今月9日のご本部の神殿奉仕の後、帰りに叔母の所へ久々に寄った。
系統は違うが、教会へ嫁いで叔父である会長を支えてつとめて来た叔母である。
18年ほど前に、叔父が精神を患い、大変な中も家族と共に協力して今日まで来た。
そして叔父も、パッと見は普通と変わらないまでの御守護を頂いての今日である。
このコロナで、叔母は2年半以上おぢばへ帰っていなかった。
この秋の大祭にはぜひとも帰りたい。と言っていた。
一人で車で行くのを叔父は心配していた。
ならば、私は用事で25日から行くが、妻に立ち寄らせるからとして、叔父の了解を得た。
そうしたところ、26日に詰所に泊ってうちの母ともう一人の叔母と3人で兄弟会をしてはという話しになり、それが実現した。
私の節目などには、不思議とおぢばで出会い、色々な助言をもらった叔母たちである。
年を重ねて、様々な希望を言う中、出来る限りそれが叶うようにに心を掛け、27日に無事に教会へ送り届けた。
とても喜んでくれた。
その喜びがとても嬉しかった。
首の手術をしてから、このように世話をする時には必ず妻を同行していたのだが、今回は一人だったので、さすがに疲れた。
しかし、無事に終えられた事、その後大教会の神殿当番も勤められた事。
親神様の御守護に感謝しかない。
・・・・
今月の大教会の大祭で、うちの月次祭は参拝だけで帰られる方と久々に少しだけ言葉を交わした。
うちの10月の大祭に参拝に来られたと思っていたのが、私は行かなかった。と言われた。
娘さんの顔は見たので、「娘と来られたのでは?」と尋ねたが、違うとの事。意味が良く分からなかったのだが、祭典中での事で、それ以上は聞かなかった。
それが大教会の当番の時に、大教会の方から、そのご主人が熱心に参拝をされていた。その奥さんが集中治療室に入っていたそうだよ。と聞かせてもらった。
それで、大教会の大祭の時のご主人の、これまでにない態度にも合点がいったのであった。
うちの大祭に参拝されたのは娘さんとご主人だったのだろう。
この家は、色々な事情や身上を助けて頂いているのだが、ご自身たちでお願いや心定め等をして不思議な御守護を頂いて来ている。
その元は、奥さんの信仰である。
まったく信仰には見向きもしないご主人に隠れて奥さんが、奥さんの親がつとめた通り方を心に、様々な事情の中、教会や大教会へとお願いやお礼にと運ばれた。
それがもう何十年にもなる。
その姿が、ご主人や娘さん方につながっているのである。
親神様は本当に大きな心で、それぞれをお導き下さっている。
教会はあくまでも、親神様の出張場所で、参拝に通う場所である。
夜遅くて教会に入れずとも、外で参拝をする、神様の元へ足を運ぶ。
この心がけが、これまでこの奥さんがつとめて来られた歩み方でもある。
事情無ければ治まらん。
ひながた直せばひながたいらん。
教祖のひながたもそうだが、御守護頂きたいと懸命に通る姿も、後の人たちへのひながたとなる。
ただし、その助けて頂いた理合いは、教えを求めねば分からない。。。