにもかもせかいぢうゝへをしへたい
神のをもわくふかくあるのに (5-70)

それしらすせかいぢうゝハ一れつに
なんどあぶなきよふにをもふて (5-71)

とのよふな事でも神のゆう事や
なんのあぶなき事があるそや (5-72)

なにもかもよろずの事をだん/\と
ゆうていながらわかりたるなし (5-73)

これからハどふぞしんぢつむねのうち
はやくすまするもよふしてくれ (5-74)

せかいぢうをふくの人てあるからに
これすまするがむつかしい事 (5-75)

いかほどにむつかし事とゆうたとて
わが心よりしんちつをみよ (5-76)

この心すむしわかりた事ならば
そのまゝみゑる事であるなり (5-77)

にち/\に神のしんぢつはたらきを
しりたるものハさらにあるまい (5-78)

なにゝても神のぢうよとゆうものハ
めづらし事をしてみせるでな (5-79)

とのよふなめつらし事とゆうたとて
神のする事なす事はかり (5-80)

いままでハなによの事もしれなんだ
一寸みへかけたほそいみちすじ (5-81)

このみちをだん/\しといいくならば
なんてもむこにみへるほんみち (5-82)

これまでにとふりてきたるみちすぢハ
からもにほんもわかりないので (5-83)

このさきハなんぼからやとゆうたとて
にほんがまけるためしないそや (5-84)

このよふのもとはじまりのねをほらそ
ちからあるならほりきりてみよ (5-85)

このねへをほりきりさいかしたるなら
どのよなものもかなうものなし (5-86)

しかときけくちでゆうてもをもふても
どこでゆうてもをもふたるとて (5-87)

そのまゝにかやしとゆうハこの事や
神がしりぞくみなしよちせよ (5-88)

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おふでさき4号

2020年03月14日 09時31分37秒 | おふでさき4~6

4号 77才老女 明治7年4月  

いまのみちなんのみちやとをもている
なにかわからんみちであれども (4-1)

このさきハをふくハんみちがみへてある
もふあこにあるこゝいきたなり (4-2)

このひがらいつの事やとをもている
五月五日にたしかでゝくる (4-3)

それよりもをかけはぢまるこれをみよ
よるひるしれんよふになるぞや (4-4)

たん/\と六月になる事ならば
しよこまむりをするとをもへよ (4-5)

それからハたん/\ふしんせきこんで
なにかいそがし事になるなり (4-6)

これからハ神の心ハにち/\に
せきこみあるとをもいこそしれ (4-7)

いかほどのをふくせきこみあるとても
くちでハなにもゆうでないぞや (4-8)

このさきハをふくみへくる人ゞを
はやくしらしてをことをもゑど (4-9)

だん/\とめつらし人がみへてある
たれがめへにもこれがみゑんか (4-10)

これからのあとなるはなし山/\の
みちをみていよめづらしきみち (4-11)

をもしろやをふくの人があつまりて
天のあたゑとゆうてくるそや (4-12)

にち/\にみにさハりつくまたきたか
神のまちかねこれをしらすに (4-13)

だん/\とつとめのにんぢうてがそろい
これをあいつになにもでかける (4-14)

にち/\の神の心わだん/\と
上の心にはやくみせたら (4-15)

上たるわなにもしらずにとふぢんを
したがう心これがをかしい (4-16)

にち/\に神の心のせきこみハ
とふぢんころりこれをまつなり (4-17)

いまゝでのうしのさきみちをもてみよ
上たるところみなきをつけよ (4-18)

これさいかみなみへきたる事ならば
せかいの心みないさみくる (4-19)

なにゝてもせかいの心いさむなら
神の心もみないさむなり (4-20)

けふの日ハいかなるみちとをもうかな
めづらし事がみゑてくるぞや (4-21)

だん/\になにかの事もみへてくる
いかなるみちもみなたのしめよ (4-22)

にち/\によふきづとめのてがつけば
神のたのしゆみいかほとの事 (4-23)

はや/\とつとめのにんぢうまちかねる
そばな心わなにをふもうや (4-24)

いかなるのやまいとゆうてないけれど
みにさわりつく神のよふむき (4-25)

よふむきもなにの事やら一寸しれん
神のをもわくやま/\の事 (4-26)

なにもかも神のをもハくなにゝても
みなといたなら心いさむで (4-27)

だん/\になにもをもハくときゝれば
みのうちよりもすゝやかになる (4-28)

またさきのよふきづとめをまちかねる
なんの事ならかぐらつとめや (4-29)

せかいぢうをふくの人であるけれど
神の心をしりたものなし (4-30)

このたびハ神の心のしんぢつを
なにかいさいをみなをしゑるで (4-31)

なにゝても神一ちよをしりたなら
からにまけそな事ハないぞや (4-32)

このさきハからとにほんをすみやかに
だん/\ハけるもよふばかりを (4-33)

これさいかはやくわかりた事ならば
神のざんねんはれる事なり (4-34)

