優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

許すということ

2010-08-10 20:06:56 | レビュー
わざとじゃなくて、そんなつもりじゃなくて、人を傷つけてしまうこと、誰にでもあると思います。
私も、あります。

友人に、ついきつい言葉を投げかけてしまったり、子どもを叱りすぎてしまったり。
自分の感情が抑えられなくて、叩いてしまったり、不注意で怪我をさせてしまったこともあります。

過ちは、人間ならば誰にでもあること。

わかっているけれど、でも、それを許せないときがある。

許してもらえないほうもつらいけど、どうしても許すことが出来ないほうもつらい。
だって、許せないというのは、怒りや悲しみの感情にとらわれていることだから。

まして、それが命にかかわることだったら、どうしたらいいのでしょう。


さだまさしさんの歌に「償い」という曲があります。

仕事帰りの雨の夜、誤って人を轢いてしまった人がいました。
彼は、その日、とても疲れていたのです。まして、雨の夜。

でも、そんなことはいい訳にはなりません。
被害者の奥さんにとってみれば、その人は「人殺し」でしかありません。

その人は、その日から人が変わりました。
何もかも忘れ、働いて、働いて・・・。
被害者の奥さんに仕送りをするために。
償いきれるわけではないが、せめてもの気持ちとして。

そして、時が経ち、被害者の奥さんもいつの日か頑なになっていた心が解け、その人を許します。
もう、自分の人生を取り戻して欲しいと。

過ちを過ちとして認め合えたとき、許せたときはじめて人の心は自由になるのではないでしょうか。

「償い」は昭和57年のアルバム「夢の轍」の収録曲です。
20代のはじめのころに聞いて、とても心に残っていた曲です。

この「償い」を原案とした映画映画『星に願いを-償い-』が製作されることになりました。

このプロジェクトは、さだまさしさん公認で、皆さんに映画製作協力券(5000円)を購入していただき作り上げていく映画です。

映画制作協力券を購入していただいた方には、下記の特典があります。
・映画鑑賞券2枚1組をプレゼント
・本映画のエンドロールにお名前(法人名)を記載致します。
・抽選で、撮影現場見学会、完成試写会へのご招待

映画公式サイトはこちら
http://tsugunai.net/