本日のヤフーニュースのトップに、
という記事が目に入った。
???? と思って読んだところ、「おいおいおい。まだこんなことを書いているのか!」と思って、コメントを見た。
続々と、反論。反論。反論の嵐である。
私がアメリカ大統領選挙に興味を持ったのは、トランプが勝利という確定されていた州が一夜の間に逆転された情報を得たからである。
このことについて疑問に思った政治系のユーチューバーの方々も多く、様々な意見が飛び交い。
どんどんアメリカでの情報、一般メディアの情報との差が次々と目に飛び込んできた。
そして、裁判所への提訴。そして宣誓証言などなど、どんどん真実が報道された。(日本のメディアは全く報じなかった。)
極めつけは、監視カメラの映像だった。
やはり、うそはばれる。ばれたら、どんな真実を言っても信じてもらえなくなる。と思った。
それから、日本のメディアの報道、さらには首相の言葉が信じられなくなった。
天理教の一番の中心となる人を「真柱」と呼ぶ。その2代目の真柱様が、どんな良い言葉を言っても信じてもらえなければならない。信じてもらうためには、「なるほどの人になれ」と言われた事がある。
この「なるほどの人」という言葉は、おさづけを戴いた時のお書き下げに出てくる。
「一名一人の心に誠一つの理があれば、内々十分睦まじいという一つの理が治まるという。それ世界なるほどという、なるほどの者なるほどの人というは、常に誠一つの理で自由という。」という言葉に出てくる。
天理教では、「八つのほこり」の話で、人間というものは、常に間違いを起こすものと言われている。それも知らず知らずのうちにである。
だから、その間違いを常に正していくことを求められている。
この正すことを怠ると、ほこりはシミとなり、拭いても掃いても取れないものとなるとも教えられる。
世間一般に、「なるほどの人」と聞くと、聖人君主。間違いを起こさない人というイメージがあると思う。
聖職者や教師、また政治家などに常に求められることと思う。
けれども、そうした人々も人間である。とするならば、間違った心も使うのである。当然、誰しも先の事は分からない。間違った予測もするだろう。
問題は、間違った心や行いをした時に、詫びて、修正した新たな一歩を踏み出すかどうかである。
これが出来る人が、「なるほどの人」と言われていると思う。
「八つのほこり」の一番最後は、「こうまん」である。
これは、「知らぬことも知ったかぶりをして通りたい。」「人よりも偉い顔をして通りたい。」「威張って通りたい。」「自分のいう事は是が非でも通したい。」「自分の非は理にして通りたい。」「人のいう事はなるべく打ち消したい。逆らいたいというような心。」すべて、一般の人から「あの人は偉そうにする人」だとか、「あの人は我が強い人」と言われるような、高ぶる心と強情とは、「こうまん」のほこりであります。
と説かれているのである。
この心遣いは、一番最後にあり、親神様はお嫌いなのである。
こうした心を持っていても、これを悪いと思っていない人は、間違ったことをした時に、隠すためにうそをつくようになる。という事である。
天理教の中で、いくつもの不思議を見せて、多くの人を導かれた人々の中には、この天理教の話を聞くまでは、大変な罪を行ってきた人もある。それを教えを聞き、親神様の不思議な働きを感じて、幾多の苦労を乗り越えて、なるほどの人となり、多くの人を導かれたのである。
韓国へ天理教を伝えた「崔 宰漢」という人もその一人である。(この人については道友社から「回生の冒険者」という題でビデオが出ている)
さて、八つのほこりは「おしい・ほしい・にくい・かわいい・うらみ・はらだち・よく・こうまん」と教えられる。
行いではない。行いの元となる心である。どれだけ人から良いように見られる行いをしていても、このほこりの心を元に行いをしていては、誠の行いとは言えない。いずれ困ったことが起こるのである。
だから、大変な事になる前に、詫びて心を入れ替える事を、親神様は求められているのである。
もし、こうした「こうまん」のほこりを行っている人があったならば、その人の行動には注意をする必要がある。
親神様のお話に、「ほこりはよけて通れよ」との言葉もある。
人の心というのは、その人が自ら自覚して、変えたい。変わりたいと思わなければ変わらないのである。
よく、「あの人が変われば良くなるのに」と思う事がある。自分を振り返ればどうだろうか。人から言われて素直に反省できるだろうか。
もし、助言を聞くだけで自分を変える人があるならば、本当に「誠の人、なるほどの人」だと思う。
普通は、自らのほこりの心にも気が付いていないので、言われたら、内容よりも言われた事に腹を立てて、無理やりな理屈をつけて攻撃するだけなので、無理なのである。そうした時にどうするか。