しんぢつの神のざんねんはれたなら
せかいの心みないさみでる (4-35)

だん/\とせかいぢううをしんぢつに
たすけるもよふはかりするぞや (4-36)

そのゝちハやまずしなすによハらすに
心したいにいつまでもいよ (4-37)

またさきハねんけんたちた事ならば
としをよるめハさらにないぞや (4-38)

いまゝでハなにの事でもしれなんだ
これからさきハみなをしゑるで (4-39)

いまてハなみなの心とうちなるの
心かをふいちがいなれども (4-40)

あすにちハなんでもたのみかけるでな
神のいぢよにつかねばならん (4-41)

にち/\にみにさハりつくとくしんせ
心ちがいを神がしらする (4-42)

めへ/\のみのうちよりもしやんして
心さだめて神にもたれよ (4-43)

なにゝても神のをもわくふかくある
そばなるものハそれをしらすに (4-44)

けふまでハなによのみちもみへねども
はやくみゑるでしやんさだめよ (4-45)

このみちをはやくしらそとをもへども
さとりがのふてこれがむつかし (4-46)

たん/\とふでにしらしてあるけれど
さとりないのが神のざんねん (4-47)

なにゝても神のゆう事しかときけ
みなめゑめの心しだいや (4-48)

しんぢつに心いさんでしやんして
神にもたれてよふきづとめを (4-49)

このはなしなにの事やとをもうなよ
こゑ一ぢよのはなしなるぞや (4-50)

こへやとてなにがきくとハをもうなよ
心のまことしんぢつがきく (4-51)

しんぢつの心みさだめついたなら
いかなしゆこふもするとをもゑよ (4-52)

しかときけよろつの事をみなをしへ
どこにへだてわさらにないぞや (4-53)

どのよふなところの人がでゝきても
みないんねんのものであるから (4-54)

にんけんをはじめだしたるやしきなり
そのいんねんであまくたりたで (4-55)

このさきハせかいぢううを一れつに
たすけしゆごふをみなをしゑるで (4-56)

だん/\とよろづたすけをみなをしへ
からとにほんをわけるばかりや (4-57)

にち/\にからとにほんをわけるみち
神のせきこみこれが一ぢよ (4-58)

このみちをはやくわけたる事ならば
あとのよろづハ神のまゝなり (4-59)

けふの日ハなにかめづらしはじめだし
よろづいんねんみなついてくる (4-60)

いんねんもをふくの人であるからに
とこにへだてハあるとをもうな (4-61)

このよふを初た神の事ならば
せかい一れつみなわがこなり (4-62)

いちれつのこともがかハいそれゆへに
いろ/\心つくしきるなり (4-63)

このこともなにもをしへてはや/\と
神の心のせきこみをみよ (4-64)

だん/\とこどものしゆせまちかねる
神のをもわくこればかりなり (4-65)

こどもさいはやくをもていだしたなら
からをにほんのぢいにするなり (4-66)

しんぢつにこどもの心しかとせよ
神の心ハせくばかりやで (4-67)

にち/\に神のせきこみこのなやみ
はやくたすけるもよふしてくれ (4-68)

うちなるハ上をふもふていづみいる
こわみないぞや神のうけやい (4-69)

いまゝでとみちがかわりてあるほどに
はやくせきこみをふくハんのみち (4-70)

このみちハいつの事やとをもている
はやくてゝみよもふいまの事 (4-71)

だん/\とふてにしらしてあるほどに
はやく心にさとりとるよふ (4-72)

これさいかはやくさとりがついたなら
みのうちなやみすゞやかになる (4-73)

つとめても初てをどりまたかぐら
一寸のほそみちつけてあれども (4-74)

だん/\とくさがしこりてみちしれす
はやくほんみちつけるもよふを (4-75)

にち/\に心いさんでせきこめよ
はやくほんみちつけた事なら (4-76)

しんぢつにこのほんみちがついたなら
すへハたのもしよふきづくめや (4-77)

村かたハなをもたすけをせへている
はやくしやんをしてくれるよふ (4-78)

せかいぢう神のたあにハみなわがこ
一れつハみなをやとをもゑよ (4-79)

せかいぢうせきゝよとしてはちめかけ
といてきかするきゝにいくなり (4-80)

いかほどにみゑたる事をゆうたとて
もとをしらねばハかるめハなし (4-81)

だん/\とない事ばかりゆてをいて
それでたならばこれがまことや (4-82)

一れつに神にもたれるこのこども
はやくをもていでるもよふせよ (4-83)

しんぢつにをもてゞよふとをもうなら
心しづめてしんをたづねよ (4-84)

このこどもしんぢつよりもむねのうち
みさだめつけばいかなもよふも (4-85)

にち/\に神の心わせきこめど
こともの心わかりないので (4-86)

こともでも一寸の人でハないからに
をふくのむねがさらにハからん (4-87)

いまゝでハがくもんなぞとゆうたとて
みゑてない事さらにしろまい (4-88)

