2012年12月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:3240ページナイス数:134ナイス食べても太らない! 「糖質ゼロ」の健康法 (新書y)の感想「糖質制限食」で打ち破られた栄養の常識が、またまた破壊された。江部先生は、「朝食を抜いてもよし」と言っておられるが、釜池先生は「一日一食が理想」と言う。糖質制限食と糖質ゼロ食は似て非なるものと思える。 「なぜ空腹を感じるか。(朝食で)糖質を摂取するからだ。」とは、まさに逆転の発想(?)読了日:12月26日 著者:釜池 豊秋
糖質制限 完全ガイド (宝島SUGOI文庫)の感想糖質制限食をやってみたい、理屈は簡単でいいから、やり方をまず知りたい。食べていいもの、けないものを知りたい。レシピも少し欲しいという方向き。(料理の得意な方はレシピ集から入るのもありだと思うが、私はあまり得意ではないので、レシピがどっさり載っていると挫折するので)糖質制限食の基本は、主食を抜く、ということだから、まずそこからやってみるのが近道だと思う。読了日:12月22日 著者:江部 康二,大柳 珠美
「糖質オフ! 」健康法(仮) (PHP文庫)の感想糖質オフ健康法は、まさにコロンブスの卵だ。 生活習慣病がふえているのは、食の欧米化が原因だと思っていた。ごはんを中心に、野菜と魚を食べる日本食が身体にいいのだと。しかし、江部先生は、「糖質制限食こそ、人類本来の食事だ」という。人類が生まれて700年。農耕が始まって1万年。糖質を頻繁に摂取するようになったのは、人類の歴史ではまだ最近なのだ。その他にも、一日2食でもいい、夜遅い夕食でもOK、など今までの食の常識が覆されることがいっぱい。何をやっても痩せられない人、なんとなく不調が続く人、ご一読を。読了日:12月22日 著者:江部 康二
ちはやふるオフィシャルファンブック (KCデラックス)読了日:12月19日 著者:
ちはやふる(19) (BE LOVE KC)読了日:12月19日 著者:末次 由紀
小説 ちはやふる 中学生編(2) (KCデラックス)の感想「かるたの神様はきっとじいちゃんの形しとる」とまで思うほど尊敬し慕っていた祖父が脳溢血で倒れ、次第に痴呆が進みかるただけでなく新たのことまでわからなくなってしまう。その現実が受け入れられずに悩む新。介護でかるたの練習時間さえ取れない。そんな新を懸命に支える由宇。 漫画では、かるたに復帰した新がしのぶとの緊迫の試合中でもリラックスして「調子狂うわ、このニコニコめがね」といわれるほどの精神的に強い場面があったが、こうやって乗り越えて、かるたも心も成長したのだなということが丁寧に描かれていた。読了日:12月19日 著者:時海 結以
仏果を得ずの感想しをんさんは2冊目。「船を編む」と違って、初めはぼちぼち読むかな、といった感じだったのだが、読み進むうちのめり込み、結局1日で読んでしまった。読了日:12月17日 著者:三浦 しをん
空飛ぶ広報室の感想読みながら、何度も目頭が熱くなりました。歳のせい?と思ったけれど、他の方の感想を読んでも皆さん結構泣いていらっしゃったようですね。私は仙台在住なので、「あの日の松島」は多賀城駐屯地のことを思い浮かべて胸が痛みました。仙台市は、苦竹にも駐屯地があるので、普段でも陸自の車両をみることは珍しくありませんが、震災後1年くらいは本当に「災害支援」の車両を頻繁に見たものです。自衛隊に限らず公務員への世間の風当たりは厳しいものですが、”同じ人間なんだ”ということをわかってもらえたら嬉しいかな、と思いました。読了日:12月15日 著者:有川 浩
舟を編むの感想予想通り、手元に来てから24時間以内に読了。文句なく面白かった。こういう、物事に打ち込む人たちの話が好まれるというのは、日本もまだ捨てたものじゃないなと安心。ちゃらい感じだった西岡も、辞書編集部になじめなかったみどりも、馬締に触発されて変わっていくところが好もしい。登場人物が良い人ばかりで、馬締のような真面目な人の周りはこういういい人ばかりが集まるのか、現実はそうじゃないのかもしれないが、そうあって欲しいと思った。香具矢はもちろん素敵だけれど、同じ女性としては、佐々木さんが渋くていい味を出していたと思う。読了日:12月14日 著者:三浦 しをん
旬のスケッチブック (角川文庫)の感想毎月ひとつの旬のものをあげて、それにまつわるエッセイ、旬の短歌、お母さんの一言が載せられている。野菜がほとんどだが、「落ち葉」なんていうものもあって感心させられる。それと、俵さんが意外(失礼!)にもお料理上手であることも本書で発見。薄いし、気軽に読める一冊。読了日:12月11日 著者:俵 万智
旅する女人 (文春文庫)の感想本棚から久しぶりに取り出して読んだ本。永井路子さんも久しぶり。持統天皇、菅原孝標の女、巴御前、二条、沓掛なか子の旅を取り上げている。永井さんは彼女たちの足跡をたどるが、時間の流れは道も地形も変えていく。その中で観光スポットや史跡ではない、川の流れや山の緑、自然のあり方にそのときを偲んでいる。点の旅ではない、こういう線の旅をしてみたいものだと思うが、なかなか実行できていない。いつか、この本や「茜さす」を持って飛鳥の地を旅してみたい、という見果てぬ夢…。読了日:12月11日 著者:永井 路子
かすみ草のおねえさん (文春文庫)の感想俵万智さんにかかると、世の中の当たり前の風景やできごとがこんなにも美しく見えてしまうんですね。27歳から31歳までの出来事を踏まえたエッセイ。同い年なのに、ずいぶん違う世界を生きているんだなぁと改めて思う。最近のエッセイを探して読んでみたい。短歌は好きだけれど、それだけだとどうしても読めない。(せっかちなので、詩とか短いものは苦手)歌物語とかこういうエッセイに短歌がはさんであると読みやすく味わいやすい。読了日:12月8日 著者:俵 万智
トリアングル (中公文庫)の感想予想通り一気読み。こんなに前のめりになって小説を読んだのは久しぶり。不倫とか、二股の恋愛とか、年下の恋人とか、出てくる設定は全部知らない世界のことばかり。だからって、それが羨ましいとか、そんな風に生きてみたかったとか言うことではないのだが。文章も肌なじみが良く、するすると入ってくるし、所々に挿入されている短歌がいいアクセントになっている。短歌が好きだし、とにかくこういう文章が好きなのだなぁと思った。しかし、結構若い人だと思いこんでいたのに、自分と同い年だとは…。読了日:12月1日 著者:俵 万智
あたらしい「源氏物語」の教科書の感想ところどころ読み飛ばしてしまったが、とりあえず読了。 桐壺更衣が弱い女ではなく意欲的に宮中に乗り込んだ、とか確かに今までの説とは違う視点があったが、「あたらしい」と銘打つほどの内容だったか疑問。期待先行だったせいかもしれないが。読みやすく、入門書としてはいいかもしれない。読了日:12月1日 著者:堀江 宏樹,藤野 美奈子
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