抑え込める力がなければ、よけて、関わらないようにすることも、大切なのである。
そのためには、よける方法も必要であり、もし、悪事を自覚して助かりたいと思う人があれば、手を差し伸べる方法も必要だと思われる。
もし、力があるならば、うそを言う人は追従もするのである。追従とはおべっかである。だから、力のある人には、媚びりへつらうのである。それを利用して納める事も出来るだろう。けれども、常に注意が必要となる。
「いんねんよせて守護する」と言われる。
少し前に、日本にカジノを作るという事から、「ギャンブル依存症」が問題になった。
そして、その依存症から回復できた人が、支援団体を作り、回復の応援をされている。
その方の話の中に、依存症同士の人が、自分の事を話し合い、励ましあって、回復プログラムを進めているとあった。そして、
そのプログラムを進める中に、自分の意思ではどうしようもない事を自覚し、神に願う心を持つようになるという話があった。
まさしく、依存症のいんねんある者がよって、相手を鏡として助かっていく姿だと思った。
私たちは、自分の意思で生れ落ちたように思っている。そうではない。自分の意思をはるかに超えたものによって、その環境に生れ落ちているのである。
その環境を変えるのは、その環境にいるそれぞれである。その変える手立ては、天から親神様が下ろして下さる。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」という話がいつも心にある。
罪悪人に、助かる細い糸を、些細な良い心を受け取って、天からお釈迦様は垂らして下さった。ところが、その糸を自分の汚い心で切ってしまうという話である。
善と悪は、それぞれの心の中にある。
その善と悪とをしっかりと「八つのほこり」で見分けして、自らの行いを決める事が大切だと思う。
今回各元となった、ヤフーニュースとコメントをいかに記録しておく。
これまでは、ニュースのみを記録していたが、ニュースだけでは、記録とならない事が分かり、コメントは画像とする。
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文の最後に、この続きのコメントを張り付ける。 コメント
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配信
トランプ王国の“終わりの始まり”
11月3日が大統領選の投票日だったが、投票の締め切りは州によって異なる。 ニューヨーク州は午後9時。私は感染防止を徹底した車をチャーターしてニューヨーク市内を回り、投票所が閉まるのを確認した。夜の闇の中に煌めく街の灯りを車窓から眺めながら、「私が現場で目撃するのはトランプ王国の存続なのか、それとも“終わりの始まり”なのか……」などと思いを巡らせ、胸の昂ぶりを禁じ得なかった。 今回の大統領選では郵便による期日前投票が大々的に取り入れられた。コロナ禍を受けて急増したもので、その郵便も含めた期日前投票の数は1億を超えた。全米の登録有権者数が約1億5000万人であることを考えると、驚異的な数字と言える。 今回の取材をサポートしてくれた池純一郎氏(コロンビア大学客員研究員)が、私の渡米前に取材したニューヨーク市内各地の期日前投票所でも、あちこちで長蛇の列ができていたという。そうやって事前に多くの人が投票を済ませたせいか、投票日当日のニューヨーク市内の投票所を訪ねても、概ねどこも閑散としており、現場のスタッフがのんびり談笑している風景も見られた。 そして投票が締め切られるとまもなく、東部の州から開票が始まる。
「王」の運命を決める36人
私はホテルの部屋に戻り、池氏と一緒に3大ネットワーク(NBC、CBS、ABC)やCNN、FOXなど有力メディアのニュースをチェックしながら、日本の番組への中継に備えた。 やがて、各メディアがこんな速報を流した。 「フロリダでトランプ氏がバイデン氏を逆転し、僅差で優勢になっているようです」 私は池氏と顔を見合わせて思わず呟いた。 「本当かよ。トランプ、強いな……」 私たちと同じように開票を待っている旧知のワシントン・ポストの記者にメールを送ると、まもなくこんな返信をくれた。 「僕の出身地のジョージアでは両候補が拮抗している。僕の周りで民主党の支持者など見たこともないような土地柄だ。 ジョージアでバイデンが勝つとは思わないけど、拮抗しているのは、今回のトランプがそれほど強くないということかもしれないね」 彼が「ジョージアで勝つとは思わない」と言ったバイデンが、しかし、結果としてジョージアで勝利してしまった。同州で民主党が勝ったのは、1992年のビル・クリントン以来28年ぶりになる。 