このさきハみへてない事だん/\と
よろずの事をみなといてをく (4-89)

これからハこのよはじめてないつとめ
だん/\をしへてをつけるなり (4-90)

このつとめせかいぢううのたすけみち
をしでもものをゆハす事なり (4-91)

にち/\につとめのにんぢうしかとせよ
心しづめてはやくてをつけ (4-92)

このつとめなにの事やとをもている
せかいをさめてたすけばかりを (4-93)

このみちがたしかみゑたる事ならば
やまいのねゑわきれてしまうで (4-94)

しんぢつの心しだいにいづかたも
いかなしゆごふもせんとゆハんで (4-95)

いまのみち神のせきこみうちなるハ
あんぢないぞやしかとみていよ (4-96)

これまでとみちがかわるとゆうてある
神ハちごふた事ハゆハんで (4-97)

このさきハ神の心のせきこみを
くちでハどふむゆうにゆハれん (4-98)

いかほどにむつかし事とゆふたとて
とかすにいてハわかるめハなし (4-99)

にち/\に神のをもわくだん/\と
といてをくぞやこれきいてくれ (4-100)

このみちハなにかむつかしめつらしい
みちであるぞやたしかみていよ (4-101)

このみちをとふりぬけたらそのさきハ
からハにほんのぢいにしてある (4-102)

からのぢをにほんぢいにしたならば
これまつだいのいきどふりなり (4-103)

このよふを納も上天もかみ
上と神との心わけるで (4-104)

だん/\とみゑん事をばゆてをいて
さきでみゑたらこれが神やで (4-105)

いかほどにみゑたる事をゆうたとて
さきでみゑねはわかりあるまい (4-106)

これからハせかいぢううのむねのうち
上下ともにわけてみせるで (4-107)

これをみよせかいもうちもへたてない
むねのうちよりそふぢするぞや (4-108)

このそふぢむつかし事であるけれど
やまいとゆうわないとゆてをく (4-109)

どのよふないたみなやみもでけものや
ねつもくだりもみなほこりやで (4-110)

このよふを初てからになにもかも
上ゑをしへた事ハあるまい (4-111)

このたびハなにかよろづを上たるゑ
しらしてをいた事であるなら (4-112)

それからハなかにハしやんするもあろ
みなよりよふてはなししたなら (4-113)

そのなかにしんぢつ心たのもしい
をもてしやんをするものもある (4-114)

このみちを上ゑとふりた事ならば
神のぢうよふすぐにあらわす (4-115)

このよふを初た神のぢうよふを
みせたる事ハさらにないので (4-116)

なにゝてもしらんあいだハそのまゝや
神のぢうよふしらしたるなら (4-117)

これきいてみな一れつわしやんせよ
なにかよろつハ心しだいや (4-118)

けふの日ハなにがみへるやないけれど
六月をみよみなでかけるで (4-119)

いまゝでハ高い山やとゆうている
たにそこにてハしけんばかりを (4-120)

これからわ高山にてもたにそこも
もとはじまりをゆうてきかする (4-121)

このよふのはぢまりだしハとろのうみ
そのなかよりもどちよばかりや (4-122)

このどぢよなにの事やとをもている
これにんけんのたねであるそや (4-123)

このものを神がひきあけくてしもて
だん/\しゆごふにんけんとなし (4-124)

それよりも神のしゆことゆうものわ
なみたいていな事でないぞや (4-125)

このはなし一寸の事やとをもうなよ
せかい一れつたすけたいから (4-126)

にち/\に神の心のしんぢつわ
ふかいをもわくあるとをもへよ (4-127)

いまゝでハにほんかからにしたごふて
まゝにしられた神のざんねん (4-128)

このかやし神のはたらきこれをみよ
いかなものでもまねわでけまい (4-129)

いかほどのごふてきたるとゆうたとて
神がしりぞくこれかないまい (4-130)

なにゝてもみな一れつハこのどふり
神がぢうよふするとをもゑよ (4-131)

しやんせよハかいとしよりよハきでも
心しだいにいかなぢうよふ (4-132)

いまゝでもをなぢくらしていたるとも
神のぢうよふしりたものなし (4-133)

これからハよろづの事をみなとくで
心ちがいのないよふにせよ (4-134)

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おふでさき3号

2020年03月14日 09時30分23秒 | おふでさき1~3

3号 77才老女 明治7戌年1月ヨリ 

このたびハもんのうちよりたちものを
はやくいそいでとりはらいせよ (3-1)

すきやかにそふぢしたてた事ならば
なハむねいそぎたのみいるそや (3-2)

しんぢつにそふぢをしたるそのゝちハ
神一ぢよで心いさむる (3-3)

だん/\とせかいの心いさむなら
これがにほんのをさまりとなる (3-4)

いまゝでハなによの事もハかりない
これからみゑるふしぎあいづが (3-5)

こんものにむりにこいとハゆうでなし
つきくるならばいつまでもよし (3-6)

