あつたかい ブログ 2

日々思った事、感じた事そして、親神様の御守護を書いて行きたいと思います。

善と悪とを分ける。。。おふでさきより

2020年12月29日 20時58分58秒 | 思った事

私のFacebookとつながっている方には、アメリカ大統領選挙から表に出た中国共産党、さらには世界の事情について、日本では全く報じられない情報を見て、混乱されている方も多いかと思う。

こうした事が発覚する前から、なぜか「うそと追従これ嫌い」と教えられる話を書いて来ている。

報道の中には、正邪の戦いとか、正義と悪との闘いと表現されるものもある。

「おふでさき」の中にも、善悪を分けると出てくるので、それについて書いておく。

まず、検索してみると、

たん/\と十五日よりみゑかける  善とあくとハみなあらハれる ( 2号044)

これをみていかなものでもとくしんせ  善とあくとをわけてみせるで ( 5号006)

このかやしなんの事やとをもうなよ  せんあくともにみなかやすてな ( 5号053)

月日よりみなそれ/\とみさだめて  善とあくとをみハけするぞや ( 8号052)

はたらきもどふゆう事にをもうかな  善とあくとをわけるばかりや (13号040)

の5首が該当した。

 

2号44のお歌の、前後のお歌を列記してみる。(40から47)

高山に火と水とがみへてある
たれがめへにもこれがみへんか (2-40)

たん/\といかなはなしもといてある
たしかな事がみゑてあるから (2-41)

しやハせをよきよふにとてじうぶんに
みについてくるこれをたのしめ (2-42)

なにもかもごふよくつくしそのゆへハ
神のりいふくみへてくるぞや (2-43)

たん/\と十五日よりみゑかける
善とあくとハみなあらハれる (2-44)

このはなしとこの事ともゆハんてな
みへてきたればみなとくしんせ (2-45)

高山のにほんのものととふぢんと
わけるもよふもこれもはしらや (2-46)

とふじんとにほんのものとハけるのハ
火と水とをいれてハけるで (2-47)

 

この一連のお歌に関する註釈を、以下に書き出しておく。

40 上に立つ人々にも親神の守護が分かりかけているのに、人々にはこれが分からんのであるか。
 註  火と水とは、「火と水とは一の神」と教えられているように、親神様の御守護を意味し、又、特に親神様の絶大なお力を現実にお現し下さるを言う。火とは燈火も火、体温も火、火災も火である。水とは飲用水も水、雨も水、身体の水気も水、つなみも水である。

41 今までにも種々と将来の事を説き諭してあるが、それは親神の方には何も彼も将来の事がよく分かっているからである。

42 人々が皆幸せよいようにと、親神の方では十分心を配っているのであるから、心を正しくし親神の意に従う者は幸せを我が身につける事が出来る。それを楽しみに暮らすよう。

43 何かにつけて親神の教を守らず、私利私欲を逞(たくま)しゅうした者には、必ず親神の立腹が現れて苦しまねばならぬ。

44 だんだんと十五日から、如何な事も現れて来るであろう。善は善、悪は悪、と親神の鮮かな仕分けが目に見えて来る程に。

45 今まで述べたこの諭しは、別にだれの事とも明示はせんが、何れ早晩現れるであろうから、その時になれば合点出来る。
 註 以上三首に関連する史料としては、明治五年大和国東若井村の松尾市兵衛の話が伝えられている。市兵衛はお道に非常に熱心で、立教当初は高弟の一人として教の取次に尽すいしていたが理くつっぽくて気の強い人であったから、肝心自分の事になると親神様のお諭しを素直にそのまま受け容れる事が出来なかったので、親神様からお手入れを頂いていたその長男は盆の十五日に迎え取りになった。

46 上層におって指導している人々の中で、親神の真意を悟り心の澄み切った者と、人間のちえや力に迷って、未だ親神の教を知らない者とを分けるのも、このかんろだいの霊徳によってする事である。

47 未だ親神の教を知らない者と、親神の真意を悟った者とを分けるのは、親神の絶大な力を現してする事である。
 註 にほんとは、創造期に親神様がこの世人間をお創めになったぢばのある所、従ってこの度先ずこの教をお説き下さるところ、世界たすけの親里のあるところを言い、
 からとは、創造期に人間が渡って行ったところ、従ってこの度この教の次に普及さるべきところを言う。従って、
 にほんのものとは、最初に親神様に生み下ろされたる者、従って、この度この教を先ず聞かして頂く者、親神様の真意を悟った者を言い、
 とふじんとは、つづいて生み下ろされた者、従って、この度次にこの教を説き聞かして頂く者、未だ親神様の教を知らぬ者をいう。
 にほんとからに関する一れんのお歌は「おふでさき」御執筆当時、科学技術を輸入するに急なあまり、文明の物質面にのみげん惑されて、文明本来の生命である人類愛共存共栄の精神を理解しようともせず、ひたすら物質主義、利己主義の人間思案に流れていた当時の人々に厳しく御警告になって、早く親神様の真意を悟りたすけ一条の精神に目ざめよ、と御激励になったお歌である。
 即ち、親神様のお目からごらんになると世界一列の人間は皆可愛いい子供であって、親神様の真意を知るも知らぬも、先に教を受ける者も次に教を受ける者も、その間に何の分け隔てもなく、究極に於て、一列人間を皆同様に救けたいというのが親心であるから、親神様は一列の心が澄切って一列兄弟の真実にめざめ、互い立て合い扶け合いの心を定めて朗らかに和やかに陽気ぐらしをする日を、一日も早くとお急き込み下されている。
(第十号五五、五六註、第十二号七註参照。火と水については本号四〇註参照)

 

とある。註釈の47の註に、世界の上で善と悪とを分ける意味合いが示されているように思われる。

まだまだ、親神様の思し召しを知らない人々は多いのであるが、親神様の思し召しを知った者は、世界の上に起こる姿をしっかりと見て、親神様の働き、存在を自覚せよと言われているように思う。

その他の「おふでさき」については、後日にしたいと思う。

 

親神様、教祖、どうぞ大難は小難にとお守りください。

 

 

 

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