ちなみにジョージアは、前回紹介した、私にとって古い友人で典型的なトランプ支持者の白人男性、デール・バーク氏が住む州だ。アトランタなどの大都市では民主党が強いが、州全体では明らかに共和党支持層が厚く、代表的な「レッドステイト」(赤い州=共和党を支持する保守的な人々が多い州)とされていた。 そのジョージアで、結果がまったく読めない激戦が続いているというのだ。 「これはかなり混迷しそうだね」 私のぼやきに池氏も頷いた。 フロリダでトランプの逆転勝利が報じられる一方、日付が11月4日に変わった段階で、多くの州で当選確実(当確)情報が出ていた。それらを総合すると、バイデンの獲得人数がトランプのそれを上回ることになりそうだった。 しかし、答えはすぐに出そうにない。このまま先行きが見えず膠着した時間はどれくらい続くのか……。 私は、マザー・ジョーンズ誌ワシントンDC支局のラス・チョーマ記者(トランプの利益相反疑惑に関する報道で2018年の全米雑誌大賞を受賞している)に、状況をどう見るべきか尋ねるメールを送った。彼はすぐに返信をくれた。 「焦点はペンシルベニアとジョージアだ。トランプはこの2つの州で勝たないと、(獲得選挙人の数が)270人に届かない」 「当確」とする票数はメディアごとにいくらか違う。複数の異なる情報がある場合は、少し劣勢と伝えられるトランプが「どれだけ選挙人を獲得しなければ270人に届かないか」を見るのが適切だ。 すると、どのメディアの報道から推測しても、この段階でまだ形勢不明なペンシルベニア(20人)とジョージア(16人)の2大票田を押さえなければ、トランプは敗北してしまうことがわかる。チョーマ記者の言う通りだった。 こうして、「王」の運命は、36人の選挙人を獲得できるかどうかに委ねられたのである。
動揺する“トランプ応援団”メディア
そんなことをぼんやり考えていると、FOXの番組にワシントン・イグザミナー紙の記者が出演して、ペンシルベニアの開票状況の話を始めた。この州はトランプ優勢と伝えられていたが、徐々にバイデンが追い上げているという。 番組のアンカーが顔を曇らせるのがわかった。FOXは以前から、露骨すぎるほどトランプ支持の“応援団”的な姿勢を打ち出している放送局だ。そんな険悪な雰囲気も我関せずという様子で、記者は発言を続けた。 「当日投票の集計が終わり、現在、郵便投票の集計が行われています。その多くはフィラデルフィアなど大都市のものです」 アンカーを始め他の出演者たちはさらに眉をひそめた。動揺の色を隠せない人や、「何だって?」と言いたげな表情になった人もいた。 ペンシルベニアの州都フィラデルフィアには民主党支持者が多い。加えて、民主党は郵便投票を奨励しており、これから開かれる票が圧倒的にバイデンに行くことは明らかだった。 そうなってはたまらないとばかりに、一部のトランプ支持者は、バイデンに傾きつつある流れを阻止するべく行動を起こした。投票日までに届かなかった郵便投票の集計を止めることを求めて、ペンシルベニア州の裁判所に訴えたのだ。 「いつまでの郵便投票なら有効か」は州によってルールが違う。ペンシルベニアは、投票日までの消印があれば投開票日の3日後、つまり11月6日までに届いたものを有効としていた。訴えを起こしたトランプ支持者たちは、これを無効だと主張したのである。 しかし、訴えはすぐに州の最高裁判所によってあっさり却下された。それを受けてペンシルベニア州の州務長官が会見を行い、こう明言した。 「我々はすべての票を集計します。ペンシルベニアの州民の声を一票残らず反映させる必要があるからです」 ああ、これで集計上はトランプの勝利はなくなったな……と思う間もなく、今度はトランプ本人が動いた。11月4日の午前2時過ぎという深夜だったが、彼はホワイトハウスで記者団の前に登場し、「我々は勝った」と言い放ったのである。 しかし、「王」に、いつものはちきれんばかりの笑顔はまったくない。後ろに控えるペンス副大統領も表情を強張らせている。 この発言が、日本では「勝利宣言」などと誤解されて広まったようだが、もちろん、トランプが口にしたのは勝利宣言などではない。彼の主な主張は次の4点だった。 (1)本来なら自分が勝利している (2)しかし選挙で不正が行われ、民主党が票を盗んでいる (3)したがって各州は集計を中止すべきだ (4)自分は裁判で争って勝利する──。 ペンシルベニアで勝てない以上、集計が進めば、遅かれ早かれバイデンが今回の大統領選で勝利を収めることになる。トランプはそれを必死で阻止するべく、大急ぎで会見して一方的に「勝った」と述べただけで、いつも大統領選の勝者が国民に語りかける勝利宣言とはほど遠いものだ(その後、トランプは二度目の会見を行い、ツイートでも見解を述べているが、基本的に最初の主張を外れるものではない)。 これは、結論が出るのに時間はかかるかもしれないが、バイデン勝利に決まったか──と私は考えた。そして実際、そのようになった。