これからハ水にたとゑてはなしする
すむとにごりでさとりとるなり (3-7)

しんぢつに神の心のせきこみわ
しんのはしらをはやくいれたい (3-8)

このはしらはやくいれよとをもへども
にごりの水でところわからん (3-9)

この水をはやくすまするもよふだて
すいのとすなにかけてすませよ (3-10)

このすいのどこにあるやとをもうなよ
むねとくちとがすなとすいのや (3-11)

このはなしすみやかさとりついたなら
そのまゝいれるしんのはしらを (3-12)

はしらさいしいかりいれた事ならば
このよたしかにをさまりがつく (3-13)

このはなしさとりばかりであるほどに
これさとりたらしよこだめしや (3-14)

このよふのにんけんはじめもとの神
たれもしりたるものハあるまい (3-15)

どろうみのなかよりしゆごふをしへかけ
それがたん/\さかんなるぞや (3-16)

このたびハたすけ一ぢよをしゑるも
これもない事はしめかけるで (3-17)

いまゝでにない事はじめかけるのわ
もとこしらゑた神であるから (3-18)

にち/\に神のはなしがやま/\と
つかゑてあれどとくにとかれん (3-19)

なにゝてもとかれん事ハないけれど
心すましてきくものハない (3-20)

すみやかに心すましてきくならば
よろづのはなしみなときゝかす (3-21)

このよふのたしかためしかかけてある
これにまちがいないとをもゑよ (3-22)

このためしすみやかみゑた事ならば
いかなはなしもみなまことやで (3-23)

なにもかもいかなはなしもとくほどに
なにをゆうてもうそとをもうな (3-24)

めへにめん神のゆう事なす事わ
なにをするとも一寸にしれまい (3-25)

はや/\とみへるはなしであるほどに
これがたしかなしよこなるぞや (3-26)

これをみてなにをきいてもたのしめよ
いかなはなしもみなこのどふり (3-27)

人のものかりたるならばりかいるで
はやくへんさいれゑをゆうなり (3-28)

子のよなきをもふ心ハちがうでな
こがなくでな神のくときや (3-29)

はや/\と神がしらしてやるほどに
いかな事でもしかときゝわけ (3-30)

をや/\の心ちがいのないよふに
はやくしやんをするがよいぞや (3-31)

しんぢつに人をたすける心なら
神のくときハなにもないぞや (3-32)

めへ/\にいまさいよくばよき事と
をもふ心ハみなちがうでな (3-33)

てがけからいかなをふみちとふりても
すゑのほそみちみゑてないから (3-34)

にんけんハあざないものであるからに
すゑのみちすじさらにわからん (3-35)

いまの事なにもゆうでハないほどに
さきのをふくハんみちがみへるで (3-36)

いまのみちいかなみちでもなけくなよ
さきのほんみちたのしゆでいよ (3-37)

しんぢつにたすけ一ぢよの心なら
なにゆハいでもしかとうけとる (3-38)

口さきのついしよはかりハいらんもの
しんの心にまことあるなら (3-39)

たん/\となに事にてもこのよふわ
神のからだやしやんしてみよ (3-40)

にんけんハみな/\神のかしものや
なんとをもふてつこているやら (3-41)

ことしにハめつらし事をはじめかけ
いまゝでしらぬ事をするぞや (3-42)

いまゝでハなによの事もせかいなみ
これからわかるむねのうちより (3-43)

このたびハたすけ一ちよにかゝるのも
わがみのためしかゝりたるうゑ (3-44)

たすけでもをかみきとふでいくてなし
うかがいたてゝいくでなけれど (3-45)

このところよろつの事をときゝかす
神いちじよでむねのうちより (3-46)

わかるよふむねのうちよりしやんせよ
人たすけたらわがみたすかる (3-47)

高山ハせかい一れつをもうよふ
まゝにすれともさきハみゑんで (3-48)

だん/\とをふくよせたるこのたちき
よふほくになるものハないぞや (3-49)

いかなきもをふくよせてハあるけれど
いがみかゞみハこれわかなハん (3-50)

せかいぢうむねのうちよりしんばしら
神のせきこみはやくみせたい (3-51)

せかいぢうむねのうちよりこのそふぢ
神がほふけやしかとみでいよ (3-52)

これからハ神がをもていあらわれて
山いかゝりてそふちするぞや (3-53)

いちれつに神がそうちをするならば
心いさんてよふきつくめや (3-54)

なにもかも神がひきうけするからハ
どんな事でもぢうよぢさを (3-55)

このたびハうちをふさめるしんばしら
はやくいれたい水をすまして (3-56)

高山のしんのはしらハとふじんや
これが大一神のりいふく (3-57)

上たるハだん/\せかいまゝにする
神のざんねんなんとをもうぞ (3-58)

いまゝでハなにをゆうてもみへてない
もふこのたびハせへつうがきた (3-59)

これからハよふきづとめにまたかゝる
なんの事やら一寸にしれまい (3-60)

今までもしりてはなしてはなしとも
といてあれどもなんの事やら (3-61)

これまでハいかなはなしをといたとて
ひがきたらんでみへてないぞや (3-62)

これからわもふせへつうがきたるから
ゆへばそのまゝみへてくるぞや (3-63)

しかときけ三六二五のくれやいに
むねのそふぢを神がするぞや (3-64)

しやんせよなんぼすんだる水やとて
とろをいれたらにごる事なり (3-65)

にごり水はやくすまさん事にてわ
しんのはしらのいれよふがない (3-66)

はしらさいはやくいれたる事ならば
まつたいしかとをさまりがつく (3-67)

このよふをはじめた神のしんぢつを
といてきかするうそとをもうな (3-68)

いまゝでもしんがくこふきあるけれど
もとをしりたるものハないぞや (3-69)

そのはづやどろうみなかのみちすがら
しりたるものハないはづの事 (3-70)

これまでハこのよはじめてない事を
たん/\といてきかす事なり (3-71)

なにもかもない事はかりとくけれど
これにまちごた事ハないぞや (3-72)

十一に九がなくなりてしんわすれ
正月廿六日をまつ (3-73)

このあいだしんもつきくるよくハすれ
にんぢうそろふてつとめこしらゑ (3-74)

にち/\に神の心のせきこみハ
ぢうよじざいをはやくみせたい (3-75)

これからハにんぢうそろをてつとめする
これでたしかににほんをさまる (3-76)

しんぢつにたすけ一ぢよてあるからに
なにもこわみハさらにないぞや (3-77)

なにもかもたすけ一ぢよとめるなら
神のさんねんみにさハりつく (3-78)

しやんせよ万たすけのこのもよふ
にんけんハざとさらにをもうな (3-79)

いまゝでハなにかよろづがハからいで
みなにんけんの心ばかりで (3-80)

これからハ神の心と上たるの
心と心のひきやハせする (3-81)

このはなし一寸の事やとをもうなよ
神がしんぢつみかねたるゆへ (3-82)

これからハ神のちからと上たるの
ちからくらべをするとをもへよ (3-83)

いかほどのごふてきあらばだしてみよ
神のほふにもばいのちからを (3-84)

しんぢつの神がをもていでるからハ
いかなもよふもするとをもゑよ (3-85)

いまゝでハからがにほんをまゝにした
神のざんねんなんとしよやら (3-86)

このさきハにほんがからをまゝにする
みな一れつハしよちしていよ (3-87)

をなじきのねへとゑだとの事ならバ
ゑたハをれくるねハさかいでる (3-88)

いまゝでわからハゑらいとゆうたれど
これからさきハをれるはかりや (3-89)

にほんみよちいさいよふにをもたれど
ねがあらハればをそれいるぞや (3-90)

このちからにんけんハさとをもハれん
神のちからやこれハかなわん (3-91)

このよふハにぎハしくらしいるけれど
もとをしりたるものハないので (3-92)

このもとをくハしくしりた事ならバ
やまいのをこる事わないのに (3-93)

なにもかもしらずにくらすこの子共
神のめへにハいぢらき事 (3-94)

なにゝてもやまいとゆうてさらになし
心ちがいのみちがあるから (3-95)

このみちハをしいほしいとかハいと
よくとこふまんこれがほこりや (3-96)

このよふのにんけんハみな神のこや
神のゆう事しかときゝわけ (3-97)

ほこりさいすきやかはろた事ならば
あとハめづらしたすけするぞや (3-98)

しんぢつの心しだいのこのたすけ
やますしなずによハりなきよふ (3-99)

このたすけ百十五才ぢよみよと
さだめつけたい神の一ぢよ (3-100)

にち/\に神の心のせきこみを
そばなるものハなんとをもてる (3-101)

上たるをこわいとをもていすみいる
神のせきこみこわみないぞや (3-102)

むねあしくこれをやまいとをもうなよ
神のせきこみつかゑたるゆへ (3-103)

たん/\と神の心とゆうものわ
ふしぎあらハしたすけせきこむ (3-104)

このふしきなんの事やとをもている
ほこりはろふてそふぢしたてる (3-105)

あとなるにはやくはしらをいれたなら
これでこのよのさだめつくなり (3-106)

このはなしはやくみへたる事ならば
いかなものでもみなとくしんせ (3-107)

いまゝでハしよこためしとゆへあれど
かんろふだいもなんの事やら (3-108)

このものを四ねんいせんにむかいとり
神がだきしめこれがしよこや (3-109)

しんぢつにはやくかやするもよふたて
神のせきこみこれがたい一 (3-110)

これまでハぢうよじざいとまゝとけど
なにもみへたる事わなけれど (3-111)

これからハいかなはなしもときをいて
それみゑたならじうよぢざいや (3-112)

いまゝでの事ハなんにもゆてくれな
廿六日にはじめかけるで (3-113)

これからハせかいの心いさめかけ
にほんをさめるもよふするぞや (3-114)