大統領が語った陰謀論とデマ
3日後の11月7日、私はジョン・F・ケネディ空港にいた。正午過ぎ、日本への帰国便に乗り込もうとした直前のタイミングで、バイデンが選挙人270人を獲得したこと(及びトランプの270人獲得が不可能になったこと)が判明した。 ご存じのように、バイデンが獲得した選挙人は最終的に306人と、トランプを大きく上回る。 しかし、これでバイデンが圧勝したとはとても言えない。まして、2021年から発足するであろう政権を安定的に運営できると保証されたわけでもない。
バイデンの悩みの種
州内で投じられた票数がほぼ半々に近い僅差での勝利でも、州の選挙人をすべて獲得できる制度だからだ(実際にそのような州がいくつもある)。米国民からの支持という点では、選挙人の数ほどリードしていたわけではない。投票総数では、トランプも前回を上回る7000万票超を獲得している。 大統領就任後のバイデンにとっては、議会も悩みの種だろう。 今回、大統領選と同時に行われた上下両院議員選挙では、上院で共和党が半数の50議席を確保し、民主党は48議席が確定、残る2議席が年明けの決選投票で決まる。下院は民主党が過半数を制したものの、2年前の中間選挙後と比べて議席を減らしている。 バイデンが勝利したとしても、民主党が勝利したとは言えないのだ。 ただし、皮肉なことに、上下院議員選挙で共和党が議席を増やしたことで、トランプの「選挙で民主党が不正を行った」という陰謀論的な主張が怪しいものになってしまった。 大統領選の投票用紙には、大統領候補だけでなく、上下両院の議員候補、州知事候補の名前が並び、投票者は自分が選びたい人物の名前にチェックを入れていく。トランプが言うように、民主党やその支持者が投票用紙を入れ替える不正行為をしていたのなら、すべての項目で民主党候補の名前にチェックが入り、民主党が優勢になっていたはずだ。 しかし、実際は上下院とも民主党に有利な結果が出ていたわけではない。大統領選だけ不正が行われたことはあり得ない。デマではないか──という風に、トランプの言い分に冷たい目が向けられ始めたのだ。
君は「バイデン大統領」を認めるか?
バイデンが306人獲得したと報じられたことについて、前述のジョージア州在住の古い友人バーク氏(私と同年代でトランプを支持する裕福な白人男性)に再びメールで尋ねてみた。 「仮にバイデンが大統領に就任したら、君は彼を国の指導者として認める?」 かなりセンシティブな問いだったが、紳士的なバーク氏はすぐに返事をくれた。 「中絶を容認するなどの彼の考え方は認めないけど、大統領という米国の制度に対しては敬意を払い、従うよ」 不快かもしれない質問にも誠実に答える彼の友情に感謝しつつ、トランプ支持者の多くが同じ意見でありますように、と私は心から願った。 トランプはバイデンについて「彼はフェイクニュースメディアの中でしか勝ってない」とツイートし(典型的なブーメラン発言としか思えないが)、本稿執筆時点でも敗北を認めていない。政権移行にも言及していない。しばらくはこのような状況が続くだろう。 しかし、ホワイトハウスではクリス・リデル次席補佐官が政権移行業務を担当することが決まった。遅かれ早かれバイデン側の政権移行チームと接触することになるはずだ。 GSA(米国共通役務庁)もバイデンの陣営に政権移行の手続きを始めることを認めた。これによってバイデンは安全保障上の極秘情報の提供も受けられることになり、政権移行に向けた動きを加速できる。 いつ、誰がトランプという虎の首に鈴をつけるのか? その動向の鍵を握るのは、ペンス副大統領と、今回再選されて再び共和党の上院トップである院内総務に就任したミッチ・マコーネル上院議員だと私は見ている。
側近たちの動き
ペンス副大統領は次期大統領候補だと、少なくとも自らは考えている。その状況と自分の将来を考慮して、共和党内部からも批判が出ているトランプの往生際の悪い対応にいつまで付き合うか、側近と密かに議論していると私は想像する。 また、マコーネル議員は、表向きは「大統領には裁判所に訴える法的な権利がある」とトランプ擁護の発言をしているが、仮に「不正が行われた選挙」となると、自らの当選の正当性も疑われる羽目になる。このベテラン政治家も、ある段階でトランプに対し、「そろそろバイデンの勝利を認めたらどうか」と説得を始めるだろう。 それを受けて「王」が退位を認めるか、あるいは徹底抗戦を続けるか、世界は固唾を呑んで見守ることになる。
立岩 陽一郎
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どうぞ親神様・教祖、大難は小難にとお守りください。