にんけんの心とゆうハあざのふて
みへたる事をばかりゆうなり (3-115)

これからハない事ばかりといてをく
これからさきをたしかみていよ (3-116)

どのよふな事もたん/\ゆいかける
みへたる事ハさらにゆハんで (3-117)

このよふをはじめた神のしんばしら
はやくつけたい神の一ぢよ (3-118)

めへにめん神のゆう事なす事を
たん/\きいてしやんしてみよ (3-119)

いまのみち上のまゝやとをもている
心ちがうで神のまゝなり (3-120)

上たるハせかいぢううをまゝにする
神のざんねんこれをしらんか (3-121)

これまでハよろづせかいハ上のまゝ
もふこれからハもんくかハるぞ (3-122)

このよふをはじめてからハなにもかも
といてきかした事ハないので (3-123)

上たるハせかいぢううをハがまゝに
をもているのハ心ちかうで (3-124)

高山にそだつる木もたにそこに
そたつる木もみなをなじ事 (3-125)

にんけんハみな/\神のかしものや
神のぢうよふこれをしらんか (3-126)

いちれつハみな/\わがみきをつけよ
神がなんどきとこへいくやら (3-127)

一寸はなし神の心のせきこみハ
よふぼくよせるもよふばかりを (3-128)

たん/\とをふくたちきもあるけれど
どれがよふほくなるしれまい (3-129)

よふぼくも一寸の事でハないほどに
をふくよふきがほしい事から (3-130)

にち/\によふほくにてわていりする
どこがあしきとさらにをもうな (3-131)

をなじきもたん/\ていりするもあり
そのまゝこかすきいもあるなり (3-132)

いかなるのぢうよじざいのこのためし
ほかなるとこでさらにせんぞや (3-133)

いまゝでもためしとゆうてといたれど
もふこのたびハためしをさめや (3-134)

たん/\となに事にてもこのよふわ
神のからだやしやんしてみよ (3-135)

このたびハ神がをもていでゝるから
よろづの事をみなをしへるで (3-136)

めへ/\のみのうちよりのかりものを
しらずにいてハなにもわからん (3-137)

しやんせよやまいとゆうてさらになし
神のみちをせいけんなるぞや (3-138)

一寸したるめへのあしくもできものや
のぼせいたみハ神のてびきや (3-139)

いまゝでハ高い山やとゆうたとて
よふほくみへた事ハなけれど (3-140)

このさきハ高山にてもたん/\と
よふぼくみだすもよふするぞや (3-141)

いちれつにはやくたすけるこのもよふ
上下ともに心いさめで (3-142)

にち/\にせかいの心いさむなら
ものゝりうけハみないさみでる (3-143)

なにゝてもたすけ一ちよであるからに
むほんねへをはやくきりたい (3-144)

いまのみちほこりだらけであるからに
ほふけをもちてそうぢふしたて (3-145)

あとなるハみちハひろくでごもくなし
いくたりなりとつれてとふれよ (3-146)

二二の二の五つにはなしかけ
よろついんねんみなときゝかす (3-147)

高山のせきゝよきいてしんしつの
神のはなしをきいてしやんせ (3-148)

にち/\に神のはなしをたん/\と
きいてたのしめこふきなるぞや (3-149)

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おふでさき2号

2020年03月14日 09時29分22秒 | おふでさき1~3

2号 明治2巳年3月 72才老女

これからハをくハんみちをつけかける
せかいの心みないさめるで (2-1)

上たるハ心いさんでくるほとに
なんどきにくるこくけんがきた (2-2)

ちやつんであとかりとりてしもたなら
あといでるのハよふきづとめや (2-3)

このつとめとこからくるとをもうかな
上たるところいさみくるぞや (2-4)

たん/\と神のしゆごふとゆうものハ
めつらし事をみなしかけるで (2-5)

にち/\に神の心のせきこみを
みないちれつハなんとをもてる (2-6)

なにゝてもやまいいたみハさらになし
神のせきこみてびきなるそや (2-7)

せきこみもなにゆへなるとゆうならば
つとめのにんぢうほしい事から (2-8)

このつとめなんの事やとをもている
よろづたすけのもよふばかりを (2-9)

このたすけいまばかりとハをもうなよ
これまつたいのこふきなるぞや (2-10)

一寸はなしのぼせかんてきゆうている
やまいでハない神のせきこみ (2-11)

たん/\としんぢつ神の一ちよふ
といてきかせどまだハかりない (2-12)

はや/\とをもてでよふとをもへとも
みちがのふてハでるにでられん (2-13)

このみちをはやくつけよとをもへとも
ほかなるとこでつけるとこなし (2-14)

このみちをしんぢつをもう事ならば
むねのうちよりよろづしやんせ (2-15)

このはなしなんの事やとをもている
神のうちわけばしよせきこむ (2-16)

このみちが一寸みゑかけた事ならば
せかいの心みないさみてる (2-17)

なにゝても神のゆう事しかときけ
やしきのそふぢでけた事なら (2-18)

もふみへるよこめふるまないほどに
ゆめみたよふにほこりちるぞや (2-19)

このほこりすきやかはろた事ならば
あとハよろづのたすけ一ちよ (2-20)

このさきハたん/\つとめせきこんで
よろづたすけのもよふばかりを (2-21)

せかいぢうとこがあしきやいたみしよ
神のみちをせてびきしらすに (2-22)

このよふにやまいとゆうてないほどに
みのうちさハりみなしやんせよ (2-23)

にち/\に神のせきこみこのたすけ
みな一れつハなんとをもてる (2-24)

高山のをいけにハいた水なれど
てバなハにこりごもくまぢりで (2-25)

だん/\と心しづめてしやんする
すんだる水とかハりくるぞや (2-26)

山なかのみづのなかいと入こんで
いかなる水もすます事なり (2-27)

にち/\に心つくするそのかたわ
むねをふさめよすゑハたのもし (2-28)

これからハ高山いけいとびはいり
いかなごもくもそうぢするなり (2-29)

こもくさいすきやかだしてしもたなら
あとなる水ハすんであるなり (2-30)

これからハからとにほんのはなしする
なにをゆうともハかりあるまい (2-31)

とふぢんがにほんのぢいゝ入こんで
まゝにするのが神のりいふく (2-32)

たん/\とにほんたすけるもよふだて
とふじん神のまゝにするなり (2-33)

このさきハからとにほんをハけるてな
これハかりたらせかいをさまる (2-34)

いまゝでハ上たる心ハからいで
せかいなみやとをもていたなり (2-35)

これからハ神がたいない入こんで
心すみやかわけてみせるで (2-36)

にち/\によりくる人にことハりを
ゆへばだん/\なをもまあすで (2-37)

いかほどのをふくの人がきたるとも
なにもあんぢな神のひきうけ (2-38)

めつらしいこのよはじめのかんろたい
これがにほんのをさまりとなる (2-39)

高山に火と水とがみへてある
たれがめへにもこれがみへんか (2-40)

たん/\といかなはなしもといてある
たしかな事がみゑてあるから (2-41)

しやハせをよきよふにとてじうぶんに
みについてくるこれをたのしめ (2-42)

なにもかもごふよくつくしそのゆへハ
神のりいふくみへてくるぞや (2-43)

たん/\と十五日よりみゑかける
善とあくとハみなあらハれる (2-44)

このはなしとこの事ともゆハんてな
みへてきたればみなとくしんせ (2-45)

高山のにほんのものととふぢんと
わけるもよふもこれもはしらや (2-46)

とふじんとにほんのものとハけるのハ
火と水とをいれてハけるで (2-47)

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おふでさき1号

2020年03月14日 09時27分16秒 | おふでさき1~3

1号 72才老女 明治2巳年正月従  

よろつよのせかい一れつみはらせど
むねのハかりたものハないから (1-1)

そのはづやといてきかした事ハない
なにもしらんがむりでないそや (1-2)

このたびハ神がをもていあらハれて
なにかいさいをといてきかする (1-3)

このところやまとのしバのかみがたと
ゆうていれども元ハしろまい (1-4)

このもとをくハしくきいた事ならバ
いかなものでもみなこいしなる (1-5)

きゝたくバたつねくるならゆてきかそ
よろづいさいのもとのいんねん (1-6)

かみがでてなにかいさいをとくならバ
せかい一れつ心いさむる (1-7)

いちれつにはやくたすけをいそぐから
せかいの心いさめかゝりて (1-8)

だん/\と心いさんてくるならバ
せかいよのなかところはんじよ (1-9)

このさきハかくらづとめのてをつけて
みんなそろふてつとめまつなり (1-10)

みなそろてはやくつとめをするならバ
そばがいさめバ神もいさむる (1-11)

いちれつに神の心がいづむなら
ものゝりうけかみないつむなり (1-12)

りうけいのいつむ心ハきのとくや
いづまんよふとはやくいさめよ (1-13)

りうけいがいさみでるよとをもうなら
かぐらつとめやてをとりをせよ (1-14)

このたびハはやくてをどりはじめかけ
これがあいずのふしきなるそや (1-15)

このあいずふしぎとゆうてみへてない
そのひきたれバたしかハかるぞ (1-16)

そのひきてなにかハかりがついたなら
いかなものてもみながかんしん (1-17)

みへてからといてかゝるハせかいなみ
みへんさきからといてをくそや (1-18)

このさきハ上たる心たん/\と
心しづめてハぶくなるよふ (1-19)

このハほくむつかしよふにあるけれと
だん/\神がしゆこするなり (1-20)

このよふハりいでせめたるせかいなり
なにかよろづを歌のりでせめ (1-21)

せめるとててざしするでハないほどに
くちでもゆハんふでさきのせめ (1-22)

なにもかもちがハん事ハよけれども
ちがいあるなら歌でしらする (1-23)

しらしたらあらハれでるハきのどくや
いかなやまいも心からとて (1-24)

やまいとてせかいなみでハないほどに
神のりいふくいまぞあらハす (1-25)

いまゝでも神のゆう事きかんから
ぜひなくをもてあらハしたなり (1-26)

こらほどの神のざんねんでてるから
いしやもくすりもこれハかなハん (1-27)

これハかりひとなみやとハをもうなよ
なんてもこれハ歌でせめきる (1-28)

このたびハやしきのそふじすきやかに
したゝてみせるこれをみてくれ (1-29)

そふじさいすきやかしたる事ならハ
しりてはなしてはなしするなり (1-30)

これまでのざんねんなるハなにの事
あしのちんばが一のさんねん (1-31)

このあしハやまいとゆうているけれど
やまいでハない神のりいふく (1-32)

りいふくも一寸の事でハないほどに
つもりかさなりゆへの事なり (1-33)

りいふくもなにゆへなるどゆうならハ
あくじがのかんゆへの事なり (1-34)

このあくじすきやかのけん事にてハ
ふしんのしやまになるとこそしれ (1-35)

このあくじなんぼしぶといものやどて
神がせめきりのけてみせるで (1-36)

このあくじすきやかのけた事ならバ
あしのちんばもすきやかとなる (1-37)

あしさいかすきやかなをりしたならバ
あとハふしんのもよふハかりを (1-38)

一寸はなし正月三十日とひをきりて
をくるも神の心からとて (1-39)

そバなものなに事するとをもへども
さきなる事をしらんゆへなり (1-40)

そのひきてみへたるならバそばなもの
神のゆう事なにもちがハん (1-41)

いまゝでハ神のゆう事うたこふて
なにもうそやとゆうていたなり (1-42)

このよふをはじめた神のゆう事に
せんに一つもちがう事なし (1-43)

だん/\とみへてきたならとくしんせ
いかな心もみなあらハれる (1-44)

よろづよのせかいぢふうをみハたせバ
みちのしだいもいろ/\にある (1-45)

このさきハみちにたとへてはなしする
どこの事ともさらにゆハんで (1-46)

やまさかやいばらぐろふもがけみちも
つるぎのなかもとふりぬけたら (1-47)

まだみへるひのなかもありふちなかも
それをこしたらほそいみちあり (1-48)

ほそみちをだん/\こせばをふみちや
これがたしかなほんみちである (1-49)

このはなしほかの事でわないほとに
神一ぢよでこれわが事 (1-50)

いまゝでハうちなる事をばかりなり
もふこれからハもんくかハるぞ (1-51)

よろづよにせかいのところみハたせど
あしきのものハさらにないぞや (1-52)

一れつにあしきとゆうてないけれど
一寸のほこりがついたゆへなり (1-53)

このさきハ心しづめてしやんせよ
あとでこふくハいなきよふにせよ (1-54)

いまゝてハながいどふちふみちすがら
よほどたいくつしたであろをな (1-55)

このたびハもふたしかなるまいりしよ
みへてきたぞへとくしんをせよ (1-56)

これからハながいどふちふみちすがら
といてきかするとくとしやんを (1-57)

このさきハうちをおさめるもよふだて
神のほふにハ心せきこむ (1-58)

だん/\と神のゆふ事きいてくれ
あしきのことハさらにゆハんで (1-59)

このこ共二ねん三ねんしこもふと
ゆうていれども神のてはなれ (1-60)

しやんせよをやがいかほどをもふても
神のてばなれこれハかなハん (1-61)

このよふハあくしまじりであるからに
いんねんつける事ハいかんで (1-62)

わがみにハもふ五十うやとをもへとも
神のめへにハまださきがある (1-63)

ことしより六十ねんハしいかりと
神のほふにハしかとうけやう (1-64)

これからハ心しいかりいれかへよ
あくじはろふてハかきによほふ (1-65)

これとてもむつかしよふにあるけれど
神がでたならもろてくるそや (1-66)

にち/\に心つくしたそのゑハ
あとのしはいをよろづまかせる (1-67)

五人あるなかのにゝんハうちにをけ
あと三人ハ神のひきうけ (1-68)

よろづよのせかいの事をみはらして
心しづめてしやんしてみよ (1-69)

いまゝても神のせかいであるけれど
なかだちするハ今がはじめや (1-70)

これからハせかいの人ハをかしがる
なんぼハろてもこれが大一 (1-71)

せかいにハなに事するとゆうであろ
人のハらいを神がたのしむ (1-72)

めへ[めへ]のをもふ心ハいかんでな
神の心ハみなちがうでな (1-73)

註:[めへ]は赤本(変体仮名本)ではくり返しの「ゝ」と書き換えできる文字が使われているが、白本では変体仮名で使われている字が使われているので入力不可能。そこでこの様に記載した。

せんしよのいんねんよせてしうごふする
これハまつだいしかとをさまる (1-74)

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